ムアンシンブリー郡
座標: 北緯14度53分18秒 東経100度24分17秒 / 北緯14.88833度 東経100.40472度
ムアンシンブリー郡(ムアンシンブリーぐん)はタイ中部・シンブリー県の郡(アムプー)である。同県の県庁所在地(ムアン)でもある。
ムアンシンブリー郡 | |
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ムアンシンブリー郡の位置 | |
情報 | |
タイ語名 | อำเภอเมืองสิงห์บุรี |
県 | シンブリー県 |
地理番号 | 1701 |
郵便番号 | 16000 |
統計 | |
面積 | 112.4 km2 |
人口 | 58,044 人 (2000年) |
人口密度 | 516.4 人/km2 |
行政 |
名前
編集シンブリーとは「獅子の街」という意味である。
歴史
編集シンブリーは元々、アユタヤ王朝の初期に北の防衛地点として設置された[1]。アユタヤ王朝の初代王、ラーマーティボーディー1世は、ムアンシン(シンブリー)をムアンルークルワン(第一級国)にした。
しかし、時代は下りトライローカナート王時代になると防衛拠点としての重要性は薄れ、第四級国に格下げされた。トンブリー王朝時代はタークシン王に帰順した。
1895年ラーマ5世(チュラーロンコーン)はモントン制を導入、ムアンシンはモントン・クルンカオに編入された。1901年、ムアンシンはバーンプッサー郡の名の下、郡として成立。1938年、県の名前と県庁所在地を同じ名前で呼ぶというポリシーにより、バーンプッサー郡はムアンシンブリー郡となった。
地理
編集チャオプラヤー川の形成した平地にあり、市内の重要な水源はチャオプラヤー川である。
国道32号線が南北延びており、北にパユハキーリー方面、南にアーントーン方面と通じている。国道311号線が北から市内を通って東に延びており北にチャイナート、東にロッブリー方面と通じている。また南に309号線が延びており、アーントーン方面に通じている。
経済
編集郡内の主要な産業は農業で、主要な作物はコメである。
行政区分
編集市は8つのタムボンに分かれる。自治体(テーサバーン)があり以下のようになっている。
- テーサバーンムアン・シンブリー・・・タムボン・バーンプッサーの全体とタムボン・バーンマン、ムワンムー、トンポー、バーンクラブーの一部。
また郡内には7つのタムボン行政体(オンカーンボーリハーンスワンタムボン)がある。
- タムボン・バーンプッサー・・・ตำบลบางพุทรา
- タムボン・バーンマン・・・ตำบลบางมัญ
- タムボン・ポークルワム・・・ตำบลโพกรวม
- タムボン・ムアンムー・・・ตำบลม่วงหมู่
- タムボン・フワパイ・・・ตำบลหัวไผ่
- タムボン・トンポー・・・ตำบลต้นโพธิ์
- タムボン・チャックシー・・・ตำบลจักรสีห์
- タムボン・バーンクラブー・・・ตำบลบางกระบือ
脚注
編集- ^ 石井米雄・吉川利治『タイの事典』同朋舎、1993年、p.163 ISBN 9784810408539