ブランディン・ポジェムスキー
ブランディン・ポジェムスキー(Brandin Podziemski, 2003年2月25日 - )は、アメリカ合衆国ウィスコンシン州グリーンフィールド出身のプロバスケットボール選手。NBAのゴールデンステート・ウォリアーズに所属している。ポジションはシューティングガードまたはポイントガード。
ゴールデンステート・ウォリアーズ No.2 | |
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ポジション | SG / PG |
所属リーグ | NBA |
シュート | 左 |
基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
生年月日 | 2003年2月25日(21歳) |
出身地 | ウィスコンシン州グリーンフィールド |
身長 | 193cm (6 ft 4 in) |
体重 | 93kg (205 lb) |
キャリア情報 | |
高校 | セント・ジョーンズノーズウェスタン陸軍士官学校 |
大学 |
イリノイ大学 (2021-2022) サンタクララ大学 (2022-2023) |
NBAドラフト | 2023年 / 1巡目 / 全体19位[1] |
ゴールデンステート・ウォリアーズから指名 | |
プロ選手期間 | 2023年–現在 |
経歴 | |
2023– | ゴールデンステート・ウォリアーズ |
2023 | →サンタクルーズ・ウォリアーズ |
受賞歴 | |
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Stats Basketball-Reference.com | |
経歴
編集NBA
編集ゴールデンステート・ウォリアーズ
編集2023年のNBAドラフトにて1巡目全体19位でゴールデンステート・ウォリアーズから指名され[1]、7月3日にウォリアーズとの契約に合意した[2]。
12月12日のフェニックス・サンズ戦でキャリアハイとなる11リバウンドを含む20得点、5アシストを記録したが、チームは116-119で惜敗した。なお、ウォリアーズの新人選手が1試合で20得点、10リバウンド、5アシストを記録したのは、ステフィン・カリー以来約15年ぶりであった[3]。同月16日のブルックリン・ネッツ戦でキャリアハイとなる4本の3ポイントシュートを含む19得点、5リバウンド、5アシスト、3スティールを記録し、チームは124-120で辛勝した[4]。2024年1月13日のミルウォーキー・バックス戦で23得点、10リバウンド、3アシスト、2スティールを記録したが、チームは118-129で敗れた[5]。このシーズン、ポジェムスキーはNBAオールルーキーファーストチームに選出された。パリ五輪前には、チームメイトのトレイス・ジャクソン=デイビスと共にアメリカ代表のセレクトチームにも選出された[6]。
個人成績
編集略称説明 | |||||
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GP | 出場試合数 | GS | 先発出場試合数 | MPG | 平均出場時間 |
FG% | フィールドゴール成功率 | 3P% | スリーポイント成功率 | FT% | フリースロー成功率 |
RPG | 平均リバウンド数 | APG | 平均アシスト数 | SPG | 平均スティール数 |
BPG | 平均ブロック数 | PPG | 平均得点 | 太字 | キャリアハイ |
NBA
編集レギュラーシーズン
編集シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | PPG |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2023–24 | GSW | 74 | 28 | 26.6 | .454 | .385 | .633 | 5.8 | 3.7 | .8 | .2 | 9.2 |
通算 | 74 | 28 | 26.6 | .454 | .385 | .633 | 5.8 | 3.7 | .8 | .2 | 9.2 |
カレッジ
編集シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | PPG |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2021–22 | イリノイ | 16 | 0 | 4.3 | .421 | .231 | .750 | .9 | .3 | .1 | .0 | 1.4 |
2022-23 | サンタクララ | 32 | 32 | 36.0 | .483 | .438 | .771 | 8.8 | 3.7 | 1.8 | .5 | 19.9 |
通算 | 48 | 32 | 25.4 | .480 | .424 | .770 | 6.1 | 2.5 | 1.2 | .3 | 13.7 |
プレースタイル
編集大学時代はスリーポイントシューターとして活躍し、NBAでも多少の波はあれど優秀なシューターになれる片鱗を見せている。また、ガードながら果敢にリバウンドに飛び込み、リバウンドを稼いでいる。対人ディフェンス、プレイメイクも平均以上であり時折スティールを稼ぐ。特に目立つのはクオーター終盤での勝負強さでありルーキーながらクォーター終盤のラストショットを託されることも多くあった。レッグスルーやジャブステップからのステップバックスリーポイントはかなりの高確率であり、シグネチャームーブとなる可能性がある。また、チャージングを引き出すのが非常にうまく、ルーキーシーズンにはチャージングドロー数でリーグ1位となった[7]。
脚注
編集- ^ https://www.nba.com/warriors/news/warriors-select-guard-brandin-podziemski-with-19th-overall-pick-20230622
- ^ “Warriors Sign 2023 First Round Draft Pick Brandin Podziemski”. NBA.com (July 3, 2023). September 26, 2023閲覧。
- ^ “Brandin Podziemski '21 Sets Rookie Milestone for Warriors” (英語). St. John's Northwestern Academies. 2024年1月16日閲覧。
- ^ Winter, Jack (December 16, 2023). “Warriors rookie Brandin Podziemski 'earning his stripes' as full-time starter”. ClutchPoints. December 16, 2023閲覧。
- ^ “Rookie Report: Brandin Podziemski records third double-double of season in loss vs. Bucks” (英語). Warriors Wire (2024年1月14日). 2024年1月16日閲覧。
- ^ “Warriors’ Podziemski, Jackson-Davis reflect on USA Select Team experience: ‘We brought it to them’” (英語). The Vacaville Reporter (2024年7月11日). 2024年8月26日閲覧。
- ^ One, The Box and (2023年3月27日). “Brandin Podziemski: 2023 NBA Draft Scouting Report”. The Box and One. 2024年6月10日閲覧。