フィリピン国鉄900形ディーゼル機関車

フィリピン国鉄が使用するディーゼル電気機関車

フィリピン国鉄900形ディーゼル機関車(フィリピンこくてつ900がたディーゼルきかんしゃ)は、1974年より運用されているフィリピン国鉄電気式ディーゼル機関車である。

フィリピン国鉄900形ディーゼル機関車
基本情報
運用者 フィリピン国鉄
製造所 ゼネラル・エレクトリック
製造年 1973年(901-905)
1979年(906-915)
1991年(917-922)
製造数 21両
主要諸元
軌間 1,067 mm (狭軌)
全長 17,000 mm
全幅 2,753 mm
全高 3,874 mm
空車重量 53.5 t
台車 Co-Co
軸重 13.72 t
動力伝達方式 電気式
機関 V型12気筒ディーゼル機関
機関出力 1,560HPまたは1400HP/1,050rpm
発電機 GE GT601形
主電動機 GE 761形 × 4基
駆動方式 吊り掛け駆動
歯車比 93/18(5.16)
保安装置 なし
設計最高速度 103km/h
最大引張力 57,000 lbs
定格引張力 54,300 lbs
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概要

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自走が不可能な203系ビコールエクスプレスの牽引用に使用される。ゼネラル・エレクトリックU14CおよびU15Cを採用した。

製造場所は901-915はモントリオール、917-922はペンシルベニア州である。2017年現在は12両が在籍中となっている。

諸元(テンプレート外)

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  • 車輪径(新製時): 914 mm
  • ホイールベース: 3,188 mm
  • 燃料容量: 2,700L
  • エンジン形式: GE 7FDL-8形 4ストロークV8
  • オルタネータ形式: GMG-146

その他

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改番

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904は908に、908は916に改番されている。

事故など

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車番 事故 状態
905/910 タッグカワヤン - ホンダグア間で衝突(1983年) 廃車
908 NPA爆撃(1989年) 同車両へのさらなる攻撃を避けるため、916へ改番
912 新人民軍により爆撃(1980年代) 不明
920 トラック衝突(2002年) 不明
922 ケソン脱線事故(2004年)/サリアヤ脱線事故(2012年) 運用継続

関連項目

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