プレジデンテ・ニコラウ・ロバト国際空港
プレジデンテ・ニコラウ・ロバト国際空港(葡: Aeroporto Internacional Presidente Nicolau Lobato、英: Presidente Nicolau Lobato International Airport)とは、東ティモールの首都ディリにある国際空港。
プレジデンテ・ニコラウ・ロバト国際空港 Aeroporto Internacional Presidente Nicolau Lobato Presidente Nicolau Lobato International Airport | |||||||
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IATA: DIL - ICAO: WPDL | |||||||
概要 | |||||||
国・地域 | 東ティモール | ||||||
所在地 | ディリ | ||||||
種類 | 公共用 | ||||||
運営者 | 東ティモール民間航空局 | ||||||
標高 | 8 m | ||||||
座標 | 南緯08度32分47.59秒 東経125度31分28.99秒 / 南緯8.5465528度 東経125.5247194度座標: 南緯08度32分47.59秒 東経125度31分28.99秒 / 南緯8.5465528度 東経125.5247194度 | ||||||
地図 | |||||||
空港の位置 | |||||||
滑走路 | |||||||
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リスト | |||||||
空港の一覧 |
概要
編集この空港名は、1975年の東ティモール独立宣言時の首相のニコラウ・ドス・レイス・ロバト(フレティリンの最高指導者で、1978年末にインドネシア国軍に射殺された)の名を冠している。旧名はコモロ国際空港(Comoro International Airport)、独立後に現在の名称に改称した。
施設
編集滑走路は08/26方向に1,850 mの長さの物が1本あり、誘導路は無く航空機は滑走路の両端で折り返す。ボーイング737やエアバスA320などの就航は可能だが、滑走路に余裕がなく旅客数に制限がある[1]。
空港ターミナルビルにはボーディング・ブリッジはなく乗客は搭乗検査後、徒歩にて駐機場まで向かう。
今後
編集滑走路や旅客ターミナルをはじめとした現在の空港施設は、将来的に増加が見込まれる旅客には対応しきれない見込みであり、今後は各国・組織の支援も活用した再開発が行われる。
日本政府と東ティモール政府は、旅客ターミナルビルの改築などに関する覚書に署名した。2023年には東ティモール政府と国際協力機構(JICA)との契約が締結され、無償資金協力の形で、約49億円をかけ、およそ3年間を目途に整備が行われる[2]。なお、同様にJICAが整備の関わった東南アジアの首都にある空港としては、ベトナム・ハノイにあるノイバイ国際空港やラオス・ヴィエンチャンにあるワットタイ国際空港などがある。
滑走路については、西側はオンバイ海峡、東側はコモロ川に挟まれた立地のため、さまざまな計画立案と議論が行われた結果、まず2,100m級に延長する計画となり、アジア開発銀行の融資を受けて実施される見込みである[3]。
このほか、空港施設や道路の整備などは、オーストラリア政府の融資により行われる。
就航航空会社
編集航空会社 | 就航地 |
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エア・ティモール | シンガポール (Drukairによる運航) |
Aero Dili | シンガポール、バリ(デンパサール)、オエクシ |
エアノース | ダーウィン |
カンタスリンク | ダーウィン |
シティリンク | バリ(デンパサール) |
東ティモールにフラッグシップキャリアがないため、エア・ティモールの名義でかつてはシルクエアーが乗り入れていた。
脚注
編集- ^ “Presidente Nicolau Lobato Airport Redevelopment, Timor-Leste”. 2024年8月12日閲覧。
- ^ “東ティモール向け無償資金協力贈与契約の締結:国際空港旅客ターミナルの建設を支援”. 2024年8月12日閲覧。
- ^ “$135 Million ADB Loan to Upgrade Timor-Leste's Gateway Airport”. 2024年8月12日閲覧。