マイルズ・ターナー

アメリカのバスケットボール選手 (1996 - )

マイルズ・クリスチャン・ターナーMyles Christian Turner, 1996年3月24日 - )は、アメリカ合衆国テキサス州ベッドフォード英語版出身のプロバスケットボール選手。NBAインディアナ・ペイサーズに所属している。ポジションはセンター

マイルズ・ターナー
Myles Turner
インディアナ・ペイサーズでのターナー
(2018年)
インディアナ・ペイサーズ  No.33
ポジション C
所属リーグ NBA
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1996-03-24) 1996年3月24日(28歳)
出身地 テキサス州の旗 テキサス州ベッドフォード英語版
身長 211cm (6 ft 11 in)
体重 117kg (258 lb)
ウィングスパン 224cm  (7 ft 4 in)[1]
キャリア情報
高校 トリニティ高等学校英語版
大学 テキサス大学
NBAドラフト 2015年 / 1巡目 / 全体11位[1]
プロ選手期間 2015年–現在
経歴
2015-インディアナ・ペイサーズ
受賞歴
Stats ウィキデータを編集 Basketball-Reference.com
Stats ウィキデータを編集 NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten

経歴

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学生時代

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テキサス州トリニティ高校英語版時代は、全米クラスのビッグマンとして注目され、2014年のマクドナルド・オール・アメリカンにも選出されたターナーは、大学も地元のテキサス大学に進学。2014-15シーズンは平均10.1得点6.5リバウンド2.62ブロックショットを記録。ターナーは1年間だけテキサス大学でプレーした後に2015年のNBAドラフトアーリーエントリーを表明[2]

インディアナ・ペイサーズ

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迎えたドラフトでは全体11位でインディアナ・ペイサーズから指名された[3][4]。この直後にペイサーズで同じセンターとして長くプレーしていたロイ・ヒバートトレードで放出された。

2015-16シーズン開幕2試合目のメンフィス・グリズリーズ戦でNBAデビュー[5]。11月11日のボストン・セルティックス戦で左手の親指を骨折、その後手術して21試合に欠場した[6]。2016年1月22日のゴールデンステート・ウォリアーズ戦では、自己最高の31得点8リバウンドを記録した[7]。このシーズンは60試合で平均28.1分、10.3得点5.5リバウンド1.4ブロックなどを記録。初出場となったプレーオフでは1回戦でトロント・ラプターズを相手に平均22.8分で10.3得点6.4リバウンド3.3ブロックなどレギュラーシーズン以上の成績を残したものの3勝4敗で敗退した。オールルーキー2ndチームを受賞し、新人王の投票では8位だった[8]

 
2017年のターナー

2016-17シーズンは81試合で平均31.4分、14.5得点7.3リバウンド2.1ブロック(リーグ3位)などの好成績を記録。プレーオフ1回戦でクリーブランド・キャバリアーズを相手に平均33.3分で10.8得点6.8リバウンド1.3ブロック1.8スティールを記録したが、0勝4敗のスウィープで敗退した。

2017-18シーズン開幕戦ブルックリン・ネッツデアンジェロ・ラッセルとの接触で脳震盪の痛みを発症し7試合に欠場[9]、右肘の故障により1月の9試合に欠場する[10] など、65試合で平均28.2分、12.7得点6.4リバウンド1.8ブロック(リーグ3位)など、前年より成績を落とした。プレーオフ1回戦のキャバリアーズ戦では、第7戦の7点差を追う第4Q残り4分33秒で6ファウル退場となり、チームもそのまま敗退し、シーズン終了となった[11]。7試合平均28.0分で14得点5.1リバウンド0.6ブロックなどを記録。

2018-19シーズン開幕前の10月、ペイサーズと4年7200万ドルで契約延長(出来高が最高800万ドル)[12]。このシーズンは74試合で平均28.6分、13.3得点7.2リバウンド2.7ブロックなどを記録し、初のブロック王を獲得した。プレーオフ1回戦ではボストン・セルティックスとあたり、4試合で平均31.5分、9.8得点6.3リバウンド1.8ブロックなどを記録し、スウィープで敗退した。

