マックス・グラデル
マックス=アラン・グラデル(Max-Alain Gradel, 1987年11月30日 - )は、コートジボワール・アビジャン出身のサッカー選手。スィヴァススポル所属。コートジボワール代表。ポジションはFWで、両サイド、特に右サイドのウィングとしてプレーする[1][2]。
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コートジボワール代表でのグラデル(2012年) | ||||||
名前 | ||||||
本名 |
マックス=アラン・グラデル Max-Alain Gradel | |||||
ラテン文字 | Max Gradel | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 |
コートジボワール フランス | |||||
生年月日 | 1987年11月30日(37歳) | |||||
出身地 | コートジボワール・アビジャン | |||||
身長 | 175cm | |||||
体重 | 69kg | |||||
選手情報 | ||||||
在籍チーム | スィヴァススポル | |||||
ポジション | FW | |||||
背番号 | 7 | |||||
利き足 | 右足 | |||||
ユース | ||||||
2000-2004 | シャンピオネ・スポルト | |||||
2004-2005 | ルイシャム・カレッジ | |||||
2005-2006 | レスター・シティ | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
2006-2010 | レスター・シティ | 27 | (1) | |||
2007-2008 | → ボーンマス (loan) | 34 | (9) | |||
2009-2010 | → リーズ・ユナイテッド (loan) | 14 | (3) | |||
2010-2011 | リーズ・ユナイテッド | 63 | (22) | |||
2011-2015 | サンテティエンヌ | 101 | (31) | |||
2015-2018 | ボーンマス | 25 | (1) | |||
2017-2018 | → トゥールーズ (loan) | 29 | (8) | |||
2018-2020 | トゥールーズ | 57 | (14) | |||
2020- | スィヴァススポル | 96 | (20) | |||
代表歴2 | ||||||
2011- | コートジボワール | 103 | (17) | |||
2021 | コートジボワール U-23 | 2 | (1) | |||
1. 国内リーグ戦に限る。2023年6月5日現在。 2. 2020年10月13日現在。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
経歴
編集クラブ
編集レスター・シティのユースから2007年にトップチームに昇格し、2007年5月5日にレスター・シティと自身初のプロ契約を結んだ。2007-08シーズン当初は1ヶ月間の期限付きでボーンマスでプレー。後に期限が2007年内、シーズン終了後までと延長され、シーズンを通しボーンマスでプレーし34試合で9得点を記録。2008年2月6日にはレスター・シティとの契約を3年延長。半年後の2008年8月14日には2012年6月まで契約を延長した。レスター・シティに戻った2008-09シーズンはリーグ戦27試合に出場し、チームのフットボールリーグ1優勝、チャンピオンシップ昇格に貢献した。
2009-10シーズンはリーズ・ユナイテッドへレンタル移籍しレギュラーとしてプレー。1月に一旦レスター・シティに復帰するも、活躍を認められリーズ・ユナイテッドへ完全移籍し2年半の契約を結んだ[3]。このシーズンはリーグ戦32試合に出場し6得点を挙げ、リーズ・ユナイテッドのチャンピオンシップ昇格に貢献。しかしチームが昇格を決めたブリストル・ローヴァーズ戦では暴力行為により退場処分を受けた[4]。2010-11シーズンはリーグ戦41試合に出場し18得点を挙げる活躍をみせ、シーズン終了後にはチーム年間最優秀選手賞の、ファン選出部門、選手選出部門の両方を受賞した。またこの活躍からプレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッド[5][6]やブンデスリーガのハンブルガーSVが獲得に興味を示した[7]。
2011年8月30日にリーグ・アンのサンテティエンヌへ完全移籍し、4年契約を結んだ[8]。2014-15シーズンはリーグ戦23試合に出場し17得点を挙げる活躍をみせた。
2015年8月4日にボーンマスへ移籍するが、8月29日のレスター・シティ戦で靱帯を負傷し、長期離脱を強いられた。
2017年8月16日、トゥールーズへレンタル移籍した。期間は1年間。
2018年6月25日、トゥールーズへ完全移籍した。
2020年シーズンからトルコのスィヴァススポルでプレーしている。
代表
編集2010年11月10日のポーランドとの親善試合でコートジボワール代表に初招集され、2011年6月5日のアフリカネイションズカップ2012予選、ベナン戦で代表デビュー[9]。2012年8月15日のロシアとの親善試合で代表初得点を挙げた。
2014 FIFAワールドカップに臨むコートジボワール代表に選出され、グループリーグ第2戦のコロンビア戦に先発出場した[10]。
アフリカネイションズカップ2015ではグループリーグ第2戦のマリ戦に途中出場し87分に同点ゴールを挙げ引き分けに持ち込むと[11]、第3戦のカメルーン戦ではコートジボワールをグループ首位通過に導く決勝点を挙げた[12]。決勝トーナメントからは3試合全てに先発出場し、コートジボワールの優勝に貢献した。
代表歴
編集出場大会
編集試合数
編集- 国際Aマッチ 106試合 17得点(2011年-)[13]
コートジボワール代表 | 国際Aマッチ | |
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年 | 出場 | 得点 |
