ミラノ・スカラ座フィルハーモニー管弦楽団
ミラノ・スカラ座管弦楽団(ミラノ・スカラざ かんげんがくだん、伊:l'Orchestra della Scala di Milano)は、イタリア・ミラノ市にある歌劇場スカラ座を本拠地とするオーケストラ。コンサート活動を行う場合は、スカラ座フィルハーモニー管弦楽団(Filarmonica della Scala)と名乗る。
スカラ座フィルハーモニー管弦楽団 | |
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原語名 | Filarmonica della Scala |
出身地 | イタリア ミラノ |
ジャンル | クラシック音楽 |
活動期間 | 1778年 - |
公式サイト |
www |
メンバー |
首席指揮者 リッカルド・シャイー |
概要
編集当楽団は、スカラ座におけるオペラやバレエ公演の演奏が主要な活動だが、劇場のオフシーズンである6月から10月には独自にシンフォニー・オーケストラとしての活動も行っている。
スカラ座開場の1778年に創設。古くから交響曲や協奏曲などのコンサートを行っていたが、アルトゥーロ・トスカニーニがスカラ座の音楽監督に就任したことで、より活動を本格化させた。その後、当時スカラ座の音楽監督だったクラウディオ・アバドが1982年、正式にスカラ座フィルハーモニー管弦楽団(Filarmonica della Scala)を設立。独立したオーケストラとして今日まで充実したコンサートを継続している。特にムーティ時代にはヨーロッパ各国や日本ツアーを積極的に行い、当楽団がシンフォニー・オーケストラとしても高い実力を持っていることを世に明らかにした。
録音
編集レコーディングはオペラが多数を占めるが、近年はイタリア物に限らずシンフォニー分野の楽曲にも多数の録音を残している。一例として、ムーティによるヴィヴァルディの《四季》、ブラームスやエルガーの管弦楽曲、カルロ・マリア・ジュリーニによるベートーヴェンの交響曲集、バレンボイムによるマーラーの《交響曲第9番》などがある。
脚注
編集注釈・出典
編集外部リンク
編集- Filarmonica della Scala - 公式ウェブサイト