フロスティア (小惑星)
小惑星
フロスティア (854 Frostia) は小惑星帯に位置する小惑星である。ロシアの天文学者セルゲイ・イワノヴィチ・ベリャフスキーがシメイズ天文台で発見した。
フロスティア 854 Frostia | |
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仮符号・別名 | 1916 S29 |
分類 | 小惑星 |
軌道の種類 | 小惑星帯 |
発見 | |
発見日 | 1916年4月3日 |
発見者 | S. ベリャフスキー |
軌道要素と性質 元期:2008年11月30日 (JD 2,454,800.5) | |
軌道長半径 (a) | 2.368 AU |
近日点距離 (q) | 1.956 AU |
遠日点距離 (Q) | 2.780 AU |
離心率 (e) | 0.174 |
公転周期 (P) | 3.64 年 |
軌道傾斜角 (i) | 6.09 度 |
近日点引数 (ω) | 83.37 度 |
昇交点黄経 (Ω) | 190.80 度 |
平均近点角 (M) | 92.55 度 |
衛星の数 | 1 |
物理的性質 | |
直径 | 13.7 ± 5.6 km |
質量 | (0.11 - 2.01) ×1015 kg |
平均密度 | 0.89 ± 0.14 g/cm3 |
表面重力 | 0.0042? m/s2 |
脱出速度 | 0.0079? km/s |
自転周期 | 37.728 ± 0.001 時間 |
絶対等級 (H) | 12.1 |
アルベド(反射能) | 0.1? |
表面温度 | 92 K |
■Template (■ノート ■解説) ■Project |
アメリカ合衆国の天文学者エドウィン・フロストに因んで命名された。
Rauol Behrend らが2004年7月に行った光度曲線の観測により、主星とほとんど同じ大きさの衛星を持つ二重小惑星であることがわかった。S/2004 (854) 1という仮符号を付けられた衛星の直径は約 10 km で、フロスティアから 9.6〜25 km の軌道を主星の自転と同じ周期(1.5713 日)で公転している。
関連項目
編集外部リンク
編集- フロスティアの軌道要素(JPL、英語)
- 854 Frostia and Secondary ( Johnston Archive)
- IAUC 8389 announcing the satellite
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