マリア・クリスティーナ橋

マリア・クリスティーナ橋(バスク語: Maria Kristina zubia, スペイン語: Puente de María Cristina, 英語: María Cristina Bridge)は、スペインサン・セバスティアンウルメア川下流部に架かっているアーチ橋

マリア・クリスティーナ橋
基本情報
スペインの旗 スペイン
所在地 バスク州ギプスコア県サン・セバスティアン
マリア・クリスティーナ橋の位置(スペイン内)
マリア・クリスティーナ橋
マリア・クリスティーナ橋
マリア・クリスティーナ橋の位置(ドノスティア内)
マリア・クリスティーナ橋
マリア・クリスティーナ橋
交差物件 ウルメア川
設計者
施工者
スペインの旗 ホセ・エウヘニオ・リベラ
スペインの旗 フリオ・マリア・サパタ
建設 1904年
構造諸元
形式 アーチ橋
材料 鉄筋コンクリート
最大支間長 30m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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歴史

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ウルメア川に架かる唯一の橋としてサンタ・カタリーナ橋があったが、1893年、サン・セバスティアンの旧市街からレンフェ(スペイン国鉄)のサン・セバスティアン北駅・闘牛場・自転車競技場に向かうための木造の仮設橋が建設された[1]。しかしその後橋は崩壊して木橋の通行が禁止された。技師のホセ・エウヘニオ・リベラと建築家のフリオ・マリア・サパタの設計によって、1904年に当時としては異例の9カ月間をかけて鉄筋コンクリート造の恒常的な橋が完成[2]。1905年1月20日、聖セバスティアンの祝祭時にスペイン王室を迎えて開通式を行い、毎年夏季をサン・セバスティアンで過ごしていた王妃マリア・クリスティーナの名を譲り受けてマリア・クリスティーナ橋と命名された。

アーチ橋であり、アーチ部の間隔は30m。セーヌ川に架かるパリのアレクサンドル3世橋を模した[2]折衷主義の建築である。両サイドに2基ずつ計4基設置された全高18mの方尖塔(オベリスク)が特徴であり、それぞれの方尖塔は凝った彫刻で埋め尽くされている[1][2]。1985年に改修工事が行われている。

ギャラリー

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脚注

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  1. ^ a b BRIDGES”. San Sebastian Turismo. 2014年9月25日閲覧。
  2. ^ a b c María Cristina Bridge”. Euskadi.net. 2014年9月25日閲覧。

外部リンク

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座標: 北緯43度19分02秒 西経1度58分42秒 / 北緯43.3173度 西経1.9783度 / 43.3173; -1.9783