ボンブ・グラッセフランス語: Bombe glacée)、または単にボンブBombe)は、アイスクリームを用いて作ったフランス菓子。ボンブ・グラッセを作る際に使われる球形(ボンブ型(フランス語: bombe à glace))が砲弾に似ていることからその名が付けられた[1]

ボンブ・グラッセ
別名 ボンブ
フルコース デザート
発祥地 フランス
主な材料 アイスクリーム
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ボンブ・グラッセを普及させたのはオーギュスト・エスコフィエであり、彼は著書『ル・ギード・キュリネール』にて60個以上のレシピを掲載した。また、ボンブ・グラッセが初めてレストランに登場したのは1882年である。

概要

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カトリーヌ・ド・メディシスアンリ2世 (フランス王)に嫁いだ際にフランスに持ち込まれた菓子の1つにズコットがあり、その型がいつしかボンブ型と呼ばれるようになり[2]、ボンブ型(フランス語: bombe à glace)と呼ばれる球形の型にアイスクリームソルベを層にして詰めた料理である[3]。外側のアイスクリームやソルベには固めのものを、内側のアイスクリームやソルベに柔らかめのものを用いる[4]

ボンブ型には、浅いもの、深いもの、ロケット型、円錐形などさまざま形状がある[3]。冷やし固めてからの型抜きがしやすいよう、空気穴を設けた型もある[5]

出典

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  1. ^ 洋菓子 新版 (国立国会図書館デジタルコレクション)
  2. ^ 今田美奈子「ズコット」『しあわせを引き寄せる 洋菓子の事典』日本文芸社、2017年、46頁。ISBN 978-4537214833 
  3. ^ a b ボンブ型”. 日本洋菓子協会連合会. 2024年10月24日閲覧。
  4. ^ 「第3章 宴会とレストランサービス」『西洋料理料飲接遇サービス技法』職業訓練教材研究会、2009年、112頁。ISBN 978-4786311086 
  5. ^ 窪田好直『天皇陛下が愛した洋のレシピ』河出書房新社、2015年、91頁。ISBN 978-4309285238