ホンダ・J-VX
J-VX(ジェーブイエックス)は、本田技研工業が1997年(平成9年)の東京モーターショーで発表したコンセプトカーである。
ホンダ・J-VX | |
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概要 | |
販売期間 | 1997年 |
ボディ | |
乗車定員 | 4名 |
ボディタイプ | 3ドアファストバッククーペ |
駆動方式 | FF |
パワートレイン | |
エンジン | 1.0L 直3 直噴 VTEC |
モーター | 薄型DCブラシレスモーター |
変速機 | ホンダマルチマチック(CVT) |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,360mm |
全長 | 3,840mm |
全幅 | 1,750mm |
全高 | 1,255mm |
その他 | |
ハイブリッド方式 | HV(ホンダ・IMAシステム) |
燃費 | 30.0km/L以上(10・15モード) |
概要
編集4台からなる「J・ムーバー」の1台として、1997年の東京モーターショーで発表された「J-VX(J·mover - Value X)」は、21世紀に向けてのライト・スポーツの提案として、運転する楽しみと環境への配慮を両立した車両をテーマとして展示された。
大幅な燃費向上を走行性能を損なわず可能にするため、コンパクトな軽量ボディに、1.0L 直3 直噴 VTECエンジンとアシスト用薄型DCブラシレスモーターとで構成されたパワートレイン(IMA:Integrated Motor Assist)を搭載、それにホンダマルチマチックが組み合されていた。
これらは約2年後に発表されたインサイト(初代)[1]として市販されたが、直噴エンジン、ウルトラキャパシタやガラスルーフ 等は採用されなかった [2]。
脚注
編集- ^ パーソナルハイブリッドカー「インサイト」を11月より発売
- ^ 後に、直噴エンジンはストリーム(初代)の「アブソルート(2.0L)」に(ストリーム「アブソルート」に、新開発「2.0L DOHC i-VTEC Iエンジン」搭載モデルを追加)、ウルトラキャパシタはFCX(V3)に採用された。