フェリーあけぼの (2代)
フェリーあけぼの (2代) | |
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与論港に寄港する「あけぼの」 | |
基本情報 | |
船種 | フェリー |
船籍 | 日本 奄美[1] |
所有者 |
鉄道建設・運輸施設整備支援機構 マルエーフェリー[1] |
運用者 | マルエーフェリー[1] |
建造所 | 三菱重工業下関造船所(1129番船)[1] |
姉妹船 | フェリー波之上 |
航行区域 | 近海(非国際)[1] |
船級 | JG[1] |
信号符字 | 7JDC |
IMO番号 | 9423310 |
MMSI番号 | 431000585 |
経歴 | |
起工 | 2007年12月12日[1] |
進水 | 2008年2月7日[1] |
竣工 | 2008年6月30日[1] |
就航 | 2008年7月5日[2] |
現況 | 就航中 |
要目 | |
総トン数 | 8,083 トン[1] |
載貨重量 | 4,050 トン[1] |
全長 | 145.00 m[1] |
垂線間長 | 135.00 m[1] |
型幅 | 24.00 m[1] |
型深さ | 8.25 m[1] |
満載喫水 | 6.250 m[1] |
機関方式 | ディーゼル[1] |
ボイラー | 立形円筒水管式×1台[1] |
主機関 | JFE-SEMT ピルスティク 12PC2-6V×2機[1] |
推進器 | 4翼可変ピッチプロペラ×1軸[1] |
出力 | 16,500 PS[1] |
最大速力 | 23.01ノット[1] |
航海速力 | 21.0ノット[1] |
航続距離 | 2,800海里[1] |
旅客定員 | 682名[1] |
乗組員 | 30名[1] |
積載能力 | 10フィートコンテナ311個 |
車両搭載数 | トラック50台、乗用車76台[1] |
概要
編集フェリーあかつきの代船として三菱重工業下関造船所で建造され、2008年7月5日に鹿児島 - 奄美 - 沖縄航路に就航した[2]。 鉄道建設・運輸施設整備支援機構の共有建造制度を利用して建造された鉄道・運輸機構との共有船である。 シップ・オブ・ザ・イヤー2008の大型客船部門賞を受賞している。
航路
編集鹿児島航路
本船とフェリー波之上の2隻で2日に1便を運航する。運航ダイヤは、下り便が鹿児島出港が18時、名瀬入港が2日目5時、那覇入港が19時、所要時間は25時間、上り便が那覇出港が7時、名瀬入港が20時30分、鹿児島入港が2日目8時30分、所要時間は25時間30分となっている。
設計
編集2機1軸の機関構成が採用され、2機2軸の従来船と比較して船体抵抗が削減された。両舷船尾にランプウェイを装備しており、トラック、乗用車などをロールオン・ロールオフ方式で車両甲板に搭載するほか、船首甲板がコンテナスペースとなっており、コンテナをデリックによるリフトオン・リフトオフ方式で搭載する。
船内
編集高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(バリアフリー新法)に基づいて作成された鉄道・運輸機構の旅客船バリアフリーガイドラインに準拠したバリアフリー高度化船である。通常の船内設備に加えて、高齢者や身障者に対応した客室、多機能トイレ、車いす対応エスカレーター、エレベーターなどのバリアフリー設備を備える。
船室
編集等級 | 部屋数 | 定員 | 設備 |
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特等(洋室) | 2名×4室 | 8名 | ツインベッド、バス・トイレ・テレビ・洗面台付 |
1等(和洋室) | 4名×9室 | 36名 | 二段ベッド×4名、テレビ・洗面台付 |
2等洋室(寝台B) | 8名×20室 | 160名 | 二段ベッド×8名 |
2等和室 | 10室 | 406名 | マット |
2等和室(女性専用) | 2室 | 68名 | マット |
設備
編集パブリックスペース
- 案内所
- エントランス
- ロビー
- 展望サロン
- 授乳室
- 喫煙室
供食・物販設備
- レストラン
- 売店
- 自動販売機
入浴設備
- シャワー室