フアン・バウティスタ・プラーサ
ベネズエラの作曲家
フアン・バウティスタ・プラーサ・アルフォンソ(Juan Bautista Plaza Alfonso, 1898年6月19日 カラカス - 1965年1月1日 カラカス)は、ベネズエラの作曲家。
フアン・バウティスタ・プラーサ Juan Bautista Plaza | |
---|---|
1930年代 | |
基本情報 | |
生誕 |
1898年6月19日 カラカス |
出身地 | ベネズエラ |
死没 |
1965年1月1日(66歳没) カラカス |
職業 | 作曲家 |
経歴
編集プラーサは最初ベネズエラ中央大学で医学を学んでいたが、音楽に専念するため、退学した。音楽の最初の師はヘスス・マリア・スアレス(Jesus Maria Suárez)だった。1920年から1923年にかけて、ローマで学び、そこで「サグラダ(宗教音楽)」作曲教授の肩書きを得た。ベネズエラに戻って、カラカス大聖堂礼拝堂のMasterに任命され、1948年までその職を続けた。カラカス高等音楽学校では音楽史を教え、作曲家アントニオ・ラウロ(en:Antonio Lauro)や歌手モレーラ・ムニョス(en:Morella Muñoz)の才能を見いだした。
作品
編集フアン・バウティスタ・プラーサの代表曲には以下のものがある。
- El picacho abrupto(1936年)
- Poema Sinfónico(交響詩)
- Cantata de Navidad(クリスマス・カンタータ)
- Las campanas de Pascua(復活祭の鐘)
- Las horas(1930年)
- La fuente abandonada, soprano y orquesta
- Poema lírico Vigilia
- フーガ・クリオーチャ(Fuga criolla, 1931年)
- フーガ・ロマンティカ(Fuga romántica, 1950年)
- Elegía para orquesta y timbal(オーケストラとティンバルのためのエレジー)
- Elegía para corno inglés and cuarteto de arcos(コーラングレと弦楽オーケストラのためのエレジー)
さらにプラーサは宗教音楽も書いていて、次のようなものがある。
- Misa en fa
- Misa de la esperanza(1962年)(希望のミサ)
- Requiem a la meoria de su madre(母の追憶のためのレクイエム)
ピアノ曲では次のようなものがある。
ベネズエラ国立図書館には、フアン・バウティスタ・プラーサを記念して、その名前を付けられた部屋がある。
文献
編集- Miguel Castillo Didier: Juan Bautista Plaza. Una Vida por la Música y Venezuela. Caracas 1985
関連項目
編集- ベネズエラの音楽(en:Music of Venezuela)