ベルトルト・ヴォルツェ
ドイツの画家
ベルトルト・ヴォルツェ(Berthold Woltze、1829年8月24日 Havelberg - 1896年11月29日 ヴァイマル)は、ドイツの風俗画家・肖像画家・イラストレーター[1]。
ヴォルツェはヴァイマルの大公立美術学校 (de:Großherzoglich-Sächsische Kunstschule Weimar) の教授であった。1871年から1878年にかけて、彼は絵入り新聞『ガルテンラウベ』[注釈 1]に膨大な作品を発表した。著名な作品の一つとして『鬱陶しい紳士』 Der lästige Kavalier [注釈 2]がある。
建築画家のペーター・ヴォルツェ(1860年 - 1925年)は子[3]。
作品
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ザクセン=ヴァイマル=アイゼナハ大公カール・アレクサンダーの肖像画
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風俗画"Ein Brief aus Amerika"(アメリカからの手紙)。1860年頃、ドイツ歴史博物館蔵
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『ガルテンラウベ』掲載の挿絵 "Erst zum Kinde und dann – "(まず子供に、そして―)、1871年。
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ (英語) Great Pictures by Great Painters: More Than Two Hundred Photographic Reproductions of Choice Paintings, Together with Descriptions of the Paintings and Biographical Notes of the Artists Represented. Crowell & Kirkpatrick Company. (1901). pp. 79
- ^ 竹田和子「『ガルテンラウベ』Die Gartenlaube―大衆化する活字メディアとその政治性」、
桑原ヒサ子『『時代を映す鏡としての雑誌―18世紀から20世紀の女性・家庭雑誌に表われた時代の精神を辿る』』(PDF)日本独文学会研究叢書 No.124、2017年、21-22頁。ISBN 9784908452147 。 - ^ Merrill, Peter C. (1997) (英語). German Immigrant Artists in America: A Biographical Dictionary. Scarecrow Press. ISBN 9780810832664