マイケル・トッド・ボーディックMichael Todd Bordick, 1965年7月21日 - )は、アメリカ合衆国ミシガン州マーケット郡マーケット出身の元プロ野球選手遊撃手)。右投右打。

マイク・ボーディック
Mike Bordick
2011年
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ミシガン州マーケット郡マーケット
生年月日 (1965-07-21) 1965年7月21日(59歳)
身長
体重
5' 11" =約180.3 cm
175 lb =約79.4 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 遊撃手
プロ入り 1986年 アマチュアFA
初出場 1990年4月11日
最終出場 2003年9月28日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

経歴

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現役時代

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1986年7月にオークランド・アスレチックスと契約してプロ入り。1990年4月11日にメジャーデビュー[1]1992年には遊撃手のレギュラーとなり、自己唯一となる打率.300を記録した。

1997年にはボルチモア・オリオールズへ移籍し、この年より三塁手へ移ったカル・リプケン・ジュニアの後釜となる遊撃を守った。2000年の前半戦は打撃好調で、自身初のオールスター選出を果たした。直後の7月28日にはトレードによりニューヨーク・メッツへ移籍し[2]、故障でシーズン絶望となった正遊撃手のレイ・オルドニェスの代役を務めてワールドシリーズ進出に貢献した。翌2001年には古巣のオリオールズへ戻り、2年間プレーした。なお、2002年には9月20日に前述のオルドニェスが持っていた遊撃手の連続無失策記録を102試合に更新した(最終的に110試合まで更新。)[3]

トロント・ブルージェイズでプレーの2003年を最後に引退した。

引退後

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引退後はブルージェイズ傘下マイナーの巡回コーチ、オリオールズ傘下マイナーの得点コーディネイターを歴任した。2011年にはオリオールズの球団殿堂入りを果たしている[4]2012年から2020年の9年間はオリオールズの地元局であるMASN英語版で解説者として活動した[5]

プレースタイル

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堅実な守備が売り物であり[6]、最多補殺を3回、遊撃手としての通算守備率は.981を記録している[7]

詳細情報

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年度別打撃成績

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O
P
S
1990 OAK 25 15 14 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 0 0 4 0 .071 .133 .071 .205
1991 90 265 235 21 56 5 1 0 63 21 3 4 12 1 14 0 3 37 3 .238 .289 .268 .557
1992 154 572 504 62 151 19 4 3 187 48 12 6 14 5 40 2 9 59 10 .300 .358 .371 .729
1993 159 633 546 60 136 21 2 3 170 48 10 10 10 6 60 2 11 58 9 .249 .332 .311 .644
1994 114 440 391 38 99 18 4 2 131 37 7 2 3 5 38 1 3 44 9 .253 .320 .335 .655
1995 126 478 428 46 113 13 0 8 150 44 11 3 7 3 35 2 5 48 8 .264 .325 .350 .675
1996 155 587 525 46 126 18 4 5 167 54 5 6 4 5 52 0 1 59 8 .240 .307 .318 .625
1997 BAL 153 560 509 55 120 19 1 7 162 46 0 2 12 4 33 1 2 66 23 .236 .283 .318 .601
1998 151 533 465 59 121 29 1 13 191 51 6 7 15 4 39 0 10 65 13 .260 .328 .411 .739
1999 160 708 631 93 175 35 7 10 254 77 14 4 8 10 54 1 5 102 25 .277 .334 .403 .737
2000 100 433 391 70 116 22 1 16 188 59 6 5 2 5 34 0 1 71 12 .297 .350 .481 .831
NYM 56 211 192 18 50 8 0 4 70 21 3 1 2 0 15 0 2 28 4 .260 .321 .365 .685
'00計 156 644 583 88 166 30 1 20 258 80 9 6 4 5 49 0 3 99 16 .285 .341 .443 .783
2001 BAL 58 257 229 32 57 13 0 7 91 30 9 3 2 3 17 1 6 36 4 .249 .314 .397 .711
2002 117 413 367 37 85 19 3 8 134 36 7 4 6 2 35 0 3 63 9 .232 .302 .365 .667
2003 TOR 102 379 343 39 94 18 2 5 131 54 3 1 0 1 33 0 2 60 8 .274 .340 .382 .722
MLB:14年 1720 6484 5770 676 1500 257 30 91 2090 626 96 58 97 54 500 10 63 800 145 .260 .323 .362 .685

記録

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背番号

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  • 46(1990年 - 1992年途中)
  • 14(1992年途中 - 2000年途中、2001年 - 2002年)
  • 17(2000年途中 - 同年終了)
  • 16(2003年)

脚注

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  1. ^ Minnesota Twins at Oakland Athletics Box Score, April 11, 1990” (英語). Baseball-Reference.com. 2021年7月27日閲覧。
  2. ^ 「New Weapons For Final Run 新戦力たちのペナント・ドライブ マイク・ボーディック」『月刊メジャー・リーグ』 2000年10月号 ベースボール・マガジン社 31-32頁
  3. ^ 「30球団マンスリー・リポート ボルティモア・オリオールズ 記録継続中のまま引退の可能性も 名手ボーディックの揺れる胸中」『月刊メジャー・リーグ』 2003年1月号 ベースボール・マガジン社 68頁
  4. ^ Dan Connolly (2011年3月19日). “Bordick to be inducted into Orioles' Hall of Fame” (英語). The Baltimore Sun. 2021年7月27日閲覧。
  5. ^ https://pressboxonline.com/2021/01/27/former-masn-analyst-mike-bordick-thankful-for-opportunity-orioles-gave-him/
  6. ^ 「マイク・ボーディック」『パンチョ伊東のメジャー・リーグMLB選手名鑑2000』ベースボール・マガジン社 24頁
  7. ^ 出野哲也『改訂新版 メジャー・リーグ人名事典』言視舎、2013年、538頁頁。ISBN 978-4-905369-67-7 

関連項目

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外部リンク

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