マイティリー語
マイティリー語(マイティリーご、マイティリー語: मैथिली、英: Maithili language)は、インド・ヨーロッパ語族、インド・イラン語派、インド語派に属する言語である。ミティラー語、マイティル語ともいう。マイティリーの名前は古代インドのガンジス東部のミティラー王国が由来である。インドビハール州のほか、ネパール南部、タライ平原(マデス地方)で話される。ネパールではネパール語についで話者が多く、国民の12.1%が話している。
ミティラー語 マイティル語 マイティリー語 | |
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मैथिली/মৈথিলি | |
話される国 |
インド ネパール |
地域 | ビハール州 |
話者数 | 3,389万人 |
言語系統 | |
表記体系 | デーヴァナーガリー、カイティー文字、ティルフータ文字 |
公的地位 | |
公用語 | ビハール州 |
少数言語として 承認 | インド(連邦政府) |
言語コード | |
ISO 639-2 |
mai |
ISO 639-3 |
mai |
言語名別称
編集- ミティラー語
- マイティリ語
- マイティル語
- Apabhramsa
- Bihari
- Maitili
- Maitli
- Methli
- Tirahutia
- Tirhuti
- Tirhutia
方言
編集- Standard Maithili (mai-sta)
- Bantar (mai-ban)
- Musar (mai-mus)
- Southern Standard Maithili (mai-sou)
- Barmeli (mai-bam)
- Central Colloquial Maithili (mai-cen)
- Kyabrat (mai-kya)
- Dehati (mai-deh)
- Kisan (mai-kis)
- Kawar (mai-kaw)
- Barei (mai-bar)
- Eastern Maithili (mai-eas)
- Makrana (mai-mak)
- Jolaha (mai-jol)
- Western Maithili (mai-wes)
- Tati (mai-tat)
- Sadri (mai-sad)
文字
編集表記は、デーヴァナーガリー文字で行う。過去には、カイティー文字、ティルフータ文字も使われた。
関連項目
編集外部リンク
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