フランツ・ニクラウス・ケーニッヒ
スイスの画家 (1765-1832)
フランツ・ニクラウス・ケーニッヒ(Franz Niklaus König、1765年4月6日 - 1832年3月27日)は、スイスのベルン出身の肖像画・風俗画家。
フランツ・ニクラウス・ケーニッヒ Franz Niklaus König | |
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1827年作の自画像 | |
生誕 |
1765年4月6日 スイス、ベルン |
死没 |
1832年3月27日 スイス、ベルン |
人物
編集ティベリウス・ヴォッヒャー(Tiberius Wocher)、マルクォルト・ヴォッヒャー(Marquard Wocher)、ジークムント・フロイデンベルガー(Sigmund Freudenberger)、バルタザール・アントン・ドゥンカー(Balthasar Anton Dunker)らに学んで、伝統衣装や田舎の風俗、風景を描いて名を上げていった。透かし絵(Transparentbild、 Diaphanie)を得意としており、スイス国内やドイツ、フランスで展示し、ヨーハン・ハインリッヒ・マイヤーやゲーテの前でも披露した[1]。
1797年に家族とともにベルナー・オーバーラントに移住し、1798年には砲兵隊長としてナポレオン・ボナパルトのフランス軍との戦いに参加した。1805年と1808年のウンスプネン祭では、祭典の開催に向けて積極的に活動した。
作品
編集出典
編集- フランツ・ニクラウス・ケーニッヒ in German, French and Italian in the online Historical Dictionary of Switzerland.
- フランツ・ニクラウス・ケーニッヒの著作およびフランツ・ニクラウス・ケーニッヒを主題とする文献 - ドイツ国立図書館の蔵書目録(ドイツ語)より。
- Bloesch. (1882). "König, Franz Niklaus". Allgemeine Deutsche Biographie (ドイツ語). Vol. 16. Leipzig: Duncker & Humblot. pp. 505–506.
- Marcus Bourquin: Franz Niklaus König. Leben und Werk (1765-1832). [Dissertation Universität Bern], Bern: Paul Haupt, 1963 (Berner Heimatbücher 94/95).
- Andreas Kotte, ed (2005). Theaterlexikon der Schweiz (TLS) / Dictionnaire du théâtre en Suisse (DTS) / Dizionario Teatrale Svizzero / Lexicon da teater svizzer. 2. Zürich: Chronos. pp. 1020/1021. ISBN 978-3-0340-0715-3. LCCN 2007-423414. OCLC 62309181
- Thomas Klöti: Transparente Sternbilder des Berner Kleinmeisters Franz Niklaus König. Weinfelden, 2005 (全文)
- Willibald Künzli: Franz Niklaus König. In: Die Berner Woche in Wort und Bild, Bd. 27, 1937, S. 791–793. (e-periodicaを参照)
脚注
編集- ^ Kunst und Altertum、1820年刊。
外部リンク
編集- Article König, Franz Niklaus (François-Nicolas) du SIKART en ligne.
- 1826年刊のケーニッヒによる星図
- ケーニッヒの透かし絵についての批評(ドイツ語)