プロ野球オールスタースーパーバトル
プロ野球オールスタースーパーバトル(プロやきゅうオールスタースーパーバトル)は、東海テレビ放送で毎年12月第1土曜日に収録し、1983年から2006年まで24年間にわたり、正月明けの1月に特別番組として放送されてきたプロ野球選手のスポーツ大会である。
プロ野球オールスタースーパーバトル | |
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イベントの種類 | スポーツイベント |
正式名称 | ドーム大決戦!プロ野球12球団スーパーバトル |
旧イベント名 |
プロ野球12球団対抗新春リレーマラソン プロ野球12球団対抗新春ランニング王座決定戦 |
開催時期 | 1982年〜2005年、毎年12月 |
初回開催 | 1982年12月 |
会場 | 名城公園→ナゴヤドーム |
主催 | 東海テレビ放送 |
企画制作 | 東海テレビ放送 |
プロ野球オールスタースーパーバトル | |
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ジャンル | スポーツ特別番組 |
出演者 | 司会者、アシスタントを参照 |
製作 | |
制作 | 東海テレビ放送 |
放送 | |
音声形式 | ステレオ放送 |
放送国・地域 | 日本 |
プロ野球12球団対抗新春リレーマラソン | |
放送期間 | 1983年1月3日~1996年1月4日 |
放送時間 | 15:30~17:00前後 |
回数 | 14 |
プロ野球12球団対抗新春ランニング王座決定戦 | |
放送期間 | 1997年1月4日~2000年1月4日 |
放送時間 | 15時~17時前後 |
回数 | 4 |
ドーム大決戦!プロ野球12球団スーパーバトル | |
放送期間 | 2001年1月4日~2006年1月4日 |
放送時間 | 16時前後~18時前後 |
回数 | 6 |
本項では前身の『プロ野球12球団対抗新春リレーマラソン』『プロ野球12球団対抗新春ランニング王座決定戦』についても述べる。
歴史・概要
編集1983年に名城公園(名古屋城)を舞台にして開かれた『プロ野球12球団対抗新春リレーマラソン』としてスタートした番組は1997年に場所をナゴヤドームに移し『プロ野球12球団対抗新春ランニング王座決定戦』に変わり、2001年に『ドーム大決戦!プロ野球12球団スーパーバトル』に変更し、2003年にはチーム戦から個人戦に変更した。
プロ野球新春リレーマラソンの時代には、各チームを代表する健脚自慢が集結し、名城公園野球場を基点(スタート・ゴール)とし、同公園周辺コースを走る駅伝仕立てのものだった。「ランニング王座決定戦」以後は、駅伝をやめて、スポーツアトラクション(ソフトボール、ホームランコンテストなど)も取り入れられるようになる。
チーム戦時代は優勝チームに賞金100万円(2002年のセ・パ対抗戦の時は200万円)、MVPには車が贈られたが、2003年の個人戦からMVPには車に加え、賞金100万円(2003年のみ200万円)が贈られたが、2005年度の2006年放送で12球団対抗戦に変更され、上記のとおりに変更された。
その他勝利チーム賞や各賞に副賞として番組スポンサーから賞品が贈られた。
テレビ放送
編集「リレーマラソン」時代は1月3日の午後3時〜4時枠(末期は1月4日へ移行)に放送していたが、「ランニング王座」以降は1月4日夕方(初期は午後3時〜4時枠)の放送となった。
番組は90分前後に編集され、東海テレビを制作局としてフジテレビ・FNS系列全国ネットで行われていた[1]。
大会の終了、その後の東海テレビ制作正月特番
編集プロ野球人気の陰りから、2006年をもって打ち切りとなり、2007年〜2009年は同じ東海テレビ制作で『New Year Figure 2007 Japan Super Challenge』[2](フィギュアスケートの新春イベント。2008年から1月第1・2土曜日に移動)を放送していた(2010年はバンクーバーオリンピック選手強化日程の都合で休止、2011年以降は2月開催に変更となり『ION Kesho ジャパン・フィギュア団体戦』に改題、かつて行われていた「北京国際女子駅伝」以来のスポーツイベントとなる)。
