マリオパーティDS
『マリオパーティDS』(マリオパーティディーエス、MARIO PARTY DS)は、ハドソン・シーエイプロダクションが開発、任天堂から発売されたニンテンドーDS専用ゲームソフト。略称は「マリパDS(マリパディーエス)」。
ジャンル | パーティーゲーム |
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対応機種 |
ニンテンドーDS[DS] Wii Uバーチャルコンソール[VC] |
開発元 |
ハドソン シーエイプロダクション |
発売元 | 任天堂 |
シリーズ | マリオパーティシリーズ |
人数 | 1 - 4人 |
メディア | [DS]DSカード(256Mbitロムカートリッジ) |
発売日 |
ニンテンドーDS 2007年11月8日 2007年11月19日 2007年11月23日 2007年12月6日 2008年5月22日 Wii Uバーチャルコンソール 2016年4月27日 |
対象年齢 |
CERO:A(全年齢対象) ESRB: E(Everyone) PEGI: 3+ OFLC: PG(Parental Guidance) |
売上本数 |
931万本(2022年末時点)[1] 216万本(2022年末時点)[2] |
概要
編集家庭用向けではマリオパーティシリーズの通算10作目にあたる、『マリオパーティ アドバンス』以来2作目の携帯型ゲーム作品である。本作では、ニンテンドーDSのタッチパネルやマイクを使用する、新しい操作方法のミニゲームが多数収録され、『マリオパーティDS』のDSカード1枚と人数分のニンテンドーDS本体を用意することで、全ての対戦用モード(ボードゲームやミニゲーム)を最大4人まで同時に遊ぶことができる。ハドソンが開発に携わった最後のマリオパーティ作品となった。
2007年12月下旬に、今作より4か月前にWiiで発売されていた『マリオパーティ8』と共にミリオンセラー入りを果たした。最終的な販売本数は『マリオパーティ8』を上回っており、現在、日本国内、世界共にシリーズ最高売上である2018年の『スーパー マリオパーティ』が発売されるまでは国内の売上はシリーズ最高となっていた。
BGMは八幡浩暢と大峠進也が担当した。
日本ゲーム大賞2008年度優秀賞受賞。
ストーリー
編集ある日の夜、マリオは地上に落ちてきた流れ星の「ひかるピース」の一部を拾う。その翌朝、仲間たちと共に、この「ひかるピース」とはいったい何なのかを考えていたマリオの所へ、クッパから、日頃の意地悪のお詫びにご馳走を振舞うという招待状が届く。マリオ達は疑問に思いつつもクッパ城へやってきたが、やはり罠に掛かって騙されてしまい、クッパの「ミニミニのつえ」で体を小さくされ、「ひかるピース」を奪われてしまう。そのままクッパ城から遠くに置き去りにされたマリオ達は、クッパを倒して元の大きさの体に戻るため、クッパ城へ冒険に旅立つのだった。
ゲームモード
編集- ストーリーモード
- クッパを倒して元の大きさの体に戻るために、5つのボードマップをプレイして冒険をする、1人用のモード。ゲームの流れやルールに関しては、ボードゲームの節を参照。
- パーティモード
- 好きなルールを設定してボードマップで遊ぶことができる1 - 4人用のモード。詳細はボードゲームの節を参照。
- ミニゲームモード
- 「パーティモード」「ストーリーモード」「エクストラモード」でプレイしたことのあるミニゲームを使用して、次の6種類の遊び方ができる。
- フリープレイ
- 「パーティモード」「ストーリーモード」「エクストラモード」で1つ以上ミニゲームを発見するとプレイできるようになる、1人 - 4人用のゲーム。
- 上記の各モードでプレイしたことのあるミニゲームの内、好きなミニゲームを選び自由にプレイすることができる。
- かちぬきバトル
- ボーナスミニゲームをのぞく「vs4」「1vs3」「2vs2」のミニゲームをそれぞれ4つ以上発見するとプレイできるようになる、1人 - 4人用のゲーム。
- 「かちぬきかいすう」と「ミニゲームジャンル」を設定し、ルーレットで選ばれたミニゲームをプレイする。最初に決めた回数をミニゲームで勝利したプレイヤー、チームが優勝となる。
- バトルカップ
- ボーナスミニゲームをのぞく「vs4ミニゲーム」「バトルミニゲーム」を合計5つ以上発見するとプレイできるようになる、1人 - 4人用のゲーム。
- 最初にプレイするミニゲームを5つ設定し、その5つのミニゲームを順にプレイして勝利した回数を競う。
- スコアアタック
- 以下の10種類のミニゲームをすべて発見するとプレイできるようになる、1人 - 4人用のゲーム。
- 以下のミニゲームを順番にプレイし、タイムや記録に応じて得られるポイントを稼ぎ、合計点を競う。総合得点の上位3位まで記録が残る。
- てすりでジャンプ
- ぴょんぴょんレース
- クルクルさくらんぼ
- すれすれストップ
- たたいてペンシル
- ばたばたバッタン
- どかしてはっぱレース
- ペダルでカートレース
- ゆらゆらハンガー
- ゴムボートレース
- ボスタイムアタック
- 「ストーリーモード」で「たいけつクッパ」をクリアするとプレイできるようになる1人用のゲーム。
- 「ボスミニゲーム」を1人で連続でプレイし、そのクリアタイムを競う。総合タイムの上位3位まで記録が残る。
- ミニゲームブリッジ
- 「すれすれストップ」「ふーふーどうかせん」「よけろ!クリボーシュート」「かさねてチップタワー」「ピッタリのっかれ」の5つをすべて発見するとプレイできるようになる、1人 - 4人用のゲーム。
- 出現する橋のパーツをかけて、ミニゲームルーレットで選ばれたミニゲームをプレイする。ミニゲームで勝利したプレイヤーは橋のパーツを好きなマスに1つ置くことができる。この流れを繰り返し、先に中央のロケットまで橋をつなげたプレイヤーが優勝となる。たまにクッパJr.が現れ、ハプニングイベントを発生させることがある。なお、このゲームのミニゲームルーレットには「vs4ミニゲーム」「バトルミニゲーム」が混じって登場する。
- エクストラモード(DSダウンロードプレイ時のみプレイ可能)
- 2人プレイ専用のモードで、次の2種類のゲームがある。
- ドロー&キャッチ
- 2人1組となり、COMプレイヤーのチームと競い合うボードゲーム。サイコロブロックをたたいて移動しステージ上にラインを引き、COMチームのプレイヤーを囲む。10ターン以内にCOMチームのプレイヤー全員をラインで囲むと勝利となる。途中で「2vs2ミニゲーム」を3回プレイし、勝利したチームは次のターンでサイコロブロックを2個たたくことができる。
- カラーテリトリー
- 1対1でプレイするボードゲーム。順番にサイコロブロックをたたいてステージを進む。通過したマスはそのプレイヤーの色に変わり、止まったマスによってはサイコロブロックが出てきたりスターが入手できることがある。また、ライバルと同じマスに止まると「デュエルミニゲーム」が発生し、ミニゲームで勝利すると負けた相手の持つスター1個と、ライバルが止まっているマスを自分のものにすることができる。自分のマスは1マス1ポイント、スターは1個5ポイントとして計算され、10ターン終了時にポイントがより多いプレイヤーが勝利となる。
- パズルモード
- マリオパーティ3 - 7にそれぞれ収録されていた旧作のパズルミニゲームをリメイクした「パズルコレクション」と、今作で新しく用意された「さんかくパズル」が遊べるモード。1人用はいずれもゲームオーバーになるまでどれだけ得点できるかに挑戦するルールで、CPUとの対戦は不可。DSダウンロードプレイ時のみ、2人での対戦が可能。
- ダウンロードプレイ
- 人数分のニンテンドーDS本体と『マリオパーティDS』のDSカード1枚を用意しモードセレクト画面の「ダウンロードプレイ」を選ぶことで、以下のモードを2 - 4人でプレイすることができる。なお、本作は「DSワイヤレスプレイ」には対応しておらず、「ダウンロードプレイ」で全てのボードゲームやミニゲームを2人 - 4人でプレイすることが可能。
- パーティモード
- ミニゲームモード
- エクストラモード(2人用)
- パズルモード(2人用)
キャラクター
編集プレイヤー
編集その他のキャラクター
編集本作ではゲームの司会を担当するキャラクターは存在せず、ボードゲームやミニゲームなどの司会・解説はすべてナレーションとなっている。
- ハナチャン
- マップ「ハナチャンのガーデン」の主。パックンフラワーに庭を荒らされて困っていた。また、ミニゲーム「ピッタリおえかき」にハナチャンのイラストが登場。
- パックンフラワー
- 「ハナチャンのガーデン」のボス。ステージ上にも居座っており、彼の手前の「ハプニングマス」に止まると火炎放射で攻撃され、手持ちのコインを10枚失う(失敗することもあり、この場合はコインは失わない)。
- キノピコ
- 「キノピコのおんがくしつ」の主。ハンマーブロスに楽器を荒らされて困っていた。ミニゲーム「まとあてクッパ」にはキノピコのマトが登場する。
- ハンマーブロス
- 「キノピコのおんがくしつ」のボス。なぜかキノピコの楽器を荒らしていた。ステージではティンパニー上の「ハプニングマス」に止まったプレイヤーをどこかのマスへ吹き飛ばす。
- ドンキーコング
- マリオ達と同様にクッパに招待されていたが、途中の森でカロンの魔法により体を石にされてしまう。「ストーリーモード」では、カロンを倒すと元に戻る。また、ストーリー終盤では思わぬ活躍を見せる。
- ディディーコング
- ドンキーコングと共に行動していたが、ドンキーのように石にはされなかった。マリオ達にドンキーを助けるよう求める。
- カロン
- 「ドンキーコングのせきぞう」のボス。ステージでは棺桶に隠れており、彼の手前の「ハプニングマス」に止まるとスタート地点、あるいはスターの手前に吹き飛ばされてしまう。今作では魔法も使える。
- ノコじい
- ノコノコの祖父。カメックの魔法により本の中に閉じ込められてしまう。「ボスミニゲーム」ではプレイヤーの手助けをする。
- ノコノコ
- 上記のノコじいの孫として登場する。マリオ達にノコじいを助けるように求める。
- カメック
- 「カメックのとしょかん」のボス。ストーリー初盤では、クッパの命令により、体を小さくされたマリオたちを、遠くに捨ててしまう。ボードマップでは色々な魔法を使用して、プレイヤーたちを妨害する。通常のミニゲームでは「まとあてクッパ」にカメックのマトが登場する。
- クッパ
- ミニゲームを独り占めするためにマリオ達から「ひかるピース」を奪い、「ミニミニのつえ」でマリオ達の体を小さくする。「クッパマス」に止まるとコインやスターを没収するなどプレイヤーに悪さをするのは従来のシリーズと同じだが、ラスト5ターンの時に最下位のプレイヤーにコインやスターをプレゼントしたり「クッパマス」に止まっても20コイン奪うところを10コインに減免してくれるなど性格は若干マイルドになっている。「クッパのピンボール」のマップではピンボールのフリッパーやプランジャーを操作する。「ボスミニゲーム」新開発の兵器「クッパのハイパーへんしんベルト」でマリオ達に挑む。通常のミニゲームに本人が登場することはないが、「まとあてクッパ」にクッパのマトが、「キャッチャーパニック」にクッパのヌイグルミが、「かさねてチップタワー」にクッパのアイコンと音声のみが、それぞれ登場している。
- クッパJr.
