ポルノグラフィティのインディーズ作品
このページでは日本のバンド・ポルノグラフィティがインディーズ時代からメジャーデビュー前にかけて製作したポルノグラフィティのインディーズ作品について記述する。 また、カセットテープ・CDに収録されている曲についても簡潔に触れる。
解説
編集- 制作は1995年から1999年頃に行われていて、作品としてはカセットテープ4本、CD1枚の計5作品しか存在していないが、公開や音源化されていない楽曲も数多く存在する。
- デビュー前のメンバーのアーティストネームは、現在と同じく新藤晴一と岡野昭仁はそのままで、白玉雅己のみ表記が異なり「玉」であった(デビュー後は「シラタマ」を経て、「Tama」になる)。
- 「アポロ(広島弁Ver.)」がインディーズ作品として出回っていたことがある。
- 「プライベート・マンディー」が「ジレンマ」のタイトル違いとして出回っていることがある。
- 以前ラジオで弾き語りカバーされた、スガシカオの曲「Happy Birthday」が、ポルノグラフィティのインディーズの曲だと勘違いされがちである。
カセットテープ
編集カセットテープは全てメンバー4人の自主制作作品で、直接手渡する、販売するなどでライヴ会場で配布していた。
porno graffitti
編集- 1996年2月頃配布
- POW… (作詞:- 作曲:-)
- フェードインから始まる。「…POW」と対になる曲。
- Jazz up (作詞:新藤晴一 作曲:玉)
- Don't Bite My Legs (作詞:新藤晴一 作曲:玉)
- 「第7回ニューBSヤングバトル LIVE IN NHKホール」(1996年11月23日)で演奏された際、昭仁は男性審査員に「遅かれ早かれ出てくる」という評価をされた。
- 左に下る坂道 (作詞:岡野昭仁 作曲:玉)
- Cry On The River (作詞/作曲:新藤晴一)
- M・O・O・D (作詞:新藤晴一 作曲:玉)
- ジレンマ(作詞/作曲:Porno Graffitti)
- …POW (作詞:- 作曲:-)
- フェードアウトで終わる。「POW…」と対になる曲。
Winter's man / GATE
編集- Winter's man (作詞:岡野昭仁 作曲:玉)
- 前奏の笛はライブでは晴一が演奏していた。
- GATE (作詞:岡野昭仁 作曲:玉)
優
編集- 優 (作詞:新藤晴一 作曲:玉)
- ポルノグラフィティには珍しいクリスマスソング。
Dessin
編集- Dessin (作詞:新藤晴一 作曲:玉)
- ボーカルの昭仁のインディーズ当時の恋人との別れをそのまま描写したもの。
- 大サビの部分は昭仁が作詞した(「セロリが嫌い」というフレーズが入っていて、その部分の詞は晴一曰く「人でなし」)。[注 1]
CD
編集- コンピレーション・アルバム
1996年10月27日 | ポルノグラフィティvsリンカーン | CD | 共同制作 |
- スプリットシングル
1999年12月10日 | ポルノグラフィティvsリンカーン | 12cmCD(再発盤) | 自主制作 |
その他のインディーズ作品
編集大阪時代
編集デビュー準備期間
編集1998年以降に制作されたもの。1997年には現在の所属事務所であるアミューズとレコード会社であるソニーミュージックと契約しているため、インディーズ時代というよりは、厳密には”デビュー準備期間"に制作されたものである(太字は準備時期に制作されたもの。『』内はデビュー後にリメイクされたもの)。
- 「愛の激情」
- 「メランコリック・グライダー」
- 「パラシュート」
- 「Crazy about you」→「Tokio Graffitti」→『リビドー』
- 「マイナスの感情」
- 「Winter's man」→「Sunny Days」
リメイク・リリース作品
編集前述の通り、インディーズ時代に制作された楽曲の中には、メジャーデビュー後にリメイクしてリリースした作品が存在する。曲調や歌詞が変わっているものが大半である(『』内はデビュー後にリリースされた作品)。多くはアルバムに収録されたが、中にはシングルの表題曲やデビューシングルの候補であったものも存在する。
脚注
編集注釈
編集- ^ メジャーデビュー後のリメイク曲「デッサン#1」の歌詞は晴一が書き直した。
出典
編集- ^ “「FANCLUB UNDERWORLD 5」終了!! - Staff Report”. PORNOGRAFFITTI. 2020年9月14日閲覧。