『Japan Super Challenge』の後、2010年からは再び1月4日に戻り、13時台[3]にて同局制作によるスペシャルドラマを放送、2010年は『福助』(大後寿々花主演)、2011年は『新春東京ツアー!どえりゃあ婆ちゃん探偵団〜湯けむりパラダイスの怪事件〜』(橋爪功ほか出演)を放送した。しかし、スペシャルドラマも2年で休止となり、2012年からはバラエティ番組を編成[4]。2017年以降は前年の年末に後継となる全国ネット特番が放送されている[5]。
また、東海テレビは毎年1月第1日曜日(『日曜スペシャル』枠)にも特番があったが、2010年を最後に廃止。なお、東海テレビのネット特番は現在も『日曜スペシャル』枠を中心に年数回ペースで制作・放送されている[6]。
出演者
編集司会
編集- みのもんた(1983年 - 1996年、2000年 - 2002年)
- 上岡龍太郎(1997年 - 1999年)
- ネプチューン(2003年)
- 加藤晴彦、オセロ(2004年)
- ココリコ(2005年 - 2006年)
アシスタント
編集- 長野智子(フジテレビアナウンサー、当時)
- 中井美穂(フジテレビアナウンサー、当時)
- 三井ゆり
- 島崎和歌子
- 山口紗弥加(2000年)
- 菊川怜(2001年)
- 畑野浩子(2002年)
- 斎藤陽子(2003年)
- 井上和香(2004年 - 2006年)
実況
編集東海テレビアナウンサーが担当(※は2013年現在在籍)。
他局で行われた関連のイベント
編集- かつて、これと同じようなイベントとして『プロ野球オールスター大運動会』なるものがテレビ東京系列で毎年1月(主として1月1日=元日)に放送されていた。これは毎年12月に当初は横浜スタジアム、後に神宮球場→東京ドームで開催されたものである。大会そのものが終了し、代わって『プロ野球夢のオールスタークイズ日本一』と題した番組(司会は徳光和夫)が毎年1月に同局で放送されていたが、2005年をもって打ち切りとなった。
- 読売テレビでも毎年12月に大阪城ホールで収録、1月放映(日本テレビ系列)で『プロ野球12球団インドア競技大会』→『プロ野球オールスタースポーツフェスティバル』→『プロ野球No.1決定戦!バトルスタジアム』(現『超プロ野球 ULTRA』)が現在も開催されている。
脚注
編集- ^ 当初は26局ネットだったが、1992年より岩手めんこいテレビが参加し27局に。1993年を最後に山形テレビが脱退したため翌年から4年間26局となるが、1998年よりさくらんぼテレビと高知さんさんテレビが加わり現在と同じ規模の28局ネットになり、この体制は末期まで続く。
- ^ 長野放送と共催・共同制作の年もあった。
- ^ 通常は平日昼の帯ドラマを放送している枠である。
- ^ 2012年の『天才の育て方TV』を皮切りに、2013年は『発見!天才スイッチくん〜すぐに役立つ子育て7つのヒント〜』、2014年は『日本中にサプライズの魔法をオーマイガッ!』、2015年は『やんジイ&美魔女のご褒美トラベル』、2016年は『ナニゆえ?こうなったのには理由がある』がその後も1月4日に放送されていたが、2017年は編成上の都合により放送しなかったが、2018年・2019年は『座・中村屋』を放送。2020年は『The世界力』を放送した。
- ^ 2016年 - 2018年まで、毎年12月30日に『The世界力』が放送。
- ^ 主な例として『おしろツアーズ』『やしろツアーズ』シリーズなど。
関連項目
編集- 鹿内春雄(放送開始時のフジテレビ副社長)
東海テレビ・フジテレビ系 新春スポーツイベント | ||
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