- マリオパーティシリーズでは初登場。今作では「クッパのピンボール」のマップでプレイヤーをピンボールのフリッパーではじき飛ばす役を担当。また、「ミニゲームブリッジ」でゲーム中たまに登場し、なんらかのハプニングを発生させる。
- チョロプー
- ボードマップでアイテムショップを営業しており、アイテムを売ってくれる。また、ミニゲーム「チョロプーにつかまるな」にも登場。
- クリボー
- ミニゲーム「かこんでクリボー」「よけろ!クリボーシュート」「きてきてクリボー」に出演。他にも「ピッタリおえかき」にクリボーのイラストが、「けっせん!ハンドボール」にクリボーの板が、それぞれ登場する。
- ボムへい
- ミニゲーム「かこんでクリボー」と、パズルミニゲーム「ボムへいパズル」に出演。
- ヘイホー
- ミニゲーム「よけろ!クリボーシュート」「キャンディプレゼント」「ヘイホーバーガー」「まわしてジューシーハム」に出演。「キャンディプレゼント」以外では実質的にモブキャラのような扱いとなっている。
- プクプク
- ミニゲーム「プクプクフィッシング」「プクプクサバイバル」に出演。前者ではプレイヤーに釣られる側だが、後者ではプレイヤーを吸い込んでしまうような本来の獰猛な性格が表れる。また、「ピッタリおえかき」でプクプクのイラストが登場する。
- バッタン
- ミニゲーム「ばたばたバッタン」「ふーふーバッタン」に出演。倒れるというキャラクターが良かったのか、今作ではドッスンより出番が多い。
- ドッスン
- パズルミニゲーム「ドッスンパズル」に出演。今作のドッスンは『マリオパーティ3』当時のデザインとなっている。
- テレサ
- ミニゲーム「テレサおにゴッコ」「さがしてテレサ」に出演。セオリー通り、ホラー要員である。また、「ピッタリおえかき」にイラストが登場。
- シュッポー
- ミニゲーム「にげろ!シュッポー」に出演。汽車を模したキャラクター。
- ガサゴソ
- ミニゲーム「アタック!ガサゴソ」に出演。クモのキャラクター。
ボードゲーム
編集「パーティモード」「ストーリーモード」ではボードゲームをプレイすることができる。各モードのルールやゲームの流れは以下の通り。
- パーティモード
- パーティモードでは以下の3つのバトルルールから1つを選び、1人 - 4人でボードゲームをプレイすることができる。このほかに、使用するキャラ・ステージ・ターン数・ボーナスの有無などの細かいルールの設定をして、最後にターンの順番を決めるとゲームスタートとなる。設定したターン数が全て終了した時点で、最も多くの「スター」を持っていたプレイヤー・チームが優勝となる。負けたプレイヤー・チームはサイコロの足場から回転して振り落とされる。
- バトルロイヤル
- 4人で「スター」を集めた数を競う。ターンの終了時に発生するミニゲームは「vs4ミニゲーム」「1vs3ミニゲーム」「2vs2ミニゲーム」「バトルミニゲーム」の4つで、各プレイヤーが止まったマスの色によって発生するミニゲームのジャンルが決まる。
- タッグマッチ
- 2人と2人のペアに分かれて、「スター」を集めた数を競う。スター・コイン・アイテム(しかけマス)はチームで共有となる。ターンの終了時に発生するミニゲームは「vs4ミニゲーム」「2vs2ミニゲーム」の2つからランダムで選ばれ、「1vs3ミニゲーム」「バトルミニゲーム」は発生しない。
- デュエル
- 2人用のモード。1対1で「スター」を集めた数を競う。ターンの終了時には「デュエルミニゲーム」が発生する(上記のバトルルールと同様に、ミニゲームで勝利したプレイヤーが10コインもらえる)。
- ストーリーモード
- 1人用のモード。ストーリーに沿って、順番に5つのステージ(ボードマップ)をプレイしていく。ボードゲームのながれは「パーティモード」の「バトルロイヤル」と同様だが、ターン数は「10ターン」・ボーナスは「なし」で、COMキャラの強さが変更できなくなったりと、ルールの設定が固定されている。ボードゲームで1位(スーパースター)になるとそのマップにいるボスキャラクターと「ボスミニゲーム」で対決し、勝利すると次のステージへ進むことができる(COMキャラが1位になった場合は必ずボスに敗北し、もう一度そのステージをやり直しになる)。
マス
編集移動を終えると、止まったマスに応じてイベントが起こる。マスの形は正六角形となっている。
- プラスマス
- 止まると3コインもらえる青いマス。設置されている数が最も多い。コインの枚数上限が999コインなので、3コインもらって1000コイン以上になるときは999コインで止まり残りは捨てられる。今作では、稀に「かくしブロック」が出現することもある。「かくしブロック」については後述。
- マイナスマス
- 止まると3コイン失う赤いマス。足りない場合はある分だけ全部失う。
- ハプニングマス
- 止まると様々なハプニングが発生する緑色のマス。ハプニングの内容はボードマップによって異なり、プレイヤーに利益になるものも不利益になるものもある。
- ともだちマス
- 橙色のマス。止まったプレイヤーは他のプレイヤーを1人選択し、そのプレイヤーと自分がそれぞれ5コインずつ獲得できる。なお、残り5ターンになると全ての「ともだちマス」が「けっとうマス」に変化する。
- けっとうマス
- 残り5ターンになると「ともだちマス」のあった場所に出現する紫色のマス。止まると他のプレイヤーを1人選び「デュエルミニゲーム」で勝負を行う。ミニゲームの前に、ルーレットでお互いの持つコインかスターどちらを、どのくらい賭けるかを決める。
- クッパマス
- 止まるとクッパが現れ、以下の4種類の内どれか1種類の「クッパイベント」が発生する。なお、「クッパのピンボール」ではこのマスは登場しない。
- コインぼっしゅう
- クッパに20コイン奪われてしまう。ただし、時々クッパが情けをかけて10コインになることもある(所持コインが少ないほど発生しやすい)。
- スターぼっしゅう
- クッパにスターを1つ奪われてしまう。
- コインひきわたし
- クッパに30コイン奪われ、奪われたコインは他のプレイヤー達に分配される(30コイン未満の場合は、偶数枚の奪えるだけのコインを奪われて配分される)。
- クッパかくめい
- プレイヤー全員のコインを平均化して同じ枚数にしてしまう。端数は切り捨て。クッパマスに止まったプレイヤー以外にも被害が及ぶ可能性がある唯一のクッパイベント。例えば、プレイヤーの所持コインがそれぞれ10コイン、20コイン、30コイン、40コインの場合は25コインに統一されるため、40コイン持っていたプレイヤーは15コイン失うことになる。
ボードマップ上のイベント
編集ボードマップ上には通過すると発生するイベントも設置されている。通過しても残りの移動するマス数はカウントされない。ここでは主なものを記す。
- しかけマスエリア
- 通過すると「しかけマス」を無料で1つ入手できる。どの種類がもらえるかはランダムで決まるが、ターンが進むにつれてより激しい効果のマスが出現するようになる。持ち物がいっぱいの状態だと、その「しかけマス」を諦めるか既に保持しているアイテムを一つ捨てるかしなければならない。
- アイテムショップ
- コインを払ってアイテムを購入することができる。品揃えはターンごとに変化する。
- 分岐点
- ルートの分かれ道。進みたい方向を選ぶことができる。
- スター
- スターが手に入る場所で、ゲームの目的地である。ただし、スターの入手条件はボードマップによって異なっている。詳細はステージ(ボードマップ)の節を参照。なお、アイテム「スタードカン」でスターの場所に移動した後に限り、スターのエリア上でサイコロを叩ける。
アイテム・しかけマス
編集今作のボードゲームでは「アイテム」と「しかけマス」の2種類を使用することができる。「アイテム」はマリオパーティ2 - 4の「アイテム」とほぼ同様の使い方をする。「しかけマス」はマリオパーティ5 - 7の「カプセルシステム」にやや近い使い方をする。アイテムとしかけマスは合わせて1人3個(今作の「タッグマッチ」ではチームで3個)まで所持でき(4個目を取るといずれか1つを捨てることになる)、これらを持っていればサイコロブロックを叩く前に、1ターンに1つだけ使用することができる。COMはサイコロ系のアイテムがあると必ず使う。
アイテム
編集全部で8種類。アイテムは主に「アイテムショップ」で購入することで入手する。また今作の「アイテムショップ」ではコインがある限り、好きなアイテムを1度に複数買うことも可能。今作のアイテムの価格は過去の作品と比較するとかなりの廉価である。なお、以下の説明でアイテム名の横の()内はアイテムショップでの価格を表す。
- サイコロサイコロ(3コイン)
- サイコロブロックを2つ叩くことが出来る。同じ目が揃うとその場で10コイン(「7・7」で揃った場合は30コイン)獲得できる。過去作の「キノコ」と同じ効果。
- サイコロサイコロサイコロ(7コイン)
- サイコロブロックを3つ叩くことが出来る。3つとも同じ目で揃うとその場で20コイン(「7・7・7」で揃った場合は50コイン)獲得できる。過去作の「スーパーキノコ」と同じ効果。
- はんぶんサイコロ(1コイン)
- サイコロブロックの出る目が1 - 5になる。今作のアイテムの中では価格が最も安く、順位の高いプレイヤーほど出現しやすい。過去作の「のろいキノコ」と同じ効果。「カメックのとしょかん」ではカメックの魔法と称してはんぶんサイコロ3つを押し付けられた上誰かと位置が入れ替わる。
- ワープサイコロ(2コイン)
- 他のプレイヤーがいない、どこかの「プラスマス」にワープする(ワープ先はランダムに選ばれる)。ワープ後は通常通りサイコロブロックを叩いて移動する。
- よこどりぶくろ(8コイン)
- 他のプレイヤー1人からアイテムかしかけマスをランダムで1つ奪える。奪った後は通常通りサイコロブロックを叩いて移動する。なお誰もアイテムやしかけマスを持ってない場合は使用できない。COMは他のCOMがアイテムを持っていると必ず選択する。
