ムウェル湖(ムウェルこ、フランス語: Lac Moero英語: Lake Mweru)は、アフリカザンビアルアプラ州コンゴ民主共和国境界にあるである。タンガニーカ湖南端から150km西にある。北東から南西までの長さは96km、南東から北西までの幅45kmの長方形に近い形をしている。面積は4,920km2海抜は917mである。ムウェルとはバントゥー語群の一部で「湖」を指す語のひとつである。

ムウェル湖

ムウェル湖南西部
所在地 ザンビアの旗 ザンビア コンゴ民主共和国
面積 5,120 km2
周囲長 436 km
最大水深 27 m
平均水深 7.5 m
貯水量 38.2 km3
水面の標高 917 m
成因 構造湖
プロジェクト 地形
テンプレートを表示

ルアプラ川英語版バングウェル湖から湖の南部に流入し、東からはカルングウィシ川英語版が流入する。北部からルヴア川英語版がコンゴ方面へ流出する。また、ムウェル湖の東側にはムウェル・ワンティパ湖英語版という湖がある。

沿岸にはンチェレンゲをはじめとする多くの漁村が点在している。ンチェレンゲは2つの大きな島であるキルワ島英語版イソクウェ島英語版への入り口となっている。湖の一帯はイエケ族の勢力圏で19世紀頃にはアラブスワヒリ商人たちに知られていた。1987年にンチェレンゲへの舗装道路が完成することにより沿岸の人口は増加している。住民の多くはムウェル湖の水産資源を利用している。

外部リンク

編集

座標: 南緯9度10分00秒 東経28度30分00秒 / 南緯9.1666666666667度 東経28.5度 / -9.1666666666667; 28.5