Make Me A Star
『Make Me A Star』(メイク・ミー・ア・スター)は、THE SQUARE3作目のアルバム。
『Make Me A Star』 | ||||
---|---|---|---|---|
THE SQUARE の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
CBS・ソニー信濃町スタジオ 1979年3月 - 4月 | |||
ジャンル | フュージョン | |||
レーベル | CBS・ソニー | |||
プロデュース | 伊藤八十八 | |||
THE SQUARE アルバム 年表 | ||||
| ||||
『Make Me A Star』収録のシングル | ||||
|
解説
編集スクェア3枚目のアルバム。
全7曲入。当時のジャズ・シーンではフュージョン・ブームの最中であり、このアルバムも前2作同様ジャズの1ヴァリエーションとしてのフュージョン・ミュージックを展開。
当時の日本のジャズ界では渡辺貞夫がフュージョンシーンで圧倒的な人気を博し、その後をギタリストの渡辺香津美が追い、デビュー1年目のスクェアが若手フュージョングループとしてジャズファンから人気を集めるという構図であった。
前作『Midnight Lover』までのメンバー・ギタリストの御厨裕二が退団、7人組から6人組になっている。全曲をリーダーの安藤正容が作曲。
2曲目の表題曲『MAKE ME A STAR』は、ソニーの音声多重カラーテレビ、「ステレオトリニトロン」のCMに起用。同日発売でシングル・カットされた。
4曲目「STIFF NAILS」はライヴのオープニングで屡々演奏。
7曲目「TEXAS KID」は初期スクェアの代表楽曲で、カントリー・ミュージックの影響が見られる。
このアルバムを最後にキーボーディストの宮城純子とドラマーのマイケル河合が退団、後任のキーボーディストに久米大作、ドラマーに青山純が加入。また、リーダーでギタリストの安藤正容とサクソフォーンとリリコンを担当する伊東毅(現・伊東たけし)、パーカッショニストの仙波清彦は本作まで本名で活動していたが、次作『Rockoon』からは芸名(名前を漢字から平仮名表記にした)で活動する(なお仙波清彦は『セんバきヨひコ』と改名するが後に再び改名して2021年現在は本名で活動)。
収録曲
編集全曲作曲:安藤正容
- MR.COCO'S ONE
- MAKE ME A STAR
- LIFE IS A MUSIC
- STIFF NAILS
- LOVE FOREVER
- I WILL SING A LULLABY
- TEXAS KID
外部リンク
編集- Sony Music Shop『Make Me A Star』CD - ウェイバックマシン(2004年5月16日アーカイブ分)
- Sony Music Shop『Make Me A Star』スーパーオーディオCD - ウェイバックマシン(2003年11月9日アーカイブ分)
CDのサイトでは『Make Me A Star』に収録されている全9曲の一部分を30秒間試聴できる。