ホールマーク (グリーティングカードメーカー)
Hallmark Cards, Inc. (ホールマークまたはホールマークカーズ)は、ミズーリ州カンザスシティに拠点を置くアメリカ企業。ジョイス・ホールによって1910年に設立された、米国で最古であり最大のグリーティングカードメーカーである。日本法人は株式会社日本ホールマーク。
本社所在地 | アメリカ合衆国ミズーリ州カンザスシティ |
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設立 | 1910年 |
業種 | グリーティングカード、グリーティング商品の開発・販売 |
関係する人物 | 創設者:Joyce Hall |
本社所在地 | 東京都港区 |
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設立 | 1997年11月 |
業種 | グリーティングカード、レター類、ステーショナリーの開発・販売、米国ホールマーク商品の輸入販売 |
歴史
編集20世紀初頭、ポストカードの流行に後押しされ、のちにホールマークの創業者となる18歳の Joyce Clyde Hall(ジョイス・クライド・ホール / J.C.ホール)が、 ネブラスカからミズーリ州カンザスシティへと移る。列車から降り立った彼が腕に抱えていたのは、ポストカードの在庫の入ったたった2箱の靴箱と、大きな夢。YMCAの小さな一室で絵葉書のビジネスを始めた。J.C.ホールの兄弟、ローリーもカンザスシティに移り、2人で新たにホール・ブラザーズ社を創設。
1917年、クリスマスシーズンに単色の包装紙を使い果たしたことから、柄の入ったフランス製の封筒の裏地紙を販売したところ、大ヒット商品として評判に。その後ホール兄弟はオリジナルの包装紙を開発し、世界ではじめて「ラッピングペーパー」が発明された瞬間となった。
1928年、マーケティングの革新者でもあったJ.C.ホール。金細工職人が品質の証印として使用する「hallmark (ホールマーク)」という言葉に、「品質」の意味だけでなく、彼自身の名前も入っていることから興味をもち、この年から「Hallmark」のブランド名をカードの裏面に印刷する。広告もJ.C.ホール自らが手がけ、グリーティングカード業界で初めて米国全土へプロモーションを行った。
1935年、世界初の店頭ディスプレイ什器「アイビジョン」を開発。現在のカード売り場の原型が作られた。社員が休憩時間を取ることのできるアメリカ初の企業の一社となるなど、会社としての在り方も当時革新的なものであった。[1]
日本での歴史
編集1997年11月 Hallmark Cards, Inc.の100%子会社として株式会社日本ホールマーク(Nihon Hallmark K.K.)が設立された。
製品
編集日本での製品展開
編集米国同様グリーティングカードを主軸として、日本の四季を重んじた時候の挨拶の習慣や手紙の文化に即した商品開発を行っている。 かつてはウェディング関連の席次表・ゲストブックなど紙小物を自作できるサービスも展開していた。
- グリーティングカード
- バースデーカード
- サンキューカード
- 春柄カード
- サマーカード
- 秋柄カード
- クリスマスカード
- レター
- ポストカード
- 祝儀袋
- ステーショナリー
- 輸入雑貨
- キャラクター雑貨
- キープセーク・オーナメント
- 輸入グリーティングカード
- Signature
- good mail.
日本でのおもな製品シリーズ
編集- イケメン付箋
- 熱唱系アニマルズ
- ベアーズ・ウィッシュ
- レーザーギャラリー
- プレミアムレター
ライセンス契約
編集日本でのライセンス契約
編集日本では以下のブランドとライセンス契約があり、それぞれのブランドやキャラクターの商品開発・販売が行われている。
- ディズニー
- ディズニープリンセス
- トイ・ストーリー
- モンスターズ・インク
- スター・ウォーズ(輸入雑貨のみ)
- スヌーピー(Peanuts)
- ムーミン
- アンパンマン
- ユニセフ(2023年1月をもって終了)
脚注
編集注釈
編集出典
編集外部リンク
編集- 日本ホールマーク公式オンラインストア
- 日本ホールマーク公式Twitter
- 日本ホールマーク公式Instagram
- 日本ホールマーク公式YouTubeチャンネル
- ユニセフカードオンラインストア(2023年1月をもって終了)