プノンペン・ロイヤル駅
カンボジアの鉄道駅
プノンペン・ロイヤル駅(プノンペンロイヤルえき、クメール語: ភ្នំពេញ、英: Phnom Penh Royal Railway Station)は、カンボジアの首都プノンペンにあるカンボジア王立鉄道の駅である。
プノンペン・ロイヤル駅 | |
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一新されたプノンペン・ロイヤル駅(2012年) | |
ភ្នំពេញ Phnom Penh Royal Railway Station | |
(6.7 km) ポーチェントン► | |
所在地 | プノンペン |
所属事業者 | カンボジア王立鉄道 |
所属路線 | 北線・南線 |
キロ程 | 0.0 km(プノンペン・ロイヤル起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面 |
開業年月日 | 1932年6月* |
備考 | * 改修後2010年10月22日に再開業 |
当駅は、健康科学大学、経営管理国立大学およびカナダ大使館に隣接している。
歴史
編集当駅は、バタンバンまでの鉄道運行のために、鉄筋コンクリートにて1932年に建設された[1]。
1960年9月28日-30日、当駅にてKampuchean People's Revolutionary Party (KPRP) のリーダー21人によって秘密議会が開かれた[2][3]。 党内会議の結果、党名がカンプチア共産党 (WPK) に変更となった。 民主カンプチアでは、この重要な会議が後に党の創立日となっている[4]。 都市の避難が決定したプノンペン陥落に続いて、1975年4月にポル・ポトを含むクメール・ルージュがリーダーシップとなる初の重要な会議が当駅で開催された[5][6]。
当駅は改修されており、2010年10月22日に再開業された。2014年2月現在、主に石油タンク列車などの散発的な商品輸送のみに当駅が使用されていた。2016年4月、週末に限られた旅客列車の運行が再開されている[7]。
隣の駅
編集- カンボジア王立鉄道
- 北線・南線
- プノンペン・ロイヤル駅 - ポーチェントン駅(通過)
脚注
編集- ^ “INFORMATION FOR VISITORS”. National Museum of Cambodia. 2011年2月4日閲覧。
- ^ Osborne, p. 124
- ^ Chronologie du Cambodge de 1960 à 1990
- ^ Chandler, David P., Revising the Past in Democratic Kampuchea: When Was the Birthday of the Party?: Notes and Comments, in Pacific Affairs, Vol. 56, No. 2 (Summer, 1983), pp. 288-300.
- ^ Osborne, p. 149
- ^ Sheridan, Michael (2004年10月24日). “War: Pol Pot by Philip Short”. The Times. 2011年2月5日閲覧。
- ^ After 14 Years, Passenger Train Service to the Coast Restarts - The Cambodia Daily April 11, 2016
参考文献
編集- Osborne, Milton E. (2008). Phnom Penh: a cultural and literary history. Signal Books. ISBN 978-1-904955-40-5
関連項目
編集外部リンク
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