ホドリゴ・ダム
ホドリゴ・ダム(Rodrigo Damm、1980年2月3日 - )は、ブラジルの男性柔術家、総合格闘家。リオデジャネイロ州ニテロイ出身。アリアンシ柔術(アライアンスBJJ)所属。ブラジリアン柔術三段。
基本情報 | |
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本名 |
ホドリゴ・ダム (Rodrigo Damm) |
通称 | 戦慄のダムミッション |
国籍 | ブラジル |
生年月日 | 1980年2月3日(44歳) |
出身地 | リオデジャネイロ州ニテロイ |
所属 |
アリアンシ柔術 (アライアンスBJJ) |
身長 | 170cm |
体重 | 70kg |
リーチ | 180cm |
階級 |
ライト級 →フェザー級 |
バックボーン | レスリング、ブラジリアン柔術 |
テーマ曲 |
Nuvem de Gloria (Fernanda Brum) |
「戦慄のダムミッション」と呼ばれる寝技が最大の武器。
総合格闘家のカリーナ・ダムは実姉。
来歴
編集16歳の時にブラジリアン柔術を始め、22歳でペドロ・ジ・アンドラージから黒帯を授与された。レスリングではブラジル代表チーム入りし、北京オリンピック出場を目指していた[1]。
2004年10月23日、修斗ブラジルで総合格闘技デビューし、ルシアノ・アゼベドに判定負け。
2006年7月21日、日本で開催されたMARS ATTACK 01にカリーナ・ダムと共に参戦。ファン・ジュウドンと対戦し、チョークスリーパーで一本勝ち。
2006年10月7日、Super Challenge 1の73kg級トーナメントに出場予定であったが、負傷のため欠場となった。代わりに出場したファブリシオ・モランゴが優勝を果たした。
2006年12月6日、BodogFightでカルター・ギルと対戦し、チョークスリーパーで一本勝ち。
2007年8月24日、BodogFightで雷暗暴と対戦し、スタンドパンチと膝蹴りの連打でKO勝ち。MVPを獲得した。翌日には姉・カリーナがMVPを獲得した[2]。
戦極
編集2008年6月8日、戦極初参戦となった戦極 〜第三陣〜でジョルジ・マスヴィダルと対戦し、右ストレートでTKO勝ち。
2008年8月24日、戦極 〜第四陣〜のライト級グランプリシリーズ1回戦で光岡映二と対戦し、チョークスリーパーで一本負け。
2010年6月20日、SRC13で真騎士と対戦し、パウンドによるTKO負け[3]。
Strikeforce
編集2009年4月11日、Strikeforce: Shamrock vs. Diazの世界ライト級暫定王座決定戦でギルバート・メレンデスと対戦し、右ストレートからのパウンドでKO負けを喫し王座獲得に失敗した[4]。この試合はライト級王者ジョシュ・トムソンの欠場を受けての緊急参戦となった。
2011年4月1日、Strikeforce Challengers 15のメインイベントでジャスティン・ウィルコックスと対戦し、1R終了時にドクターストップによるTKO負け[5]。
TUF
編集2012年3月、UFCのリアリティ番組「The Ultimate Fighter」のThe Ultimate Fighter: Brazilに、階級を一つ下げてフェザー級で参加。シーズン最初のエリミネイションバウトではファブリシオ・ジ・アシス・コスタ・ダ・シウバにリアネイキドチョークで一本勝ち。ホーム(収録場所)行きを決めた。
その後ビクトー・ベウフォートに四番目に指名され、チーム・ベウフォートの一員になった。エピソード4でチーム・ヴァンダレイのジョン・マカパと対戦し2-1の僅差の判定勝ちで準決勝に進むも、怪我によりシーズンから脱落した。
UFC
編集2012年6月23日、UFC初参戦となったUFC 147でアニスタヴィオ・メデイロスと対戦し、リアネイキドチョークで一本勝ち[6]。白星デビューを果たすと共に、サブミッション・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
戦績
編集総合格闘技 戦績 | ||||||
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21 試合 | (T)KO | 一本 | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 |
12 勝 | 2 | 6 | 4 | 0 | 0 | 0 |
9 敗 | 4 | 1 | 4 | 0 |
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
× | エヴァン・ダナム | 5分3R終了 判定0-3 | UFC 182: Jones vs. Cormier | 2015年1月3日 |
