ホシクサ科(ホシクサか、学名Eriocaulaceae)は、単子葉植物に属するである。APG分類体系ではイネ目に分類される植物群である。新エングラー体系ではツユクサ目に、クロンキスト体系では単型ホシクサ目に分類されていた。

ホシクサ科
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 単子葉類 monocots
階級なし : ツユクサ類 commelinids
: イネ目 Poales
: ホシクサ科 Eriocaulaceae
学名
Eriocaulaceae
Martinov (1820)
和名
ホシクサ科

本文参照

熱帯及び亜熱帯を中心に広く分布しており、11 、1000以上を擁する。種の多くが中南米に集中しているが、Mesanthemum属はアフリカのみに分布し,ホシクサ属 Eriocaulon は世界的に分布している. 日本国内からはホシクサ属の23種が知られている.[1]

ほとんどは草本で、一部は低木。湿地に生育し、一部に水生種がある。葉は線形で、短い茎にロゼット状につくか、あるいは螺旋状につく。花茎はその基部を筒状の鞘に包まれる。花は単性、少数の膜質の花被に包まれ、それが多数集まって頭状になる。

分類群

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現在11属に分類されているが、うち7属は中南米に固有である。

脚注

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  1. ^ 『日本の野生植物 I』平凡社、2015年、280-286頁。 
  2. ^ a b c d CAROLINE O. ANDRINO, PAULO T. SANO,PETER W. INGLIS,NANCY HENSOLD,FABIANE N. COSTA,and MARCELO F. SIMON (2021). “Phylogenetics of Paepalanthus (Eriocaulaceae), a diverse Neotropical monocot lineage”. Botanical Journal of the Linnean Society 195: 34-52. 
  3. ^ Andrade MJG de, Giulietti AM, Harley RM, Van den Berg C. (2021). “Blastocaulon (Eriocaulaceae), a synonym of Paepalanthus: morphological and molecular evidence”. Taxon 60: 178-184. 
  4. ^ ANA MARIA GIULIETTI, NANCY HENSOLD, LARA REGINA PARRA, MARIA JOSÉ GOMES DE ANDRADE, CASSIO VAN DEN BERG & RAYMOND MERVYN HARLEY (2012). “The synonymization of Philodice with Syngonanthus (Eriocaulaceae)”. Phytotaxa 60: 50-56. 

外部リンク

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