マラウイにおけるLGBTの権利
本稿、マラウイにおけるLGBTの権利では、マラウイにおけるLGBTの法的状況について扱う。
マラウイにおけるLGBTの権利 | |
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同性間の 性交渉 | 男性では違法、女性では合法[1] |
刑罰: | 14年以下の懲役刑、身体的刑罰[1] |
性自認/性表現 | - |
マラウイでは、同性愛行為は非合法である。同性愛は刑法153条の"風俗犯罪"に規定されているほか、刑法156条の"公序良俗"に関する規定によって処罰されている[2]。また、マラウイの地元住民と同性愛行為を行った観光客は、刑法156条により起訴され、国外退去となる可能性がある[2] 。
2009年の12月下旬には、2人のゲイの男性であるTiwonge ChimbalangaとSteve Monjezaが、伝統的な形式の結婚式を行ったことで逮捕された。なお、同性愛者同士がこのような結婚式を行ったのは、おそらくマラウイ国内では初の例である。彼らはブランタイヤの刑務所に入れられており、保釈を拒否されたために裁判を待っている状況である[3]。
脚注
編集- ^ a b Ottosson, Daniel (May 2008). “State-sponsored Homophobia: A world survey of laws prohibiting same sex activity between consenting adults”. International Lesbian and Gay Association (ILGA). pp. Pages 22-23. 2009年3月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年5月5日閲覧。
- ^ a b Spartacus International Gay Guide, page 1217. Bruno Gmunder Verlag, 2007.
- ^ "Malawi Gay Couple face trial: BBC News 29.12.09: http://news.bbc.co.uk/2/hi/africa/8433640.stm
外部リンク
編集- UK government travel advice for Malawi: Local laws and customs
- Centre for the Development of People:Malawi LGBT rights and HIV awareness organisation