- スタードカン(15コイン)
- スターのある地点にワープし、必要なコインがあればその場でコインと交換してスターを入手できる。移動後は通常通りサイコロブロックを叩いて移動する。過去作の「まほうのランプ」「まじんのランプ」「ハナチャンカプセル」と同じ効果。
- ミラクルセンサー(20コイン)
- このアイテムを使用して移動し終えると、止まったマスに関係なく「かくしブロック」が出現する(かくしブロックの中身については後述)。このアイテムはターン数を20ターン以上に設定した場合にのみ出現する。ただしかくしブロックの 「ミラクルアイテムブロック」 を見つけると、10~15ターン設定にしていても入手できる可能性がある。
- ミラクルぶくろ(25コイン)
- このアイテムを使用すると「サイコロサイコロサイコロ」「スタードカン」「ミラクルセンサー」をそれぞれ1つずつ入手できる(既に自分が所持していたアイテムとしかけマスは消滅する)。アイテムショップでこれら3種類のアイテムを買う場合は合計42コイン必要なため、かなりお得である。こちらもターン数を20ターン以上に設定した場合にのみ購入出来るが、それより少ない場合でも「ミラクルアイテムブロック」から出現する事がある。
しかけマス
編集全部で8種類。「しかけマスエリア」を通過すると1つ入手できる。マリオパーティ6 - 7と同じく自分のいるマスから前後5マス以内の「プラスマス」「マイナスマス」に設置できるが、誰かがいるマス(自分のいるマスも含む)や、誰かが仕掛けた「しかけマス」にも上書きして仕掛けることが出来る。なお、自分が仕掛けたマスに止まると5コインを獲得できる(ミラクルコインマス・ミラクルスターマスを除く)。なお、「カプセルシステム」とは異なり、一度誰か(自分も含む)が止まるとその「しかけマス」は消滅する。なお、自分及び自分のチームのキャラが仕掛けたマスはそのしかけマスの絵柄が画面に表示されるが、他のプレイヤーが仕掛けたマスはキャラクターアイコンが表示されるため、後から何が設置されているのかを知ることはできない。
- 10コインうばいマス
- マスに止まったライバルから10コイン奪う。足りない場合はある分だけ全部奪う。コインを持っていない場合は無効。
- 20コインうばいマス
- マスに止まったライバルから20コイン奪う。足りない場合はある分だけ全部奪う。コインを持っていない場合は無効。
- コインこうかんマス
- マスに止まったライバルと仕掛けたプレイヤーの所持コイン数を交換する。両方コインを持っていなければなにも起きない。
- ばしょこうかんマス
- マスに止まったライバルと仕掛けたプレイヤーの現在位置が入れ替わる。COMが使うことは絶対にない。
- 1スターうばいマス
- マスに止まったライバルからスターを1個奪う。スターがない場合は無効となる。
- 2スターうばいマス
- マスに止まったライバルからスターを2個奪う。スターが1個しかない場合は1個奪い、スターがない場合は無効となる。
- ミラクルコインマス
- 自分も含め、止まったプレイヤーの頭上に「ミラクルコインブロック」が出現し、10秒間ブロックを叩いた回数だけコインを獲得できる。
- ミラクルスターマス
- 自分も含め、止まったプレイヤーの頭上に「ミラクルスターブロック」が出現し、無料でスターを1~3個入手できる。非常に価値が高い分、このしかけマスは出現しにくい。
かくしブロック
編集今作ではボードマップ上で「プラスマス」に止まった際に時々「かくしブロック」が出現することがある(アイテム「ミラクルセンサー」を使うと、移動終了後に止まったマスに関係なく必ず出現する)。「ばしょこうかんマス」以外のしかけマスが設置されている場合は、しかけマスの効果が発生してからかくしブロックが出現する。
- コインブロック
- 5秒間、ブロックを叩いた回数だけコインを獲得できる。ブロックの見た目は下記の「スターブロック」「ズターブロック」と同じだが、「スターブロック」 「ズターブロック」はブロックの出現直後に少しだけ画面がスクロールするのに対し、「コインブロック」は説明後、ブロックを叩く時に画面がスクロールする(しかけマスのイベントがあった場合はスクロールしない)。
- スターブロック
- スターを1個入手できる。
- ミラクルコインブロック
- 10秒間、ブロックを叩いた回数だけコインを獲得できる。
- ミラクルスターブロック
- スターを1 - 3個入手できる。
- ミラクルアイテムブロック
- アイテムを入手できる。出現する確率が最も低く、アイテム、しかけマスを合わせて合計3つ持っている場合は出現しない。なお入手できるアイテムの数はアイテム欄の空きの数で決まる(1つ持っていれば2つ、2つ持っていれば1つ、1つも持っていなければ3つ入手できる)。
- ズターブロック
- ズターを入手してしまい、自分の手持ちのスターを1個失う。なおスターを1つも持っていない場合は出現しない。
ラスト5ターンイベント
編集残り5ターンになると最下位のプレイヤー(複数いる場合はランダムで誰か1人)がクッパに呼び出され、ルーレットで以下のうちいずれか1つのイベントが発生する。イベントの対象者は、特別な記述のないものはクッパに呼び出された最下位のプレイヤーとなる。なお、赤色で「100スタープレゼント!」「300スタープレゼント!」と書かれたものもあるが、これはルーレットで選ばれることはない(そもそも今作のスター数の上限は99個である)。
- 20コインゲット!
- 20コインがもらえる。
- 30コインゲット!
- 30コインがもらえる。「キノピコのおんがくしつ」「カメックのとしょかん」でのみ発生する。
- スターを5コインでゲット!
- プレイヤー全員に影響し、以降の残り5ターンはスター1個の入手に必要なコイン数が5コインとなる。「キノピコのおんがくしつ」「カメックのとしょかん」では発生しない。
- みんなから 10コインゲット!
- 他のプレイヤー全員から10コインずつもらえる。他のプレイヤーは全員10コインずつ失う。10コイン未満の場合は、ある分だけ全部失う。
- 1スタープレゼント!
- スターを1個入手できる。
ボーナススター
編集「パーティモード」ではボーナススターの設定を「あり」にした場合、ゲーム終了時に以下の中から3種類の「ボーナススター」が発表され、該当したプレイヤー・チームはそれぞれスターを1個得られる。どのボーナススターが発表されるかは、ゲーム終了時にならないと判明しない。
- ミニゲームスター
- ターン終了時のミニゲームでの「勝利数」が一番多いプレイヤー・チームに与えられる。過去の作品とは異なり、「ミニゲームで集めたコインの枚数」ではなく「ミニゲームで勝った回数」に変更されている。「バトルミニゲーム」は1位になった回数のみ該当し、「ボーナスミニゲーム」はコインを1枚でも入手すれば勝利した回数としてカウントされる。
- ランニングスター
- マスを移動した数が最も多いプレイヤー・チームに与えられる。
- アイテムスター
- 「アイテム」の使用回数が一番多いプレイヤー・チームに与えられる。「しかけマス」をしかけた回数は含まれない。
- しかけまスター
- 「しかけマス」をしかけた回数が一番多いプレイヤー・チームに与えられる。「アイテム」を使用した回数は含まれない。
- ハプニングスター
- 「ハプニングマス」に止まった回数が一番多いプレイヤー・チームに与えられる。
- ともだちスター
- 「ともだちマス」に止まった回数が一番多いプレイヤー・チームに与えられる。けっとうマスに変化した後の回数は含まれない。
ステージ(ボードマップ)
編集「パーティモード」「ストーリーモード」共に、ゲーム終了時にスターを最も多く所持していたプレイヤー・チームが優勝となる。スターの入手条件はステージによって異なる。なお、「クッパのピンボール」は、1度ストーリーモードをクリアしないと「パーティモード」では遊ぶことができない。
ハナチャンのガーデン
編集ストーリーモード最初のステージ。ハナチャンの庭が舞台。どこかに設置されるスターの場所に行き、20コインでスター1つと交換する。誰かが20コインとスターを交換するたびに、別の場所にスターが出現する基本的なシステム。
- マップの中央上部にパックンフラワーが居座っており、そこにある3箇所のハプニングマスに止まるとパックンフラワーのファイアーを喰らい10コイン失う。しかし時々不発もする(順位が低い程不発しやすい)。
- マップ左上の2カ所のハプニングマス「さんしょくのはな」に止まると、赤・青・黄の中から花を選ぶことになる。中には1・10・30コインのいずれかが入っている。
- マップ中央にある2カ所のハプニングマス「ハエとりぐさ」に止まると、ハエとりぐさの葉に挟まれてしまい、5コイン失う。既に同じマスに他の人がいた場合、そのハプニングマスに止まっている人全員が同時に被害を受けてしまう。
- スタート地点上にある2カ所のハプニングマス「コインをだすつぼみ」に止まると、タッチスクリーンをスライドしてコインを集めることができる。
- マップ右の2カ所のハプニングマス「ワープのハナ」に止まるとスタート地点に飛ばされる。
キノピコのおんがくしつ
編集様々な楽器がある音楽室のステージ。オンプのある場所に着くとコインをスター1つと交換できる。ただし、オンプの種類により必要なコインの数が異なり、「ド」のオンプは5コイン、「レ」は10コイン、「ミ」は15コイン、「ファ」は20コイン、「ソ」は30コイン必要。誰かがオンプからスターをもらう、または誰かが「ふしぎなメトロノーム」の「ハプニングマス」にとまる毎にこの順番でオンプの種類とその位置が変わる。なお、「ソ」の30コインの次は「ド」の5コインに戻る。
- 「ふしぎなメトロノーム」のハプニングマスにとまるとオンプの種類と位置が変わる。
- 右上の「こわれたバイオリン」のハプニングマスに止まると他の3人のプレイヤーの誰かがそこにワープする。
- 左上と右下の「げんきなホーン」のところにあるハプニングマスに止まると音符の手前にワープする。
