ミリオン・ドリームズ
『ミリオン・ドリームズ』は宝塚歌劇団の舞台作品。
1993年、宝塚大劇場と1999年、全国ツアーは月組[1][2][3]、1994年、ロンドンは全組から選抜による[4]公演。1993年、宝塚、1994年、ロンドン公演、1999年、全国ツアーの形式名は「グランド・ショー[1][5][3]」。1993年、宝塚における本公演と1999年、全国ツアーは24場[1][3]。作・演出は三木章雄[1][5][3]。
併演作品は1993年宝塚・本公演[1]と1994年[6]が『花扇抄 -花姿恋錦絵-』と『扉のこちら』、1999年[3]が『うたかたの恋』。
公演期間と公演場所
編集- 1993年9月17日 - 10月25日(新人公演:10月5日) 宝塚大劇場[1][2]
- (東京宝塚劇場公演はない)
- 1994年7月11日 - 7月23日 ロンドン・コロシアム劇場(ロンドン公演)[4]
- 1999年3月18日 - 4月4日 全国ツアー[3]
1999年・全国ツアーの日程
編集解説
編集※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演[7]参考。
暗闇の中に無限のリズムが響く時、新しいビートが新しいスターを生み出す。百万のリズムが息づき、輝き始めるステージ。百万の夢が、ある時は美しく、またある時は激しく、ジャズ、ラテン、ロックのリズムに乗って躍動する。
スタッフ
編集※氏名の後ろに「宝塚[1]」「ロンドン[5]」「全国[8]」の文字がなければ全公演共通。
- 作曲・編曲:寺田瀧雄/吉田優子/高橋城
- 編曲:西村耕次
- 音楽指揮:佐々田愛一郎(宝塚)、寺田瀧雄(ロンドン)
- 録音音楽指揮:佐々田愛一郎(全国)
- 振付:羽山紀代美/朱里みさを(宝塚・ロンドン)/名倉加代子/謝珠栄/御織ゆみ乃(全国)/若央りさ(全国)
- 装置:大橋泰弘
- 衣装:任田幾英
- 照明:勝柴次朗(宝塚・ロンドン)、今西正行(全国)
- 音響:加門清邦(宝塚・ロンドン)
- 小道具:万波一重
- 効果:川ノ上智洋(宝塚・ロンドン)、木多美生(全国)
- 演出補:石田昌也(宝塚・ロンドン)
- 演出助手:木村信司/加藤誠(宝塚)/丹波俊輔(宝塚)
- 装置補:新宮有紀(宝塚・ロンドン)
- 装置助手:國包洋子(全国)
- 衣装補:有村淳(宝塚・ロンドン)、河底美由紀(全国)
- 舞台進行:恵見和弘(宝塚)、表原渉(全国)
- 舞台美術製作:株式会社 宝塚舞台(全国)
- 録音演奏:宝塚管弦楽団(全国)
- 制作:佐分孝(宝塚)、久保孝満(全国)
主な配役
編集1993年・宝塚
編集本公演
編集- 紳士S、若者、シンガー、ピグマリオン、ドリームスター - 天海祐希[1]
- 淑女S、キッズ女S、娘、ドリームスター - 麻乃佳世[1]
- 紳士、キッズ男A、ダンサー男A、ドリームダンサー女S、歌手 - 若央りさ[1]
- 紳士、プレイボーイ、ドリームダンサー男S、歌手 - 久世星佳[1]
- 紳士、ダンサー男A、ダークドールA、ドリームダンサー男A、歌手 - 真琴つばさ[1]
- 司会者 - 邦なつき[1]
- エレガントガイ - 葵美哉[1]/旭麻里[1]/幸風イレネ[1]
- 淑女、音符の精A、エレガントレディ - 舞希彩[1]
- 紳士、ダンサー男A、歌手 - 姿月あさと[1]
- 紳士、ダンサー男A、ピグマリオン - 汐風幸[1]
- 淑女、歌う姫、フランス人形S、ダンサー女A - 風花舞[1]
新人公演
編集- 紳士S、レッドベレー、恋人、ピグマリオン、スターS - 姿月あさと[2]
- 淑女S、キッズ女、恋人、スター女 - 風花舞[2]
- 紳士、芸術家、プレイボーイ、ダンサー男 - 汐風幸[2]
- キッズ男 - 卯城薫[2]
- 司会者 - 木南あづさ[2]
- 紳士、ダークドールA、ダンサー男 - 樹里咲穂[2]
- 紳士、ピグマリオン(子供) - 彩輝直[2]
- 紳士、シンガー - 成瀬こうき[2]
1994年・ロンドン
編集- 踊る紳士S、トロピカル・ダンディ、パッショーネ男S、歌手男、ピグマリオン、ファイナルダンサーS、パレードの男 - 安寿ミラ[5]
- 歌う紳士S、レッドベレーS、ダークドールA、ファイナルダンサー - 真琴つばさ[5]
- 歌う紳士、ピアニスト、レッドベレー、パッショーネ男歌手、ファイナルダンサー - 香寿たつき[5]
- 踊る淑女S、トロピカル・ガールA、歌手女 - 月影瞳[5]
- 踊る淑女、音符の精A、キッズ女S、フランス人形S - 風花舞[5]
- レッドベレー、パッショーネ男A、ピグマリオン・子供、ドリームダンサー歌手 - 和央ようか[5]
1999年・全国
編集- 歌う紳士S、踊るスター・男、レッド・ベレーS、トリステーザ男、パッショーネ男S、歌手・男S、ピグマリオン、ドリーム・スター男S、パレードの男S - 真琴つばさ[9]
- 踊るスター・女、トリステーザ女、歌手・女S、ドリーム・スター女S、パレードの女S - 檀れい[9]
- 踊る紳士S、エクレール・プランS、ダークドールA、ドリーム・ダンサー男A、ドリーム・スター男A、パレードの男・歌手 - 大和悠河[9]
- 踊る紳士A、シンガー男A、パッショーネ男A、ドリーム・ダンサー男S、パレードの歌手 - 汐美真帆[9]
- 踊る淑女A、キッズ女S、パッショーネ歌手、ドリーム・シンガー、エトワール - 千紘れいか[9]
脚注
編集- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t 80年史 1994, p. 361.
- ^ a b c d e f g h i j 80年史 1994, p. 364.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n 90年史 2004, p. 104.
- ^ a b 90年史 2004, p. 33.
- ^ a b c d e f g h i 90年史 2004, p. 34.
- ^ 90年史 2004, pp. 33–34.
- ^ 100年史(舞台) 2014, p. 170.
- ^ 90年史 2004, pp. 104–105.
- ^ a b c d e 90年史 2004, p. 105.
参考文献
編集- 企画・構成・執筆:橋本雅夫、編集統括:北川方英『夢を描いて華やかに -宝塚歌劇80年史-』宝塚歌劇団、1994年9月9日。ISBN 4-924333-11-5。
- 編集:森照実・春馬誉貴子・相井美由紀・山本久美子、執筆:國眼隆一『宝塚歌劇90年史 すみれの花歳月を重ねて』宝塚歌劇団、2004年4月20日。ISBN 4-484-04601-6。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。