ミラゴアーヌ
ハイチの都市
ミラゴアーヌ(ハイチ語: Miragwàn, ミラグワーヌ)はハイチ南部の都市。ニップ県の県庁所在地。2015年の推定人口は62,528人[1]。ポルトープランスの約100km西に位置し、ゴナーヴ湾に面しマイアミなどからの中古品の輸入港となっている。南東にミラゴアーヌ湖がある。
ミラゴアーヌ Miragwàn | |
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北緯18度26分45秒 西経73度5分24秒 / 北緯18.44583度 西経73.09000度 | |
国 | ハイチ |
県 | ニップ県 |
郡 | ミラグワーヌ郡 |
面積 | |
• 合計 | 185.87 km2 |
人口 (2015年)[1] | |
• 合計 | 62,528人 |
17世紀半ばにイギリス系の海賊により建設され、スペイン人によりイグアナの村という意味で名付けられた。
かつてはコーヒーや果物、木材が輸出された。タバコとサイザルアサの加工品が生産される。ボーキサイトも産出される。1960年代から1970年代にレイノルズ社がアルミ箔の生産を始めたが、電力供給に問題があった。当局は住民より工場を優先し、レイノルズ社は経営を続けている。マキラドーラの設置も計画されているが電力や水の供給は不安定である。
2004年のジャン=ベルトラン・アリスティド追放時にミラゴアーヌでも元兵士が警察署の占拠を試みて負傷した。2005年には作家でアナウンサーのブリニョル・ランドル殺害の嫌疑でジューベル・サン=ジュストがミラゴアーヌ住民に逮捕された[2]。
脚註
編集- ^ a b c “Haiti: administrative units, extended”. geoHive. 2016年10月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月14日閲覧。
- ^ "Miragoâne residents arrest one of Brignol Lindor’s alleged murderers Archived 2007年6月26日, at the Wayback Machine.", Reporters Without Borders, 6 April 2005.