- 左上の「コインピアノ」上のハプニングマスに止まるとピアノを演奏することになり、成功するとコインをもらえる(最大20コイン)。
- 左下の「じょうぶなティンパニー」上のハプニングマスに止まるとハンマーブロスがティンパニーを叩いた振動によって、ライバルのいないプラスマスかマイナスマスに吹き飛ばされる。ギャラリーの説明曰く「ハンマーブロスがハンマーで叩いても破れないほど丈夫」とのこと。
- オンプの口調は「ド」「レ」がですます調、「ミ」が魚津弁、「ファ」が妖艶、「ソ」がお嬢様口調。一人称は「ド」「レ」「ソ」が「私」、「ミ」が「あたい」、「ファ」が「わたくし」。絶対音感を持っている。
ドンキーコングのせきぞう
編集石になったドンキーコングが支えているステージ。マップ左上のスターの場所で20コインをスター1つと交換でき、コインがあれば1度に複数のスターとまとめて交換することができる。なお、このステージでは誰かがコインとスターを交換しても、スターの場所は変わらない。『マリオパーティ6』の「フォーチュンタウン」に似たルールだが、あちらと異なりスターの交換数に上限は無い。
- 中央の「タルのかんばん」の前にあるハプニングマス(中段・上段各2箇所)に止まると巨大なタルが通路を転がってきて、その段にいるプレイヤーは全て10コインずつ失う。ギャラリーの説明曰く「カメックがころがしている」とのこと。
- 右下の「カロンのかんおけ」の前にあるハプニングマスに止まると、棺桶の蓋が起こす風によってスタート地点(稀にスターの直前)に吹き飛ばされる。
- 右下の「ハチのす」の前のハプニングマス(2箇所)に止まると、10秒間ハチのすからコインを持った大量のハチが飛び出してくる。タッチすることでコインを獲得できる。なお、赤コインはコイン5枚分である。
- 中央右にある「さんしょくのツタ」のハプニングマスに止まると赤・青・黄のツタが降りてくる。ツタを選ぶとアイテムが入手できる。もらえるアイテムは「サイコロサイコロ」「サイコロサイコロサイコロ」「はんぶんサイコロ」のいずれか1つ。
- 左上と中央左を結ぶ「いれかわりロープ」のあるハプニングマスに止まると、ロープの上にいるならロープの下へ、ロープの下にいるならロープの上へ勝手に移動してしまう。
カメックのとしょかん
編集魔法の本がたくさん収められた図書館が舞台。ステージに設置される3つの宝箱からスターを探すステージで、宝箱の場所を通る時に10コイン払うとその宝箱を開けることができる。宝箱の中身は「スター」「5コイン」「ハズレ(スタート地点に戻される)」のいずれかで、誰かがスターを見つけるたびに、新しく宝箱が3つ設置しなおされる。『マリオパーティ7』の「キラキラシティ」とほぼ同じルールのステージである。
- 左上・左下・右下の緑色の「カメックのワープぼん」の前にあるハプニングマスに止まると、この3カ所のいずれかのハプニングマスにワープする(移動先は自分で選べる。なおマップ上部へはワープでないと行けない)。なお、同じマスに複数人いた場合は、そのマスにいたプレイヤー全員が一緒に吸い込まれワープしてしまう。
- スタート地点上にある「カメックのしゃしんたて」のハプニングマスに止まると写真立ての埃を掃除するイベントが発生し、10秒以内に全ての埃を落とすと20コインを獲得できる。
- 上部中央にある「カメックのすいしょう」のハプニングマスに止まると、カメックが現れ「あいさつがわりのとっておきのまほう」と称して「カメックマジック ナンバー8」という魔法をかけられ、所持していたアイテムが消滅しはんぶんサイコロ3個を押し付けられた後、他のライバルとの場所が入れ替わる。稀に「カメックマジック ナンバー88」が発生することもあり、この場合は全キャラクターの位置が入れ替わる。
- 「カメックのてんきゅうぎ」の前のハプニングマスに止まると、天球儀にお手本の星座が出現し、それをなぞって10秒以内に完成させることで、30コイン、スター1個、「スタードカン」のいずれかをもらえる。
- 中央にある「カメックのドミノぼん」は3コインを払うことで反対側へ行くことが出来る。
クッパのピンボール
編集クッパ専用のピンボール台のステージ。スターの入手条件は「ハナチャンのガーデン」と同様で、スターの場所で20コインをスター1つと交換する。誰かが20コインとスターを交換するたびに、別の場所にスターが出現する原点回帰なシステム。クッパマスは出現していない。ちなみに、ピンボール台のフリッパーは右がクッパ、左をクッパJrが操作している。
- 中央にある門を通ると無条件でスロットマシンが回り始める。中央のスロットを、左右に指定される目(1 - 6)と同じ目で止めることが出来れば、書かれている目の数×10コイン獲得できるが、数字の切り替わりが速いので狙って止めるのは難しい。
- 右下にある「プランジャー」のハプニングマスに止まるとプランジャーまで運ばれ、クッパにより「クッパゾーン」もしくは「スターゾーン」にたどり着くことがある。スターゾーンでは通過するだけで1 - 3個のスターを獲得できるが、クッパゾーンには5マス連続でハプニングマス(ゼロファイヤー)がある。順位の高いプレイヤーほどクッパゾーンへ送られる可能性が高い。
- 中央左にあるクッパゾーンのハプニングマスに止まったプレイヤーは、クッパからの「ゼロファイヤー」によって、手持ちのスターとコインの数を両方とも「0」にされてしまう(アイテムは消滅しない。また、スターとコインが0の場合は発動しない)。クッパゾーンに来ただけでは損害はなく、サイコロサイコロやスタードカン等で抜け出すことも可能。
- 左右の「フリッパー」のハプニングマスに止まると上部のフリッパーストッパー付近のプラスマスまで飛ばされ10コイン獲得できる。なお、どちらのフリッパーでも同じ場所に飛ばされる。
- 中央右の「がっぽりルーレット」の前にある2つのハプニングマスに止まるとコイン(最大99枚)をルーレットの要領で賭ける。倍率は×2(6枠)・×3(4枠)・×5(2枠)の3種類。これを基に持ちコインを最大999枚まで増やすこともできる(最短方法では、99コインを×5に2回程度賭け、いずれも成功すると大抵999コインになる)が、外れれば大損のため、安全に行くなら倍率低め、または賭けるコインを少なくすると良い。
- 左上の「たいほう」のハプニングマスに止まると、大砲で左下と中央右にある赤丸で記されたプラスマスのいずれかに飛ばされる。移動先は自分で選べる。クッパゾーン行きのプランジャーに近くない左下のほうが安全。
ミニゲーム
編集全部でミニゲームは94種類あるが、このうち「デュエルミニゲーム」は「vs4ミニゲーム」や「2vs2ミニゲーム」で登場したものを2人用に変更されたものが使われるので、実質は62種類のミニゲームが収録されている。ストーリーの設定上のためか、本作のミニゲームは小さくなったマリオたちが実際の生活用品やおもちゃなどを用いて対決する(スプーンやぬいぐるみより小さかったり、ハンバーガーを飛び越えられなかったり、汽車のおもちゃやチップで飛ばされたりなど)といった趣旨のものが多い。
()内は、左が「ギャラリー」で見られるスタッフベスト、右が任天堂公式サイトに掲載された「ほんとのスタッフベスト」。
vs4ミニゲーム
編集4人で競い合うミニゲーム。全部で32種類ある。
- かこんでクリボー
- タッチペンで線を書いてクリボーを囲むミニゲーム。クリボー1匹を囲むと+1点、残り5秒になると出現する金のクリボー(動きが速い)を囲むと+3点となるが、ボムへいを囲んでしまうとそれまで得たクリボーの数が半分になってしまう。上の画面には4人のスコアが表示される。制限時間の20秒で一番多く得点した人の勝ち。
- てすりでジャンプ(842.5cm/944.5cm)
- タッチペンで画面を下から上へこすり手すりを滑るスピードを上げて、遠くへジャンプするミニゲーム。一番飛距離が長い人が勝ち。上の画面には4人の現在位置とcm単位の飛距離、下画面には現在の速度がcm/s単位で表示される。なお、飛距離は0.5cm単位で計測され、最終速度150cm/sで8.5m程度。速度の数値の6倍が目安。
- あわせて!カード
- 頭のカードにあった体のカードを選ぶミニゲーム。体のカードはシャッフルされた後にタッチペンでタッチして選択する。一番先に3回正解した人が勝ち。また、正解数が3回未満の場合は、一番多く正解した人が勝ち。全部で4回戦行う。なお、問題にはプレイヤー4人のキャラクターが登場する。上の画面には全員の選んだカードとスコアが表示される。カードを選ぶ時間は5秒で、時間切れの場合はランダムに選ばれる。カードの中には正解のカードのニセモノも含まれており(例:マリオのカードはオーバーオールのボタンの位置が違ったり、ヨッシーの腹が緑である等)、それを選んでも不正解となる。
- さがせシャッターシャンス
- 迷路の中で他の三人を見つけ先に全員の写真を撮るミニゲーム。上の画面にはマップと自分の現在位置、各プレイヤーが撮った他のプレイヤーが表示され、下の画面にはフラッシュゲージが表示される。先に他の人の写真を全員撮った人が勝ち。一度のシャッターで同時に2 - 3人写した場合は一枚の写真で複数のプレイヤーを撮れたとみなされる。1度シャッターを押すと上画面にシャッターを押したプレイヤーが数秒間表示されるほか、フラッシュゲージがなくなり一定時間撮影できない。制限時間は5分で、残り30秒になると画面に表示される。
- どかしてはっぱレース(0'28"28/0'23"50)
- 葉っぱをタッチペンでどかしゴールを目指すミニゲーム。ハチはいなくなるまで待ち、テントウムシはこすって逃がす。一番早くゴールについた人が勝ち。なお、誤ってハチをどけようとすると刺されてしばらく動けなくなる。制限時間は5分で、残り30秒になると画面に表示される。
- すれすれストップ(1.2cm/0.0cm)
- 黒板の上から飛び降り黒板消し手前の赤いラインの場所でストップするミニゲーム。黒板消しにぶつかるとリタイアとなり記録なしとなってしまう。赤いラインから一番近いところでストップした人が勝ち。上画面と下画面は連続している。記録は0.1cm単位で計測される(スタート地点は200cm)。
