フルキャストパートナーズ
株式会社フルキャストパートナーズ(英文表記:FULLCAST PARTNERS CO,.LTD.)は、かつて東京都渋谷区に本社を置いていた、フルキャスト(現・フルキャストホールディングス)の完全子会社で、銀行設立準備会社であった企業。
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町2番6号 フルキャストBLD. |
設立 | 2005年(平成17年)8月15日 |
業種 | その他金融業 |
事業内容 | 銀行設立および免許取得のための準備 |
代表者 | 平野岳史(代表取締役社長) |
資本金 | 100百万円 |
決算期 | 9月末日 |
主要株主 | フルキャスト 100% |
概要
編集2005年7月25日、同日開催された当時のフルキャスト取締役会にて、本業である人材派遣事業によって得られるノウハウの提供や登録キャストおよびキャストの派遣先となるクライアント双方のニーズに応じた顧客本位の銀行を設立すべく、銀行設立準備会社の設立を発表した[1]。
この時点では、2006年開業をめどとしていたが、2005年8月15日付で準備会社である当社の設立があった以外には、免許取得見込み時期が未定であるなど、具体的な開業までの日程については明確に決定はされていなかった。
その後の進展のないまま、2006年1月23日になって、中小企業・ベンチャー企業向け融資の収益基盤に不確実性が生じたこと、フルキャストファイナンスの事業により、若年層向けのサポートに関しては一定の目的はクリアしていたことを理由として[2]、計画の中止を突如発表した。
なお、設立から吸収合併にいたるまで、当時のフルキャストの完全子会社のままであったが、開業までに、銀行法上の主要株主を集めず、フルキャストグループとのパートナー企業によるコンソシアム形式によって他の株主を集めることを目的に、当時のフルキャストによる完全支配を一時的なものとすることから、一貫して「非連結子会社」の扱いとなっていた。
その後、準備会社であった当社はフルキャストファイナンスに吸収合併され、解散することとなったが、皮肉にもフルキャストファイナンスはグループの合理化に伴ってフルキャストグループから外れ、併せて社名から「フルキャスト」が外れることになり、フォーメイトという社名となったが、同社は2010年に破産に至り、経営破綻している。
沿革
編集脚注
編集関連項目
編集- 新たな形態の銀行
- 西京ライブドア銀行 - 銀行設立を画策していたが、法人格自体が発足し得なかった。
- 埼玉りそな銀行 - 旧あさひ銀行の埼玉県内支店の受け皿銀行として、当初は現在の行名と同じ名前で準備会社として設立されている。