歯肉増殖症
(フェニトイン歯肉増殖から転送)
歯肉増殖症(しにくぞうしょくしょう)とは、歯周病の一種で、種々の原因によって歯肉の過形成が起こることである。
歯肉増殖症 | |
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概要 | |
診療科 | 消化器学 |
分類および外部参照情報 | |
ICD-10 | K06.1 (ILDS K06.100) |
分類
編集単純性歯肉増殖
編集歯肉の組織の増殖と、血管の反応性の変化が合併したもの。浮腫は辺縁歯肉に限局している。歯肉溝から滲出液が確認されることもある。 口呼吸があると発症しやすい。
歯肉線維腫症
編集歯肉象皮症とも呼ばれる。非炎症性の歯肉増殖。上下顎の歯肉全体が増大し、歯冠が歯肉に覆われることもあり、この場合に「乳歯の萌出遅延」によって発見・診断される場合もある。
薬物誘発性歯肉肥大
編集種々の薬物によって引き起こされる。
脚注
編集診療科
編集- 歯科(ただし、薬物投与による場合は投与した医師との連携が重要である)