ブレイキング・ザ・ハビット

ブレイキング・ザ・ハビット」(Breaking The Habit)は、アメリカ合衆国のロックバンド、リンキン・パークの2003年のセカンド・アルバム『メテオラ』に収録された曲。アルバム発売後にシングルとしても発表された。

『ブレイキング・ザ・ハビット』
リンキン・パークシングル
リリース
ジャンル オルタナティブ・ロック、エレクトロニック・ロック
レーベル ワーナーブラザーズ
プロデュース ドン・ギルモア
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概要

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エレクトロニカの影響を感じさせる曲で、それまでのニュー・メタル的要素の強かったリンキン・パークの曲とは違い、のちのアルバムで追求されたスタイルに近いものになっている。バイオリンなどでストリングスアレンジが加えられている。チェスター・ベニントンに出会う前からマイク・シノダが親友の薬物中毒について書いていた詞で、チェスターは自分との共通点に涙を流したという[1]。ライブでは始めにピアノでアレンジが加えられることもあった。

ミュージックビデオ

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ミュージックビデオはフルアニメーション作品で、日本のアニメーション製作会社GONZOが製作した。2004 MTV Video Music AwardsのViewer's Choice Awardを受賞。監督はジョー・ハーン中澤一登。なお、ビデオには逆再生ではあるが飛び降りとみられる描写があり、それが影響してか後年になってYouTube上のビデオに視聴制限がかかり物議を醸した。

チャート成績

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メテオラからの5枚目のシングルとして(プロモーションシングルのLying From Youは除く)リリースされた。ビルボードモダンロックトラックチャートで1位になり、シングルが5枚連続で1位となった。全英39位、全米20位[2]

脚注

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  1. ^ Songfacts. “Song Meanings at Songfacts” (英語). www.songfacts.com. 2022年10月28日閲覧。
  2. ^ Linkin Park” (英語). Billboard. 2022年10月28日閲覧。