- ぴょんぴょんレース(0'12"07/0'09"58)
- 板に書かれたボタンを押して板に乗り移りながらゴールを目指すミニゲーム。板は全部で50枚あり、10枚毎に色の異なる板がある。また、10枚目まではボタンがAとBの2種類、30枚目まではX(またはY)を加えた3種類、31枚目以降はY(またはX)を加えた4種類になる。ボタンを押し間違えると一瞬動きが止まる。一番早くゴールした人が勝ち。なお、板は時間の経過と共に倒れていき、巻き込まれるとリタイア。最終的な制限時間は全部の板が倒れるまでの約37.3秒。
- クルクルさくらんぼ(160.3cm/200.0cm)
- タッチペンでサクランボをハンマー投げのようにまわし誰よりも遠くへ投げるミニゲーム。飛距離が一番長い人が勝ち。サクランボを回す時間は5秒(実際に投げるまでは6秒ある)。回す方向は時計回りでも反時計回りでも良く、大きく円を描く方が飛距離が伸びやすいが、投げる前に途中でタッチペンを離すとそれまでの回転が無効となる。飛距離の上限は200cm。
- ピースをかいて
- 上画面で実線で書かれている形のようなピースを下画面に一筆で描き、上画面の自分のスペースを埋めるミニゲーム。最初に自動で小さい正方形のピースが1つ置かれ、隣接するピースから描き始める。一番早く上画面を埋めた人が勝ち。
- よけろ!クリボーシュート
- クリボーの蹴ったボールをよけるミニゲーム。ボールに当たると飛ばされてリタイアとなる。時間が経過するとクリボーはカーブしたりバウンドしたりするボールを蹴るようになる。最後の一人になったら勝ち。また、制限時間の30秒が経過した時に2人以上残っていた場合は残っていた人全員が勝利となる。
- まとあてクッパ(3620pts/9340pts)
- アーチェリーのようなミニゲーム。矢を飛ばし的に当てる。矢はスライドした方向とは逆の方向に飛ぶ。カメックは30ポイント、クッパは100ポイントだが、キノピコは-30ポイントとなる。的を外したりキノピコに当てたりしなければ、カメックまたはクッパの的に当てた時に連続ヒットボーナス(連続ヒット数×10ポイント)が加算される隠し機能つき。制限時間の30秒で一番多く得点した人の勝ち。
- きてきてクリボー
- タッチペンでオルゴールを鳴らしてクリボーを寄せ付けるミニゲーム。オルゴールはテンポ良く回すとクリボーが接近してきて、色の付いた音符が表示されているスピードが適切な速さである。クリボーは全部で50匹いる。制限時間の30秒でクリボーを一番多く寄せ付けた人が勝ち。なお、50匹のクリボーが全部いずれかのプレイヤーに寄った場合はその時点でゲーム終了となる。
- ペダルでカートレース(0'17"23/0'15"76)
- 左ペダルと右ペダルを交互にタイミングよく押しゴールを目指すミニゲーム。十字キーならどの方向でも左ペダルに、A,B,X,Yボタンならどれでも右ペダルになる。水たまりはスリップしないようにスピードを落とす。上の画面の左側に現在位置、下の画面の中央上にスピードメーターが表示される。一番早くコースを1周した人の勝ち。制限時間は5分で、残り30秒になると画面に表示される。
- たまのりレース(0'18"00/0'14"83)
- 玉をタッチペンで転がし前に進ませ、ゴールを目指すミニゲーム。他のプレイヤーや障害物に当たったりすると大きく弾かれる。上の画面には現在位置が表示される。一番早くゴールした人が勝ち。制限時間は5分で、残り30秒になると画面に表示される。
- たたいてペンシル(43.4cm/64.5cm)
- Aボタンを連打してシャープペンシルのノックを押し、シャーペンの芯を伸ばす。制限時間の10秒で一番長くシャーペンの芯を伸ばした人の勝ち。なお、ノック1回で芯が0.3cm伸びる。上の画面には各プレイヤーの連打スピードが10段階で表示される。
- ジグザグコインキャッチ
- あみだくじのように下から上へと通路を自動的に進むキャラたちを誘導させ、コインをあつめるボーナスミニゲーム。「右へ進む橋」と「左へ進む橋」を通路の間にタッチペンで設置すると、橋のかかる場所にたどり着いたキャラが方向に沿ってその橋を渡っていく。このようにキャラを誘導させ、通路の間に設置されたコインを自分のキャラに回収させていく。赤コインはコイン5枚分である。設置された橋は一定時間が経つか誰かが一度渡ると消えてしまう。また、設置された橋のひとつ隣に別の橋を設置することはできない。ボードゲームでプレイするときは、通路の終点にたどり着くまでにあつめたコインがそのまま獲得できる。上の画面と下の画面は連続しており、画面の下から上へとスクロールしていく。赤コインをひたすら狙うより、序盤ただひたすら橋をかけ続け、他のキャラと距離を作り、余りのコインを邪魔されることなく取って行った方が多くコインをゲットできる場合もある。
- ふーふーロウソク
- マイクに息を吹きかけて蝋燭の火を消していくミニゲーム。蝋燭の火は一度に3つまで消せる。火を消す蝋燭は全部で14個。一番速く全ての蝋燭の火を消してゴールした人の勝ち。上の画面の左側には現在位置が表示される。
- ピッタリのっかれ
- 5つのロープから1つのロープを選んでロープにつかまった後、ロープ毎に大きさの違う着地点に飛び降りる。どのロープがどんな足場に着地するかはランダム。足場はアタッシュケース、バケツ、赤の一斗缶、青の一斗缶、丸い缶の5種類で、デュエルミニゲームでは後者2つが除外される。着地点の高さは一斗缶2種類>アタッシュケース、バケツ>丸い缶であり、低い足場はロープを放してから着地するまでやや時間がかかる。足場に着地できずにオイルに落ちたり、着地点に到達する前にロープを離してしまった場合は失敗となる。足場に着地できた人全員が勝利となるが、全員が着地に失敗すると引き分けとなる。
- プクプクフィッシング
- 8本あるロープの中からプクプクがいるロープを引く。プクプクがいるロープは4本で、ハズレの4本を引くと浮き輪から落下してリタイアとなる。ロープを選ぶ時間は5秒で、時間切れの場合はランダムで選ばれる。上画面のロープと下画面のロープはつながっておらず、どのロープにプクプクがつながっているかは引くまで判断できないため、vs4唯一の完全運任せゲームである。プクプクを釣り上げた人全員が勝利となる。
- ばたばたバッタン
- 長方形のフィールドの4辺から倒れてくるバッタンに潰されないように逃げ回る。バッタンに潰されるとリタイア。バッタンに潰されるとフィールドに穴があき、他のキャラが通ることが出来なくなる。バッタンは倒れる直前に腕を振り回す。時間が経過すると複数のバッタンがほぼ同時に腕を振り回してくるが、倒れてくるのは最初に腕を振り回したバッタンのみ。最後の1人になるか、制限時間の30秒が経過すると残った人が勝利となる。
- ぜんまいレース(0'23"96/0'16"88)
- ぜんまいで動く車のぜんまいを巻いて車を走らせ、障害物をかわしながらゴールを目指す。ぜんまいは一度に10回転まで回すことができ、回転した分だけ前進する。ただし途中にある障害物の上を通過すると減速する。一番早くゴールに着いた人の勝ち。制限時間は5分で、残り30秒になると画面に表示される。
- マグマでデンジャラス
- 火口から吹き出すマグマに当たらないように火口を登る。マグマは吹き出す直前に泡が立ち、マグマに当たるとリタイア(終盤では吹き出す間隔が短くなる)。上の画面には現在位置が表示される。最後の1人になるか制限時間の30秒が経過すると残った人の勝利となる。
- きめろ!ポーズ
- BGMが停止した時に、スポットライトが当たった時は左の黄色のボタン、当たらなかった時は右側の紫色のボタンを押す。間違えたり、BGMが停止してから0.5秒以内にボタンを押せないとミスとなる。制限時間の30秒で一番多く正解した人の勝ち。ポーズを決めるタイミングは10回ある。
- よくみてスカイダイビング
- スカイダイビングをしながら、4×4の的の中から上の画面に表示される的に移動して体当たりをする。表示される的は「○」「×」「△」「□」「◇」「💧(雫の形)」の6種類で、それぞれ色が異なる。的への体当たりは全部で5回あり、最も正解した人の勝ち。1位が複数人いる場合は該当者全員が勝利となる。
- テレサおにゴッコ
- テレサと鬼ごっこをするミニゲーム。テレサに当たると「オニ」となり1.5秒間操作不能になった後、移動速度が少し上がって障害物をすり抜けることが出来るようになる。オニの状態で他の人に触れると、その人がオニとなる。残り10秒になると2匹目のテレサが出現する。オニになっていた時間は1/100秒単位で計測され、下画面の四隅に表示される。制限時間の30秒でオニになっていた時間が最も短かった人の勝ち。
- そうじきエスケープ
- 画面の下から迫ってくる掃除機に吸い込まれないように逃げるミニゲーム。床に落ちているボタンやボールに当たるとつまずいて少しの間動けなくなる。また、ボールだけは掃除機が吸い込むことが出来ないために弾かれ、これに当たると少しの間動けなくなる。リボンやフィルムや封筒の上にいるとつられて、掃除機に吸い込まれる。また、ジャンプで潰されると移動速度が遅くなり、掃除機に吸い込まれるリスクが高くなる。下画面の左側に現在位置が表示される。最後の1人になるか、ゴールにたどり着いた人の勝ち。
- まっくらロード
- ライトが点いたり消えたりする道から落ちないように進んでいく。コースから落下するとリタイアとなる。最後の1人になるか、ゴールにたどり着いた人の勝ち(競争ではないため、たどり着いた順番は関係ない)。
- せっけんアタック
- 石けんに乗り、相手を場外に弾き出す。最後の1人になるか、制限時間の30秒間残っていた人の勝ち。
- キャンディプレゼント
- ヘイホーが指定するキャンディを下画面の中から探し、黄色のコンベアまでスライドする。正しいキャンディをヘイホーに渡すと1ポイント獲得で、間違えると再挑戦となる。キャンディは色や模様の組み合わせが数種類ある。制限時間の30秒で一番多く得点した人の勝ち。複数人する場合は該当者全員が勝利となる。
