ボーマン膜(ボーマンまく)とは、眼球の前面を覆う角膜を構成する膜。外境界膜。

ボーマン膜(Bowman-Membran)

概要

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角膜の上皮と固有層(実質)の間にある、コラーゲンで構成された約10μmの薄い膜である。再生力は無く、一旦取り除くと生涯再生しない。医学的には、何の働きもしない、あるいは角膜実質を保護するためだけの存在であり、取り除いても視覚に影響は無いとされている。近視矯正手術において、このボーマン膜を除去する術式が存在する。

イヌ科やクマには存在しない[1]

由来

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19世紀にウィリアム・ボーマン (w:William Bowman) が発見し、その名が冠された。

脚注

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  1. ^ Paszta, Wojciech; Goździewska-Harłajczuk, Karolina; Klećkowska-Nawrot, Joanna (2022-03-22). “Morphology and Histology of the Orbital Region and Eye of the Asiatic Black Bear (Ursus thibetanus)—Similarities and Differences within the Caniformia Suborder” (英語). Animals 12 (7): 801. doi:10.3390/ani12070801. ISSN 2076-2615. PMC 8997068. PMID 35405790. https://www.mdpi.com/2076-2615/12/7/801. 

参考文献

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関連項目

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外部リンク

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