フランケン語
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フランケン語(ふらんけんご、バイエルン語・標準ドイツ語:Fränkisch)
- 単語として:かばん語(混成語)のこと。
- 言語として:ドイツ語の方言のうち、かつてのフランク人の居住領域とされる地域の言語。ドイツ語でフランク人を指す"Franken"(フランケン)に由来し、古フランク語のうち、第二次子音推移を受けなかった古低フランク語を祖とし、低地ドイツ語に属する低地フランケン語、6世紀から9世紀にかけて第二次子音推移の影響を受けて変化した古高フランク語を祖語とし[1]、高地ドイツ語のうちの中部ドイツ語に属する中部フランケン語(de:Mittelfränkisch)の「モーゼルフランケン語(de:Moselfränkisch)」(ルクセンブルク語もこれに含まれる)「リプアーリ語」「ラインフランケン語(de:Rheinfränkisch)」、上部ドイツ語に属し、主にフランケン地方で用いられる上部フランケン語(de:Oberfränkisch)のうち、ヴュルツブルク、バンベルク、ニュルンベルク、ケムニッツ地方などの「東フランケン語(de:Ostfränkisch)」、その南西部のラインラント=プファルツ州南東部とバーデン・ヴュルテンベルク州北部などの「南フランケン語(de:Südfränkisch)」などがある。