ミゾラム州
インドの州
(ミゾラムから転送)
ミゾラム州(ミゾラムしゅう、Mizoram、मिज़ोरम)は、インドの北東部にある州の一つ。その多くは丘陵地帯であり、ミゾ族を多数とするチベット・ビルマ系の諸族が住んでいる。
ミゾラム州 Mizoram मिज़ोरम | ||
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基礎情報 | ||
国 | インド | |
行政区 | ミゾラム州 | |
州都 | アイゾール(Aizawl) | |
面積 | 21,081 km² | |
人口 | (2011年) | |
- 合計 | 1,091,014 人 | |
- 人口密度 | 42 人/km2 | |
時間帯 | インド標準時(IST)UTC+5:30 | |
公用語 | ミゾ語、英語、ヒンディー語 | |
創立 | 1987年2月20日 | |
知事 | P・S・スリードハラン・ピライ (P. S. Sreedharan Pillai) | |
首相 | ラルドゥホマ (Lalduhoma) | |
立法機関(議席数) | 一院制(40) | |
略称(ISO) | IN-MZ | |
州公式ウェブサイト | http://mizoram.gov.in |
歴史
編集→詳細は「ミゾラムの歴史」を参照
→「7姉妹州」も参照
1877年に英領インド帝国が成立した段階では、まだミゾラムはインド帝国に併合されていなかった。
イギリスがビルマのコンバウン朝(アラウンパヤー朝)を倒した際、この地域にもイギリスが進出し、19世紀末、アッサム州の一部に組み込まれる。
第二次世界大戦後
編集1966年、ミゾ国民戦線(MNF)によるミゾ独立運動が起こったが鎮圧され、組織は東パキスタン(現バングラデシュ)のチッタゴン丘陵地帯に脱出した(en:March 1966 Mizo National Front uprising)。同地では後に、シャンティ・バヒーニー(英語:Peace Force)によるチッタゴン丘陵地帯紛争(1977年 - 1997年)が発生した。
1987年、州の一つに昇格。
地理
編集地方行政区分
編集→詳細は「en:List of districts of Mizoram」を参照
- アイゾール県 (Aizawl district)
- チャンパイ県 (Champhai district)
- コロシップ県 (Kolasib district)
- ロントライ県 (Lawngtlai district)
- ルングレー県 (Lunglei district)
- マーミット県 (Mamit district)
- サイハ県 (Saiha district)
- サーチップ県 (Serchhip district)
主要都市
編集住民
編集ミゾ族が住民の多くを占め、言語も主にミゾ語が話される。ただし、ミゾラム州内のマー族もミゾ族として扱われるが、ミゾラム州外に住むマー族は決してミゾ族とは名乗らない。他のインドの州と異なり、イギリスによるキリスト教布教が成功したため、人口の9割を占めるミゾ族は100%がキリスト教徒である。南西部はチャクマ族のエリアで多くが仏教徒。インドの中でも識字率の高い州であり、9割近くの人々が文字を理解する。州都の表記はAizawl、多くの地図などで「アイザウル」の表記が見られるが、Aizawl自体はミゾ語表記であり、「アイゾール」と発音する。
人口動態
編集詳細は表中の数値を参照。
国勢調査 | 人口 | %± |
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1951年 | 196,000人 | - |
1961年 | 266,000人 | 35.7% |
1971年 | 332,000人 | 24.8% |
1981年 | 494,000人 | 48.8% |
1991年 | 690,000人 | 39.7% |
2001年 | 889,000人 | 28.8% |
出典:Census of India[1]
出典
編集- ^ “Census Population” (PDF). Census of India. Ministry of Finance India. 18 December 2008閲覧。