ペナルティ・パパ
『ペナルティ・パパ』(Kicking & Screaming)は、2005年に製作されたウィル・フェレル主演のスポーツコメディ映画である。
ペナルティ・パパ | |
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Kicking & Screaming | |
監督 | ジェシー・ディラン |
脚本 |
レオ・ベンヴェヌーティ スティーヴ・ルドニック |
製作 |
ジャド・アパトー ジミー・ミラー |
製作総指揮 | チャールズ・ローヴェン |
出演者 |
ウィル・フェレル ロバート・デュヴァル ケイト・ウォルシュ ジョシュ・ハッチャーソン |
音楽 | マーク・アイシャム |
撮影 | ロイド・エイハーン2世 |
編集 | ステュワート・H・パッペ |
配給 | ユニバーサル・ピクチャーズ |
公開 |
2005年5月13日 劇場未公開 |
上映時間 | 95分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $45 million[1] |
興行収入 | $56,070,433[1] |
概要
編集コメディ映画のプロデューサーとして知られるジャド・アパトーと、サタデー・ナイト・ライブで人気を博したコメディアン、ウィル・フェレルが組んだ本作は、弱小の少年サッカーチームを監督することになった主人公が、息子に対する愛のない自身の父親が監督する強豪サッカーチームと対戦するためにチームメイトにスパルタ養成を試みるコメディ映画である。主人公を鼻で笑う嫌味なスポ魂の父親にはアカデミー賞俳優のロバート・デュヴァル、空回りする主人公を支える妻にはケイト・ウォルシュ、チーム再建を手伝う助っ人鬼コーチには元NFLのフットボール選手、マイク・ディッカが演じている。日本では劇場未公開でDVDリリースされた。
あらすじ
編集フィル・ウェストン(ウィル・フェレル)は、体育会系のマッチョな父親バック(ロバート・デュヴァル)から育てられたにもかかわらず運動音痴の冴えない男だった。学生時代に打ち込んだスポーツではことごとくヘマをやり、成長した今はそのツケが回ってきて自身の息子も運動音痴。しかも息子がバックにトレードされて所属することになった少年サッカーチームの“タイガース”は目もあてられぬ有様で、サッカーボールをまともに蹴られる選手は誰もいない状態だった。一方の父親バックが監督を務める“グラディエーター”は地区でも一目置かれる強豪チーム。バックは孫が所属するタイガースの成績を鼻で笑い、息子のフィルに対しても嫌味を連発。そんなある日、フィルは弱小チームのタイガースの監督を任されることになった。いざ練習をするも、やはり誰一人として見込みのある選手はおらず、いたたまれなくなったフィルは助っ人として元フットボール選手のマイク・ディッカ(本人)をコーチとして雇い入れ、肉屋の親戚でイタリア人の子供二人をスカウトする。ディッカの熱血指導に感化されたフィルは、味を覚えたコーヒーをがぶ飲みしながら鬼コーチに変貌するが、さらなる困難を極めていく。タイガースは順調に決勝でグラディエーターと勝負をすることになり、試合後半で自らの「勝つこと」にこだわった考えに気がついたフィルは、「今まで言って来たことの反対をやれ」と指導する。
出演者
編集役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
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フィル・ウェストン | ウィル・フェレル | 石井隆夫 |
バック・ウェストン | ロバート・デュヴァル | 糸博 |
ディッカコーチ | マイク・ディッカ | |
フィルの妻 | ケイト・ウォルシュ | 佐々木優子 |
サム・ウェストン | ディラン・マクラフリン | 増田ゆき |
バッキー・ウェストン | ジョシュ・ハッチャーソン | 久保田恵 |
アン・ホーガン | レイチェル・ハリス | |
ハマーの女 | アレックス・ボースタイン |
スタッフ
編集- 監督:ジェシー・ディラン
- 製作総指揮:チャールズ・ローヴェン
- 製作:ジャド・アパトー、ジミー・ミラー
- 脚本:レオ・ベヴェヌーティ、スティーヴ・ルドニック
- 音楽:マーク・アイシャム
- 撮影:ロイド・エイハーン2世
参考文献
編集- ^ a b “Kicking and Screaming”. Box Office Mojo. Amazon.com. 2011年12月28日閲覧。