プロドゥア・ベザ
ベザ(BEZZA)は、マレーシアの自動車会社プロドゥアが製造するフルAセグメントクラスに属する4ドアノッチバックセダンである。
プロドゥア・ベザ B300型 | |
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ベザ 1.3 Advance | |
概要 | |
製造国 | マレーシア(セランゴール州ラワン) |
販売期間 | 2016年7月 - |
ボディ | |
乗車定員 | 5人 |
ボディタイプ | 4ドアノッチバックセダン |
駆動方式 | FF |
プラットフォーム | ダイハツ・Aプラットフォーム |
パワートレイン | |
エンジン |
1KR-VE型 1L 直列3気筒 1NR-VE型 1.3L 直列4気筒 |
変速機 | 5MT/4AT |
前 |
前:マクファーソンストラット 後:トーションビーム |
後 |
前:マクファーソンストラット 後:トーションビーム |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,455mm |
全長 | 4,150mm |
全幅 | 1,620mm |
全高 | 1,510mm |
車両重量 | 865 - 930kg |
概要
編集2016年7月21日に発表されたプロドゥア初の4ドアノッチバックセダンである。名前”ベザ”はマレーシア語の”ベザ”(beza) が由来で、『これまでとは違う』という意味である。Bezza の”zz" は22を意味し、プロドゥアの成立22年目に作られたという意味である。ベザは既存の小型ハッチバック車のアジアを元にトランクを追加、プラットフォームをはじめダッシュボードやフロントドアのアウターパネルなどをアジアと共有している。
ベザは、坂道発進補助装置、横滑り防止装置、トラクションコントロールシステム、キーレスエントリーシステムなどのハイテクな電子システムがマレーシア初で備え付けられている。
2010年、クアラルンプール国際モーターショーでコンセプトカーとして発表された。2013年、同じくクアラルンプール国際モーターショーでブディーズ(Buddyz)として登場した。両モデルともトヨタやダイハツにないプロドゥアのモデルとして発表された。2015年に本格的に開発に取り組み始めた。既にダイハツに自社開発のセダンが存在していなかったので初代ダイハツ・ミライースを母体とするプラットフォームを用いた既存のアジアを元に開発された。
2019年4月26日、エントリーモデルであるスタンダードGに置き換わる、GXtraが発売された[1]。
2020年1月8日にはフェイスリストし、発売された。前後バンパー形状を変更したほか、ヘッドライトにLEDが採用された[2]。
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AV 1.3 Advance フロント
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AV 1.3 Advance リア
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1.3 X Premium フロント
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1.3 X Premium リア
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2019年販売型 1.0 GXtra フロント
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2019年販売型 1.0 GXtra リア
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2019年販売型 1.0 GXtra インテリア
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2020年販売型 フロント
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2020年販売型 リア
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2021年販売型 インテリア
車名の由来
編集「BEZZA」は、マレー語の「Bezza」に由来し、「異なる」を意味する。さらに、「Bezza」の文字「zz」は、プロドゥアの創業22年目に発売された意味を表している。
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ “プロドゥア、ベザの新モデルを発表”. NNA ASIA (2018年4月27日). 2020年5月20日閲覧。
- ^ “セダン「ベザ」の新モデル発売、プロドゥア”. NNA ASIA (2020年1月9日). 2020年5月20日閲覧。