- なぎさでコインキャッチ
- 押し寄せる波を回避しながらコインを集めるボーナスミニゲーム。赤色のコインは5枚分。波に当たると3秒ほど動けなくなる。波は全部で4回押し寄せて来て、波が引いた後にコインが出現する。上の画面と下の画面は連結している。制限時間は30秒で、ボードゲームでは回収したコインがそのまま獲得できる。出現するコインは計21枚。
- ゴムボートレース(0'23"40/0'21"45)
- 水上をマリオカートに似た要領でゴムボートを操る。途中ジャンプ台があり、乗るとゴムボートは加速して大ジャンプできる。壁・ボール・ライバルのゴムボートに当たるとタイムロスになる。最初にコースを1周したプレイヤーが勝ち。制限時間は5分で、残り30秒になると画面に表示される。
- はぐるまクライミング
- 足場や歯車を登って頂上を目指すミニゲーム。足場は出たりひっこんだりする足場や、上下に移動する足場、回転する足場がある。上の画面には各プレイヤーの現在位置が表示される。一番早く一番上の金色の足場に着いた人の勝ち。
- ゆらゆらハンガー(スコアアタック用)
- ミニゲームモードの「スコアアタック」用に仕様が変更されたミニゲーム。ルールについては2vs2ミニゲームの節で解説。
1vs3ミニゲーム
編集全部で12種類ある。
- はらはらウォッシュ
- 1人側は放水口から吹き出る水を操作し、3人を水に当ててお皿の上から落とす。3人側は水に当たらないようにかわし続ける。水はお皿の直径方向に伸びており、残り10秒になるともう1つの放水口から水が出る。制限時間30秒以内に3人とも水に当てると1人側の勝利、1人でも残っていれば3人側の勝利。
- さがしてテレサ
- 上の画面中央上のWANTEDに表示されたテレサと同じテレサを下画面で探し、タッチする。間違ったテレサをタッチすると約1秒間動けなくなる。1人側は3人側よりも視界が広く、カメラのスクロールスピードも速い。指定されたテレサが全て見つかるとゲーム終了となる(何匹いるかはランダムだが奇数匹。その都合上引き分けはない)。上画面にはレーダーが表示され、黄色の点がテレサの位置、白い枠が自分の位置、赤い枠が他のプレイヤーの位置を表す。より多くのテレサを発見した側の勝利。
- ヘイホーバーガー
- 1人側は3列あるベルトコンベアーにたべものを置いて3人を場外に落とす。3人側はコンベアーから落ちないように避け続ける。たべものの種類は、シェイク(ジャンプで飛び越えられない)、ハンバーガー(ジャンプで飛び越えられない。触れると軽く弾かれる)、パンケーキ(踏むとシロップがついて動きが遅くなる)、ホットドッグ(踏むと動きが止まる)、フライドポテト(横から触れると弾かれる)、カップアイス(踏むと凍って5秒間動けなくなる)の6種類で、大型のものほど補給に時間がかかる。また、制限時間か少なくなるとベルトコンベアーが速くなるため、カップアイスで凍ってそのままリタイアすることもある。制限時間30秒以内に3人全員を落とせば1人側の勝利、1人でも残れば3人側の勝利。
- にげろ!シュッポー
- 1人側はシュッポーに乗って3人を追う(Aボタンを連打する)。3人側はシュッポーに当たらないように、指定されたボタンを交互に連打して逃げる。途中3カ所の分岐点があり、3人側は1人側と同じ方向に進んだ場合は両側ともボタンの連打をしなくてはならない。この時、3人側は1人側よりも早い連打だと逃げ切ることが出来るが、遅いと追いつかれて弾き飛ばされる。逆に1人側とは違う側に行くとトロッコに乗りボタン連打は免除される。なお、ボタンの連打は両側とも赤いレールに差し掛かってから開始となる。3人全員を弾き飛ばせば1人側の勝利、1人でもゴールまでたどり着けば3人側の勝利。ルートを選ぶ時間は各3秒、ボタンを連打する時間は各7秒である(残り5秒になると、線路の隣にカウントダウンの標識が現れる。ただし、残り4秒を除く)。
- チップでホッケー
- 1人側はチップを飛ばして3人側に当てる。3人側はチップに当たらないように逃げ続ける。チップは壁や他のチップに当たったりすると向きを変える。残り10秒になると、上からチップが落下してくるようになり、これに当たってもリタイアとなる(動いていないチップに当たると少しの間動けなくなる)。制限時間30秒以内3人全員をチップに当てれば1人側の勝利、1人でも生き残れば3人側の勝利。
- みつけてラビリンス
- 1人側は3人に見つからないように迷路を逃げ続ける。3人側は1人側を探してライトで照らす。上画面にはマップと現在位置が表示され(3人側の時は仲間の位置も表示される)、下画面にはセンサーが表示される。センサーは5つのランプによって表示され、ライバルに近づくと点灯するランプの数が増える。制限時間30秒以内にライトで1人を見つければ3人側の勝利、逃げ切れば1人側の勝利。
- なみのりアヒルボート
- 1人側はアヒルボートを左右に傾けて、後ろの3人側を振り落とす。3人側は振り落とされないようにバランスをとる。制限時間30秒以内に3人とも振り落とせれば1人側の勝利、1人でも残れば3人側の勝利。
- キャッチャーパニック
- 1人側は5×5マスのフィールドの上で、ぬいぐるみに潰されないように逃げ回る。3人側はぬいぐるみを操作して1人側の上に落とす。ぬいぐるみはタッチスクリーンの操作から少し遅れて動く。制限時間30秒以内に1人を潰せば3人側の勝利、逃げ切れば1人側の勝利。
- まわしてジューシーハム
- 1人側はハムを回して3人をハムの上から落とす。3人側はハムの上から落ちないようにバランスをとる。制限時間30秒以内に3人とも振り落とせれば1人側の勝利、1人でも残れば3人側の勝利。
- たいけつ!スノーレース
- 1人側はスプーン型、3人側はクツ型のソリに乗り、雪のコースを滑ってゴールを目指す。カーブで左右のカベに当たると減速する。なお、3人側はソリのスピードが1人側よりも速いが、全員が同じボタンを押さないと減速する。上画面には現在位置が表示され、先にゴールした側の勝利となる。
- どたばたコインキャッチ
- ボーナスミニゲーム。1人側は宝箱から出てくるコインを集め、3人側は1人側の取りこぼしたコインをマジックハンドでキャッチする。赤コインは5枚分。1人側はビー玉に当たると約3秒間動けなくなる。制限時間は20秒で、ボードゲームでは集めたコインがそのまま獲得できる。なお、3人側が獲得したコインは配分されることはない(例:3人側全体で12コインを獲得した場合は、1人につき4コインではなく12コインずつ獲得できる)。
- ふーふーブリザード
- 1人側はマイクに息を吹きかけて冷風を3人に当てる。3人側は冷風で凍らないように体をこすり続ける。3人側は体温ゲージが一番下まで下がると雪だるまになってしまってリタイアとなる。1人側の場合は上画面に3人側の体温ゲージと制限時間が表示され、下画面に雪だるまが表示される。3人側の場合は上下の画面が入れ替わる。制限時間10秒以内に3人とも凍らせれば1人側の勝利、1人でも耐えられれば3人側の勝利。
2vs2ミニゲーム
編集全部で13種類ある。
- ふらふらバギーレース(0'23"80/0'14"46)
- 2人で左右のタイヤを操作し、バギーをゴールまで進める。上画面には左右のタイヤのスピードがメーター表示され、左右でメーター(スピード)が同じだとまっすぐ進み、メーターが異なっているとメーターの低い方にバギーが曲がる。また、途中にあるぬかるみを踏むと減速する。先にゴールしたチームの勝ち。制限時間は5分で、残り30秒になると画面に表示される。
- ピッタリおえかき
- キャンバスに描かれている絵のうち、自分のペンと同じ色の線をなぞる。制限時間は20秒で、なぞった後に各プレイヤー100点満点で得点が発表され、合計点の高いチームの勝ちとなる。消しゴムがないため、一発勝負となる。
- ペアでそろえて
- 3×6のカードを神経衰弱の要領でカードをめくる。1人でペアを揃えることも可能だが、ヒップドロップでひっくり返したカードは3秒で裏返ってしまうため、ヒップドロップのタイムラグがあるのでカードが隣り合っていないと難しい。先に4ペア揃えたチームの勝利。
- ふたりでぬけだせ(0'29"03/0'23"71)
- 氷をパンチで壊しながら迷路を脱出する。水色の氷はパンチ2回(スターを取った時は1回)で破壊できるが、白い氷は他の氷を2回ぶつけるかスターを取って2回パンチしないと破壊できない。水色の氷はパンチをすると直線上を滑っていき、他の氷に攻撃することが出来る。ただし、滑っている氷が相手にぶつかると、相手が約1秒ひるんでしまう。また、?の氷は攻撃するとスターか氷のイガイガが出現する。氷のイガイガに触れると凍ってしまうので注意。凍った時はBボタン連打で壊せるが、パートナーに攻撃してもらうと1発で壊せる。各エリアの右側にあるスイッチは2人同時にパンチをしないと出口のドアが開かない。先に3つのエリアから脱出したチームの勝ち。制限時間は5分で、残り30秒になると画面に表示される。
- チョロプーにつかまるな
- スプーンで穴を掘って地中を進んでいく。2人の連打が同スピードだとまっすぐ進むが、異なるスピードだと連打の速い側に曲がる。途中にある岩は硬い。後ろから接近するチョロプーに追いつかれるとリタイア。上の画面には各チームの現在位置と穴を掘った軌跡が表示される。先にゴールしたチームの勝ち。両方がチョロプーに追いつかれた場合は引き分けとなる。
- せなかあわせでよじのぼれ(0'22"66/0'16"50)
- 障害物のボルトを避けながらパイプを登っていく。2人が同じボタンを押さないと一段階落下する。先にパイプの一番上まで着いたチームの勝ち。制限時間は5分で、残り30秒になると画面に表示される。
- スライススライス
- タッチスクリーンをスライドし、スライサーを動かしてキュウリを切っていく。スライドする幅が小さいとキュウリが半分しか切れない。先に全てのキュウリをスライスし終わったチームの勝ち。
- ゆらゆらハンガー(0'21"25/0'17"21)