2020-21シーズンの開幕戦でキャリアハイの8ブロックを記録し[13]、2021年1月6日のヒューストン・ロケッツ戦でシーズン2度目の8ブロックを記録した[14]。今シーズンのターナーは1試合平均3.4ブロックをマークし、自身2回目のブロック王に輝いた[15]

個人成績

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略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック  PPG  平均得点  太字  キャリアハイ
  リーグリーダー

レギュラーシーズン

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シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2015–16 IND 60 30 22.8 .498 .214 .727 5.5 .7 .4 1.4 10.3
2016–17 81 81 31.4 .511 .348 .809 7.3 1.3 .9 2.1 14.5
2017–18 65 62 28.2 .479 .357 .777 6.4 1.3 .6 1.8 12.7
2018–19 74 74 28.6 .487 .388 .736 7.2 1.6 .8 2.7* 13.3
2019–20 62 62 29.5 .457 .344 .751 6.6 1.2 .7 2.1 12.1
2020–21 47 47 31.0 .477 .335 .782 6.5 1.0 .9 3.4* 12.6
2021–22 42 42 29.4 .509 .333 .752 7.1 1.0 .7 2.8 12.9
2022–23 62 62 29.4 .548 .373 .783 7.5 1.4 .6 2.3 18.0
2023–24 77 77 27.0 .524 .358 .773 6.9 1.3 .5 1.9 17.1
通算 570 537 28.6 .502 .354 .771 6.8 1.2 .7 2.2 13.9

プレーオフ

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シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2016 IND 7 4 28.1 .465 .000 .667 6.4 .4 .3 3.3 10.3
2017 4 4 33.3 .432 .000 .625 6.8 .8 1.8 1.3 10.8
2018 7 7 28.0 .611 .462 .789 5.1 .6 .3 .6 12.4
2019 4 4 31.5 .400 .214 .615 6.3 1.5 .0 1.8 9.8
2020 4 4 36.5 .568 .429 .438 10.8 .8 .5 4.0 15.8
2024 17 17 32.4 .517 .453 .760 6.6 2.1 .5 1.5 17.0
通算 43 40 31.3 .508 .400 .687 6.7 1.3 .5 1.9 13.8

カレッジ

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シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2014–15 テキサス 34 7 22.2 .455 .274 .839 6.5 .6 .3 2.6 10.1

脚注

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  1. ^ Myles-Turner”. draftexpress.com (2015年). 2017年10月25日閲覧。
  2. ^ Myles Turner go to pro
  3. ^ Pacers Add Turner, Young in 2015 Draft
  4. ^ Myles Turner Signs Contract
  5. ^ Gasol fuels Grizzlies' late push to get past Pacers 112-103
  6. ^ Pacers' Turner out six weeks after thumb surgery”. NBA.com (2015年11月16日). 2018年5月2日閲覧。
  7. ^ Curry's triple-double leads Warriors to win in Kerr's return
  8. ^ 2015-16 NBA Awards Voting”. Basketball-Reference.com. 2018年5月2日閲覧。
  9. ^ Pacers' Turner out next two games with neck injury, concussion”. FOXスポーツ (2018年10月20日). 2018年5月2日閲覧。
  10. ^ Magic vs. Pacers - Game Recap - January 27, 2018”. ESPN (2018年1月28日). 2018年5月2日閲覧。
  11. ^ Indiana Pacers at Cleveland Cavaliers Play-By-Play, April 29, 2018”. Basketball-Reference.com (2018年4月29日). 2018年5月2日閲覧。
  12. ^ マイルズ・ターナー、ラリー・ナンスJr.が所属チームとの延長契約に合意”. バスケットボールキング (2018年10月16日). 2020年6月7日閲覧。
  13. ^ Marot, Michael (December 22, 2020). “Sabonis, Oladipo lead Pacers past Knicks on opening night”. NBA.com. October 22, 2021閲覧。
  14. ^ Michael, J. (January 6, 2021). “Insider: Myles Turner's paid $17.5 million, scored 2 points ... and was worth every dollar”. IndyStar. October 22, 2021閲覧。
  15. ^ Upon further review, Myles Turner wins 2020-21 blocked-shot season title”. NBA.com. Associated Press (May 18, 2021). October 22, 2021閲覧。

外部リンク

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