ブッカー・リトル (アルバム)

ブッカー・リトルのアルバム

ブッカー・リトル』(Booker Little)は、アメリカ合衆国ジャズトランペット奏者、ブッカー・リトル1960年に録音・発表したスタジオ・アルバム。リトルが生前に録音したリーダー・アルバム4作のうち2作目に当たる[2]

『ブッカー・リトル』
ブッカー・リトルスタジオ・アルバム
リリース
録音 1960年4月13日(#1, #2, #5, #6)、4月15日(#3, #4) ニューヨーク[1]
ジャンル ジャズ
時間
レーベル タイム・レコード
プロデュース オジー・カデナ英語版
専門評論家によるレビュー
ブッカー・リトル アルバム 年表
ブッカー・リトル4&マックス・ローチ
(1959年)
ブッカー・リトル
(1960年)
アウト・フロント
(1961年)
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解説

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リトルのリーダー・アルバムとしては唯一、ワン・ホーンの編成で録音され[3]、1960年4月13日のセッションではトミー・フラナガン、同15日のセッションではウィントン・ケリーがピアノを担当した[1]。本作はタイム・レコードから発売され、リトルは過去にも、マックス・ローチが同社のために録音したアルバム『アワード・ウィニング・ドラマー』(1958年11月4日録音)でサイドマンを務めている[1]

スコット・ヤナウオールミュージックにおいて5点満点中4.5点を付け「リトルの個性である哀愁に満ちた音色と叙情的なスタイルは、"Who Can I Turn To"だけでなく、彼の手による5曲のオリジナル曲(その幾つかは再評価されるべきである)においても絶好調だ」と評している[2]。1975年3月25日発売の日本盤再発LP (ULS-1802)は、日本のオリコンLPチャートで最高68位を記録した[4]

収録曲

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特記なき楽曲はブッカー・リトル作。

  1. オープニング・ステイトメント - "Opening Statement" - 6:43
  2. マイナー・スイート - "Minor Sweet" - 5:40
  3. ビー・ティーズ・マイナー・プレア - "Bee Tee's Minor Plea" - 5:40
  4. ライフズ・ア・リトル・ブルー - "Life's a Little Blue" - 6:53
  5. ザ・グランド・ヴァルス - "The Grand Valse" - 4:58
  6. フー・アイ・キャン・ターン・トゥ - "Who Can I Turn To?" (Alec Wilder, William Engvick) - 5:25

参加ミュージシャン

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脚注

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  1. ^ a b c Booker Little Discography”. Jazz Discography Project. 2022年12月27日閲覧。
  2. ^ a b Yanow, Scott. “Booker Little - Booker Little Album Reviews, Songs & More”. AllMusic. 2022年12月27日閲覧。
  3. ^ ブッカー・リトル/ブッカー・リトル (再発) (廃盤)”. CDJournal. 音楽出版社. 2022年12月27日閲覧。
  4. ^ 『オリコンチャート・ブックLP編(昭和45年‐平成1年)』オリジナルコンフィデンス、1990年、258頁。ISBN 4-87131-025-6 

外部リンク

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