- ロープを滑るハンガーにぶら下がり、障害物に当たらないようにゴールを目指す。ハンガーが水平だとスピードアップする。障害物を回避する時は片側に寄る。先にゴールしたチームの勝ち。制限時間は5分で、残り30秒になると画面に表示される。
- ミニゲームモードの「スコアアタック」や「デュエルミニゲーム」のバージョンでは、1人でハンガーにぶら下がりゴールするまでのタイムを競う。ハンガーは1人が中央にいるとスピードアップする。
- のぼってブックレース(0'18"76/0'14"05)
- 定規を持ってパートナーと協力して本の階段を上りゴールを目指す。A→B→Y→X→A→B→Y→Xの順にボタンを2周押すと階段を1段登れ、パートナーと交互に操作をして進んでいく。合計10段ある階段を先に上りゴールについたチームの勝ち。制限時間は5分で、残り30秒になると画面に表示される。
- ばたばたコインキャッチ
- パートナーとAボタン連打で羽根を羽ばたかせながらコインを集めるボーナスミニゲーム。上昇するよりも下降する方がスピードが速い。赤コインは5枚分。ボードゲームではゴールに到着した時に集めたコインがそのまま獲得できる。上の画面には両チームの現在位置と集めたコインの配置が表示される。
- ふーふーバッタン
- 制限時間の5秒間にバッタンに息を吹きかけて相手チームのほうに押し返す。5秒経過後、バッタンが息の吹きかけた量の少ないチームに倒れ、バッタンに潰されなかったチームの勝ち。息の吹きかけた量が同じ場合はランダムとなる。
- アタック!ガサゴソ
- 自動で動く照準を調整して、ガサゴソの弾を当てる。ガサゴソに当てると1ポイント、金のガサゴソに当てると3ポイント獲得。カーソルは、一人が縦のライン、もう一人が横のラインを担当する。制限時間の30秒でより多く得点したチームの勝ち。同点の場合は引き分けとなる。
- けっせん!ハンドボール
- 相手チームとハンドボールで対戦する。ゴールキーパーはクリボーの板が担当し、常に左右に動き続ける(ゴールのプレイヤーが入れない所にボールが転がった場合、回転して跳ね返す)。制限時間の45秒でより多く得点したチームの勝ち。同点の場合は引き分けとなる。
バトルミニゲーム
編集全部で5種類ある。ボードゲームの「バトルロイヤル」で、「vs4ミニゲーム」の代わりに発生することがある(今作は「タッグマッチ」では発生しない)。各プレイヤーから、コインを一定枚数徴収し、ミニゲームの勝敗順位におうじて、そのコインが配分される(基本的に、1位が65%、2位が30%、3位が5%、4位が0%)。なお、今作では、各プレイヤーから徴収されるコインの枚数は「現在のターン数×2」の数となっている(例として、10ターン目で発生した場合は、10×2=20コインとなり、各プレイヤーから20コインずつ集められることとなる)。
- プクプクサバイバル
- プクプクの作り出す渦に飲み込まれないように水面を逃げ続ける。大きいプクプクが作る渦ほど吸い込まれる力が強い。しかし渦に吸い込まれてもAボタンの連打が速ければ助かることもある。上の画面には横から見たプレイヤーとプクプクの位置が表示される。制限時間は30秒で、生き残った時間が長い順に順位が決まる。
- キラキラてんたいかんそく
- 夜空に次々現れる星にタッチをしていく。時間の経過と共に出現する星の数が増えていく。制限時間は30秒で、タッチした星の数の多い順に順位が決まる。
- ふーふーどうかせん
- 1人ずつ爆弾の導火線に息を吹きかけて短くしていく。爆弾が爆発した時に爆弾の上にいたプレイヤーはリタイアとなり、誰かが1人になるまでゲームが続く。息を吹きかける順番はランダムに決定される。また、息を吹きかける制限時間は3秒でこの間に全く息を吹きかけなかった場合もその場で爆弾が爆発して即リタイアとなる。生き残った順に順位が決まる。
- ちきゅうぎバトル
- 地球儀の上を移動しながら、他のプレイヤーに弾を当てる。上画面には世界地図上に各プレイヤーの現在位置と向いている方向が表示される。弾を他のプレイヤーに当てると+1点となり、制限時間の30秒で得点数の多い順に順位が決まる。
- かさねてチップタワー
- タッチペンでカードを選ぶと、そのカードに書かれた数字の分だけチップを得られる。カードの種類は1ターン目が1・2・3・4・5、2ターン目が1・2・3・4・5・10、3ターン目が1・2・3・4・5・10とクッパのカードがあり、クッパのカードを引くと自分のチップの枚数が半減してしまう。最高は25枚、最低は1枚となる。カードは裏にふせられたままランダムに高速でシャッフルされる上、見た目でカードの種類を見分けられないため、運任せのミニゲームである。カードを選ぶ時間は5秒で、時間切れの場合はランダムに1枚が選ばれる。3ターン行い、最後に持っていたチップの枚数が多い順に順位が決まる。
デュエルミニゲーム
編集全部で32種類あるが、全て上記の「vs4ミニゲーム」と「2vs2ミニゲーム」の中から一部のミニゲームを2人用に変更したものが収録されている(例としては、「ピッタリのっかれ」のロープが3本になっているなど)。ここではタイトルのみ記載する。
- かこんでクリボー
- てすりでジャンプ
- さがせシャッターシャンス
- どかしてはっぱレース
- すれすれストップ
- ぴょんぴょんレース
- クルクルさくらんぼ
- ピースをかいて
- よけろ!クリボーシュート
- まとあてクッパ
- きてきてクリボー
- ペダルでカートレース
- たまのりレース
- たたいてペンシル
- ジグザグコインキャッチ
- ふーふーロウソク
- ピッタリのっかれ
- プクプクフィッシング
- ばたばたバッタン
- ぜんまいレース
- マグマでデンジャラス
- きめろ!ポーズ
- そうじきエスケープ
- まっくらロード
- せっけんアタック
- キャンディプレゼント
- なぎさでコインキャッチ
- ゴムボートレース
- はぐるまクライミング
- スライススライス
- ゆらゆらハンガー
- ふーふーバッタン
ボスミニゲーム
編集全部で5種類。「ストーリーモード」で各ボードマップクリア後にプレイできるようになる1人用のミニゲーム。いずれのミニゲームもライフはボスが3つでプレイヤーが5つ。ボスのライフを3つすべて削ると勝利でクリアとなるが、自分のライフが5つすべてなくなるとそこで敗北となるが、ストーリーモードであれば再挑戦できる。なお、「ストーリーモード」のCOMは必ずあっさりと負けてしまう。
- たいけつパックンフラワー
- パックンフラワーの吐き出すバクダンのタネをキャッチし、パックンフラワーに投げ返してダメージを与える。パックンフラワーが吸い込もうとするときにタネを投げ返すとダメージを与えられる(ゲーム中では口を開けているときと説明されているが、爆弾のタネを吐いているときに投げるとタネは反れてしまい、ダメージは与えられない)。飛んでくるタネに当たったり、持ったタネを投げずに一定時間放置したり、パックンフラワーに吸い込まれたりするとダメージを受ける。ストーリーモード最初のボスミニゲームにして後述の「たいけつハンマーブロス」より難易度が高い。
- たいけつハンマーブロス
- 赤・青・緑・黄の4色のティンパニーを、上の画面のハンマーブロスが叩いた順番にタッチする記憶力ゲーム。1回目は3回、2回目は4回、3回目は5回叩く。正しい順番で演奏できればダメージを与えられるが、約5秒経過でハンマーブロスの飛ばしてくる音符に当たり、自分がダメージを受ける。記憶力さえ良ければいちばん簡単なボスミニゲームである。
- たいけつカロン
- 八角形の頂点にあるスイッチの中から、上画面で炎マークが表示されているスイッチをヒップドロップで押す。1回目は1つ、2回目は2つ、3回目は3つのスイッチを押さなければならない。指定されたスイッチを順番通りに全部押すとダメージを与えられるが、カロンに踏みつけられたり、衝撃波に当たったり、ホネに当たったりするとダメージを受ける。なお、時々カロンがジャンプする際に落ちてくる木の実をぶつけると一定時間気絶させることが出来る。
- たいけつカメック
- スタートからしばらくは、障害物を避けながら図書館の廊下を進む。飛んでくる本や突き出す本棚にぶつかるとダメージを受ける(本はインクで撃ち落とせる)。およそ50秒後にカメックのいる場所に着く。
- カメックの居場所に着いた後は、カメックの魔法攻撃や本を避けながら、カメックの顔面にインクを当て続ける。カメックの顔面を真っ黒にするとダメージを与えられる(時々カメックが顔を拭くこともある)が、本に当たったり(カメックに当たった辞典も含む)、カメックの魔法攻撃に当たったりするとダメージを受ける。
- たいけつクッパ
- クッパがブロックに変身して戦いに挑む。ストーリー上、このボスミニゲームのみマリオたちが通常の大きさになった状態での対決となる。
- 金色のクッパブロックにパンチやキック、ヒップドロップを駆使して攻撃をすることでダメージを与えられる。クッパブロックに5回攻撃する毎にクッパのライフが1減って形を変える。クッパマークのキューブからは時々火の玉が飛んでくる。
- 第1形態はコマの形で回転しながらプレイヤーに接近してくる。炎の渦が止まってコマが倒れた後にダメージを与えられる。第2形態は立方体のブロックになり、転がりながら接近してくる。攻撃はいつでも可能。最終形態は列車のような形となり、ステージのまわりを周回したあと、コース中央に移動して火の玉を放つ。攻撃チャンスは火の玉を放った後。合計15回攻撃すると倒せる。
パズルモード
編集過去のマリオパーティシリーズで登場したパズルミニゲームが収録された「パズルコレクション」と、今作で新しく登場した「さんかくパズル」がプレイできる1 - 2人用のモード。ただし「さんかくパズル」は条件を満たさないとプレイすることができない。なお、各ミニゲーム名の横の( )内は、左側が「ギャラリー」で見られるスタッフベスト、右側が任天堂公式サイトに掲載された「ほんとのスタッフベスト」。
パズルコレクション
