マリリアーノイタリア語: Marigliano)は、イタリア共和国カンパニア州ナポリ県にある、人口約3万人の基礎自治体コムーネ)。

マリリアーノ
Marigliano
行政
イタリアの旗 イタリア
カンパニア州の旗 カンパニア
県/大都市 ナポリ
CAP(郵便番号) 80034 (capoluogo), 80030 (Lausdomini)
市外局番 081
ISTATコード 063043
識別コード E955
分離集落 #分離集落参照
隣接コムーネ #隣接コムーネ参照
地震分類 zona 2 (sismicità media)
気候分類 zona C, 1014 GG
公式サイト リンク
人口
人口 29,879 [1](2018-01-01)
人口密度 1,322.1 人/km2
文化
住民の呼称 mariglianesi
守護聖人 聖セバスティアーノ
(San Sebastiano)
祝祭日 1月20日
地理
座標 北緯40度56分0秒 東経14度27分0秒 / 北緯40.93333度 東経14.45000度 / 40.93333; 14.45000座標: 北緯40度56分0秒 東経14度27分0秒 / 北緯40.93333度 東経14.45000度 / 40.93333; 14.45000
標高 30 (24 - 55) [2] m
面積 22.60 [3] km2
マリリアーノの位置(イタリア内)
マリリアーノ
マリリアーノの位置
ナポリ県におけるコムーネの領域
ナポリ県におけるコムーネの領域
イタリアの旗 ポータル イタリア
テンプレートを表示

地理

編集
 
ナポリ県概略図

位置・広がり

編集

ナポリ県北部のコムーネ。ナポリ中心部から東北東へ18km、カゼルタから南南東へ19kmの距離にある[4]

隣接コムーネ

編集

隣接するコムーネは以下の通り。

社会

編集

環境問題

編集
 
「死の三角地帯」

アチェッラ、マリリアーノ、ノーラ一帯では、不法な廃棄物処理によって深刻な健康被害が出ており、「死の三角地帯」(Triangolo della morte) という不名誉な称号を得ている[5]。1980年代頃から当地の犯罪組織カモッラが有害廃棄物の不法投棄や焼却に関わった影響で、周辺地域ではがん患者などが増加している[5]

行政

編集

分離集落

編集

マリリアーノには、以下の分離集落(フラツィオーネ)がある。

  • Lausdomini, Casaferro, Miuli, Pontecitra, Faibano, San Nicola

交通

編集

鉄道

編集
チルクムヴェスヴィアーナ鉄道

このほか、RFI旧イタリア国鉄)のカンチェッロ=アヴェッリーノ線 (itが市域北部を通過している。かつてはカンチェッロ=トッレ・アンヌンツィアータ線 (itが走っており、マリリアーノ駅 (itが置かれていたが、2014年に廃線・廃駅となった。

道路

編集
アウトストラーダ

市域北部をアウトストラーダ A30、市域南部をアウトストラーダ A16が通過する。両路線は市域東方のジャンクション(所在地はサン・ヴィタリアーノとノーラにまたがる)で交差する。

国道

脚注

編集

外部リンク

編集