ファーブルトン
ファーブルトン(フランス語: far breton)は、フランス・ブルターニュ地方の伝統菓子[1][2][3]。
「ファー(far)」は「牛乳で煮た粥」、「ブルトン(breton)」は「ブルターニュ風の」の意味[1][4]。
使用される材料は、小麦粉、砂糖、牛乳、鶏卵、乾燥プルーン[1][4]。材料を混ぜて型に入れて焼く[1][2][4]。
同じくブルターニュ地方の名物であるクレープと変わらぬ材料であるため、フランス国外ではファーブルトンを「厚焼きクレープ」と説明されることもある[1]。
伝統的に使用される果実はプルーンであるが、レーズンもよく使われており、リンゴやアプリコットのほか、季節に応じたフレッシュなモモやイチゴなども使用される[1][3]。
2020年3月の『ぐるなびデータライブラリ』によるトレンド分析では、2021年度以降に日本で流行するという予測が出ていた[4]。