編集全部で5種類のミニゲームがプレイできる。1人でプレイする時は全てのミニゲームでハイスコアを目指してプレイするルールとなっており、ゲームオーバーにならない限りプレイが続けられる。「ダウンロードプレイ」において2人でプレイする時は、基本的には過去の作品の2人(以上の)対戦と同じルールで相手プレイヤーと対戦をする(CPUとの対戦はできない)。なお、これらのミニゲームはタッチペンを使って良い。
- ドッスンパズル(6430pts/20712pts)
- マリオパーティ3で登場した落ちモノパズルのミニゲーム。縦10マス×横4マスのフィールドに、赤・青・黄・緑・白・黒の6色のブロックを置いていき、同じ色のブロックを2個以上つなげるとブロックが消える。フィールド全てがブロックで埋め尽くされるとゲームオーバーとなる。時々ドッスンが降ってきて、ブロックを半分のサイズにしてくれる。ブロックを20個ほど消す毎にレベル(難易度)が1ずつ上がっていき、レベルが高くなるにつれてブロックを消した時のポイントが増えるが、ブロックの落下速度も速くなり、時々降ってくる「おじゃまブロック」の数も増えていく(原作ではおじゃまブロックは『スーパーマリオブラザーズ3』のレンガブロックと同じデザインだったが、本作では質素なデザインに差し替えられている)。なお、フィールドにある全てのブロックを消す毎に、全消しボーナスとして1000ptsが加算される。レベルは最高で「99」まで上がるが、レベル20前後からはほとんど落とす位置を確認する余裕がなく、レベル80前後からはおじゃまブロックだけでフィールドの大半を埋め尽くすという状況になる。
- 2人対戦の時は先に100pts取った方の勝利となり、連鎖や同時消しをすると相手のフィールドにおじゃまブロックを送ることができる。ブロックの落下スピードはレベル1のスピードで固定となっている。
- ボムへいパズル(197414pts/90661pts)
- マリオパーティ4で登場した落ちモノパズルのミニゲーム。縦9マス×横9マスの正方形のフィールドに、丸(ピンク)・三角(黄)・四角(緑)・星(青)のブロックを置いていき、同じ形(色)のブロックを3個以上つなげるとブロックが消える。時々ボムへいも出るが、ボムへいはそのボムへいの周囲8マス(最下段は周囲5マス、シャッターの両端に置くと爆発させられない)を全て囲むと爆発して、周囲のブロックと共に消すことが出来る(ドッスンパズルのドッスンよりも出現頻度が高い)。画面の右側のゲージは時間の経過と共に減っていき、黄色のラインまでゲージが減る毎にシャッターが降りてフィールドの両側1列ずつなくなる。ゲージが完全になくなると、フィールドは中央の3列だけになってしまう。しかしレベルが1つ上がる毎にゲージが一番上まで回復し、フィールドも元に戻る。ちなみに、ゲージは112ピクセル分あり、Lv1でゲージがなくなるまでには約1分06秒かかるが、Lv40で約20秒となる。ブロックを20個ほど消す毎にレベルが1ずつ上がり、レベルが上がるとブロックの落下スピードとゲージの減るスピードが上がる。Lv40前後からは落とす位置を確認する時間どころか、ブロックを左右に移動する時間すらほとんどない(アラームが鳴ってから1秒でシャッターが降りる)。中央の列の一番上までブロックを積み上げるとゲームオーバーとなる(他の列は積み上げてもよい)。ブロックを消した時に得られる得点は、ブロック1個あたりレベルの値と同じであり、フィールド内全てのブロックを消す毎に全消しボーナス1000ptsが入る(ボムへいが出現しやすい分、全消しボーナスを獲得しやすい)。なぜか、ギャラリーのスタッフベストよりも「ほんとのスタッフベスト」の方が得点が低い。
- 2人対戦の時はフィールドが縦9マス×横10マスとなり、先に100pts取った方が勝ちとなる。相手のフィールドでもブロックを消すことが出来る。得点はブロック1個当たり1点で固定。
- ピースをうばえ!(258177pts/537005pts)
- マリオパーティ5で登場したミニゲーム。右側のベルトコンベアから流れてくる赤・青・黄・緑のピースを掴んで、縦7マス×横5マスのフィールドに置いていく。フィールドを全部埋めるとボーナスポイントが入ってレベルが1上がる。なるべく同じ色で埋めた方が高得点となる。間違って掴んだり、置けない形のピースを掴んだりした場合は中央下にあるゴミ箱に捨てることが出来る。Lv5からは不規則な形のピースと掴んだ瞬間にピースが変形する顔ブロックが出現、Lv15からはフィールド上に、置くことの出来ない鉄ブロック(以降5レベル毎に1個ずつ増加し、Lv35からは5個に固定)が出現、Lv20からは色指定箇所(3レベル毎に1カ所ずつ増加し、Lv47からは10カ所に固定)が出現し始める。なお、鉄ブロックはゲームオーバー後に再開したレベルでは出現しない。制限時間は60秒で、フィールドを全部埋めると時間が回復(Lv2~10は+60秒、Lv11~18は+50秒、Lv19~25は+40秒、Lv26~29は+36秒、Lv30以降は+30秒、いずれも最高60秒まで)する。制限時間が0秒になるとゲームオーバーとなる。
- 2人対戦時は、制限時間内(1分・3分・5分から選択可能)でより多く得点した方の勝ちとなる。
- つなげてブロック(2150pts/9999pts)
- マリオパーティ6で登場したミニゲーム。スコアの加算方法が、原作(マリオパーティ6)と異なる。同じ色のブロックを5個以上つなげて消す。右下に表示されるノルマの分だけ星ブロックを消すと、レベルが上がって制限時間が回復(最高60秒まで)する。ブロックは掴んでいずれかの列の一番上に移動させることが出来る。ただし、星ブロックと時計ブロックは移動できない。時計ブロックは消すと時間が30秒回復(最高60秒まで)する。時間の経過と共に自動でブロックが上昇するが、自分でBボタンを押して上昇させることもできる。ただし、いずれかの列のブロックが上の方にあるフェンスまで上昇すると、フェンスからブロックが外れるまで制限時間の減る速度が2倍になってしまう。ノルマの星の数はLV15まではLvと同じ値、Lv16で5個に戻るが、ブロックの色の数が増える。その後Lv26からは15個に固定される。なお、レベルが上がるとブロックが自動で上昇するテンポが速くなっていく。制限時間が0秒になるとゲームオーバーとなる。
- 2人対戦時も基本のルールは1人用と同じ。制限時間(フェンスまでブロックが上昇すると減り始める。また、フェンスから外れるとカウントが止まる)は5秒で先に0秒になった方の負けとなる。なお、矢印ブロックを消すと相手のフィールドにレンガブロックを送ることができる。レンガブロックはカーソルを合わせてAボタンを5回押さないと消えない。
- かいてんパズル(11130pts/14360pts)
- マリオパーティ7で登場したミニゲーム。コンベアーからボールを落とし、ステージを回転させながら同じ色を5個以上つなげて消す。ステージの中央に表示されている分だけボールを消すとクリアでレベルが1上がる。レベルが上がるとコンベアからボールが落ちてくる間隔が短くなり、さらに色違いのボールや大小サイズのボール、泡のボール(落下中のボールが触れると消える)やおじゃまボール(隣接するボールを消して数字を0にすると消える)などが出現する。ステージの外に10個以上ボールがはみ出た状態(8個はみ出るとサイレンが鳴る)で2秒経過するとゲームオーバーとなる。
- 2人対戦時も基本のルールは1人用と同じ。大量にボールを消すことで相手におじゃまボールを送ることが出来る。先にステージの外に10個以上ボールがはみ出た状態で2秒経過した方の負けとなる。
さんかくパズル
編集カーソルで三角形のブロックを回転させながら動かし、ブロックを消していくパズルミニゲーム。以下の2つのモードでプレイすることができる。1人でプレイする場合はどちらのモードもハイスコアを目指して、ゲームオーバーになるまでプレイするルールとなる。
- けして☆さんかく(287130pts/368250pts)
- 三角形のブロックを動かし、同じ色を4つ以上繋げて消していくモード。ブロックを消すと得点となり、制限時間60秒以内に30コ以上のブロックを消すとレベル(難易度)が上がり同時に残りの制限時間が30秒回復する(レベルが上がるとその時の残りの制限時間×100点のボーナスの得点も加算される。)。正三角形や正六角形を揃えるともらえる得点が増える。レベルが上がると出現するブロックの色が増えるほか、三角のレンガブロックや金属ブロックが出現する。金属ブロックが含まれる三角形は回転ができなくなる。いずれも隣接するブロックを消すと一緒に消滅する。残りの制限時間が0になるとゲームオーバーとなる。
- つくって☆さんかく(322300pts/391300pts)
- 上画面に表示されるお手本どおりにブロックを並べるモード。制限時間90秒以内に正しく並べるとクリアとなり、その時の残り時間×100点が得点として入り、次の問題が表示される。時間内に完成できないとそこでゲームオーバーとなる。また、完成する前にブロックを4つ以上繋げるとレベルの初期配置に戻り、残り時間から10秒減ってしまうため、それも考慮して回転順序を考える必要がある。なお、上画面には目標の手数(最短の手数)も表示されるがブロックを動かせる回数に制限はない。問題は全部で50問あり、50問全て解き終えると無条件でゲーム終了になる。
関連書籍
編集- 任天堂公式ガイドブック マリオパーティDS ISBN 9784091063977 - 小学館(発売日:2007年12月11日)
注釈
編集- ^ 『2023 CESAゲーム白書』コンピュータエンターテインメント協会、2023年7月、194頁。ISBN 978-4-902346-47-3。
- ^ 『2023 CESAゲーム白書』コンピュータエンターテインメント協会、2023年7月、188頁。ISBN 978-4-902346-47-3。
関連項目
編集外部リンク
編集- マリオパーティDS
- マリオパーティDS - Wii Uバーチャルコンソール
- Nintendo Online Magazine 2007年11月号 開発スタッフインタビュー