× | アル・アイアキンタ | 3R 2:41 TKO(肘打ち) | UFC Fight Night: Jacare vs. Mousasi | 2014年9月5日 |
× | ラシッド・マゴメドフ | 5分3R終了 判定0-3 | UFC Fight Night: Miocic vs. Maldonado | 2014年5月31日 |
○ | アイヴァン・ジョージ | 5分5R終了 判定3-0 | UFC Fight Night: Machida vs. Mousasi | 2014年2月15日 |
○ | 廣田瑞人 | 5分3R終了 判定2-1 | UFC on Fuel TV 10: Nogueira vs. Werdum | 2013年6月8日 |
× | アントニオ・カルバーリョ | 5分3R終了 判定1-2 | UFC 154: St-Pierre vs. Condit | 2012年11月17日 |
○ | アニスタヴィオ・メデイロス | 1R 2:12 リアネイキドチョーク | UFC 147: Silva vs. Franklin 2 | 2012年6月23日 |
× | ジャスティン・ウィルコックス | 1R終了時 TKO(ドクターストップ) | Strikeforce Challengers 15 | 2011年4月1日 |
× | 真騎士 | 2R 0:45 TKO(右ストレート→パウンド) | SRC13 | 2010年6月20日 |
○ | イヴァン・イベリコ | 5分3R終了 判定3-0 | Jungle Fight 17: Vila Velha | 2010年2月27日 |
× | ギルバート・メレンデス | 2R 2:02 KO(右フック→パウンド) | Strikeforce: Shamrock vs. Diaz 【Strikeforce世界ライト級暫定王座決定戦】 |
2009年4月11日 |
× | 光岡映二 | 1R 3:13 チョークスリーパー | 戦極 〜第四陣〜 【ライト級グランプリシリーズ2008 1回戦】 |
2008年8月24日 |
○ | ジョルジ・マスヴィダル | 2R 4:38 TKO(右ストレート) | 戦極 〜第三陣〜 | 2008年6月8日 |
○ | ジョイユ・デ・オリベイラ | 5分3R終了 判定 | Universidade Fight Show 1 | 2007年10月7日 |
○ | 雷暗暴 | 2R 1:03 KO(スタンドパンチ連打) | BodogFight: Vancouver | 2007年8月24日 |
○ | サンチノ・デフランコ | 2R 1:58 チョークスリーパー | BodogFight: Clash of the Nations | 2007年4月14日 |
○ | カルター・ギル | 2R 2:11 チョークスリーパー | BodogFight: Clash of the Nations | 2006年12月6日 |
○ | 関直喜 | 1R 1:48 腕ひしぎ十字固め | MARS in 両国国技館 〜NEW DEAL〜 | 2006年8月26日 |
○ | ファン・ジュウドン | 1R 3:56 チョークスリーパー | MARS ATTACK 01 | 2006年7月21日 |
○ | ルシアノ・シウバ | 1R 1:26 チョークスリーパー | Night of the Fight 1 | 2005年7月23日 |
× | ルシアノ・アゼベド | 5分2R終了 判定1-2 | Shooto Brazil: Never Shake | 2004年10月23日 |
獲得タイトル
編集- ブラジリアン柔術ワールドカップ 準優勝(2005年)
- ADCC 2005ブラジル予選 77kg未満級 優勝(2005年)
表彰
編集- UFC サブミッション・オブ・ザ・ナイト(1回)
- BodogFightシーズン6 最優秀選手(2007年)
脚注
編集- ^ 世界基準。ホドリゴ・ダム grazie 2008年7月4日
- ^ [bodog] 8.24-25 カナダ:藤井惠・大石が勝利。日本勢苦戦 バウトレビュー 2007年8月27日
- ^ 【SRC戦極】最強チャンピオン誕生!サンドロが金原を僅か38秒でKO、王座を奪取(2) GBR 2010年6月20日
- ^ 【Strikeforce】メレンデス、ダム退け王座統一戦をアピール MMAPLANET 2009年4月11日
- ^ 【Challengers】エルボー駆使、ウィルコックスがTKO勝利 MMAPLANET 2011年4月2日
- ^ 【UFC147】ダムが教科書通りの動きで一本勝ち MMAPLANET 2012年6月24日