2011 | 4 | 0 |
2012 | 15 | 2 |
2013 | 5 | 0 |
2014 | 9 | 3 |
2015 | 10 | 3 |
2016 | 8 | 1 |
2017 | 8 | 1 |
2018 | 6 | 1 |
2019 | 13 | 1 |
2020 | 4 | 0 |
2021 | 9 | 3 |
2022 | 10 | 2 |
2023 | 5 | 0 |
2024 | ||
通算 | 106 | 17 |
得点
編集# | 日時 | 場所 | 相手 | スコア | 結果 | 大会 |
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1. | 2012年8月15日 | モスクワ | ロシア | 1–1 | 1–1 | 親善試合 |
2. | 2012年9月8日 | アビジャン | セネガル | 4–2 | 4–2 | アフリカネイションズカップ2013予選 |
3. | 2014年3月5日 | ブリュッセル | ベルギー | 2–2 | 2–2 | 親善試合 |
4. | 2014年10月11日 | キンシャサ | コンゴ民主共和国 | 1–2 | 1–2 | アフリカネイションズカップ2015予選 |
5. | 2014年11月14日 | アビジャン | シエラレオネ | 1–3 | 1–5 | |
6. | 2015年1月24日 | マラボ | マリ | 1–1 | 1–1 | アフリカネイションズカップ2015 |
7. | 2015年1月28日 | カメルーン | 0–1 | 0–1 | ||
8. | 2015年3月29日 | アビジャン | 赤道ギニア | 1–1 | 1–1 | 親善試合 |
9. | 2016年3月29日 | ハルツーム | スーダン | 0–1 | 1–1 | アフリカネイションズカップ2017予選 |
10. | 2017年9月2日 | リーブルヴィル | ガボン | 0–1 | 0–3 | 2018 FIFAワールドカップ・アフリカ予選 |
11. | 2018年9月9日 | キガリ | ルワンダ | アフリカネイションズカップ2019予選 | ||
12. | 2019年7月1日 | カイロ | ナミビア | 1–1 | 1–4 | アフリカネイションズカップ2019 |
タイトル
編集クラブ
編集- レスター・シティ
- フットボールリーグ1:2008-09
- サンテティエンヌ
- クープ・ドゥ・ラ・リーグ:2012-13
- スィヴァススポル
- テュルキエ・クパス:2021-22
代表
編集- コートジボワール代表
個人
編集- リーズ・ユナイテッド年間最優秀選手(ファン選出部門):2010-11
- リーズ・ユナイテッド年間最優秀選手(選手選出部門):2010-11
出典・脚注
編集- ^ “マックス・グラデル”. Qoly. 2015年1月31日閲覧。
- ^ “Max Gradel - player profile”. trasfermarkt. 2015年1月31日閲覧。
- ^ “Leeds United sign Max Gradel from Leicester City”. BBC Sport. (2010年1月25日) 2015年1月25日閲覧。
- ^ “Leeds United 2 - 1 Bristol Rovers”. BBC Sport. (2010年5月8日) 2015年1月25日閲覧。
- ^ “Grayson denies Gradel exit talks”. BBC News. (2010年12月30日) 2015年1月31日閲覧。
- ^ “Magpies plotting Gradel swoop”. Sky Sports. (2011年1月4日) 2015年1月31日閲覧。
- ^ “Leeds United: Snodgrass not going anywhere – Latest Whites News”. Yorkshire Evening Post (2011年6月4日). 2015年1月31日閲覧。
- ^ “Gradel seals St Etienne switch”. Sky Sports. (2010年8月31日) 2015年1月31日閲覧。
- ^ “Benin - Ivory Coast Game Result and Goals”. Fussball.wettpoint.com. 2015年1月31日閲覧。
- ^ “コロンビア、コートジボワールに競り勝ち連勝でベスト16進出へ前進”. サッカーキング. (2014年6月20日) 2015年1月31日閲覧。
- ^ “コートジボワール土壇場ドロー…D組は勝ち点2で全チーム並ぶ/アフリカ杯”. サッカーキング. (2015年1月25日) 2015年1月31日閲覧。
- ^ “抽選で8強最後の一枠が決定…2カ国の成績が全く同じ/アフリカ杯”. サッカーキング. (2015年1月29日) 2015年1月31日閲覧。
- ^ マックス・グラデル - National-Football-Teams.com
外部リンク
編集- Maxi Alain Gradel (@maxigr04del) - X(旧Twitter)
- Max Gradel (@maxigradel) - Instagram
- マックス・グラデル - Olympedia
- マックス・グラデル - National-Football-Teams.com
- マックス・グラデル - Soccerway.com
- マックス・グラデル - Soccerbase.comによる選手データ
- マックス・グラデル - FootballDatabase.eu
- マックス・グラデル - WorldFootball.net
- マックス・グラデル - Transfermarkt.comによる選手データ
- マックス・グラデル - FIFA主催大会成績
- マックス・グラデル - UEFA
- マックス・グラデル - トルコサッカー連盟 (player)