ピート・クロウ=アームストロング
ピーター・クロウ=アームストロング(Peter Crow-Armstrong, 2002年3月25日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス郡シャーマン・オークス出身のプロ野球選手(外野手)。左投左打。MLBのシカゴ・カブス所属。愛称はPCA。
シカゴ・カブス #52 | |
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AAA級アイオワ・カブス時代 (2023年8月8日) | |
基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | カリフォルニア州ロサンゼルス郡シャーマン・オークス |
生年月日 | 2002年3月25日(22歳) |
身長 体重 |
6' 1" =約185.4 cm 180 lb =約81.6 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 左投左打 |
ポジション | 外野手 |
プロ入り | 2020年 MLBドラフト1巡目 |
初出場 | 2023年9月11日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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国際大会 | |
代表チーム | アメリカ合衆国 |
この表について
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獲得メダル | ||
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アメリカ合衆国 | ||
WBSC U-18ワールドカップ | ||
銀 | 2019 | 野球 |
経歴
編集プロ入り前
編集高校3年時の2019年は34試合に出場して打率.395、3本塁打、22打点の成績を記録し、ロサンゼルス・タイムズの年間最優秀選手に選出された[1]。
プロ入りとメッツ傘下時代
編集2020年のMLBドラフト1巡目(全体19位)でニューヨーク・メッツから指名され[2]、予定していたヴァンダービルト大学への進学を取り止めプロ入り。契約金は335万9000ドル[3]。この年は新型コロナウイルスの影響でマイナーリーグのシーズンが行われなかったため、プロデビューは持ち越しとなった。
2021年に傘下のA級セントルーシー・メッツでプロデビューした。5月18日に右肩の手術を受けた。
カブス傘下時代
編集2021年7月30日にハビアー・バエズ、トレバー・ウィリアムズとのトレードで、シカゴ・カブスへ移籍した[4]。
2022年、2023年に2年連続でオールスター・フューチャーズゲームに選出された[5]。
カブス時代
編集2023年9月11日、コロラド・ロッキーズ戦の7回表に代走で起用されMLBデビューを果たし、その裏から中堅を守り、9回表の初打席で犠打を決めた。同年は13試合に出場したが、14打数無安打に終わった。
2024年シーズンはAAAでスタートしたが、 4月24日に肋骨を骨折したコディ・ベリンジャーに代わってメジャーに昇格し、4月25日のヒューストン・アストロズ戦で1-1で迎えた6回裏に初安打となる決勝2点本塁打を放った[6]。
選手としての特徴
編集守備と走塁の評価は非常に高く、打力の成長が将来を決めると言われている[7]。
エピソード
編集父親のマシュー・ジョン・アームストロングと母親のアシュリー・クロウはいずれも俳優である[8][9]。お気に入りの映画として、母が出演した野球映画『Little Big League』を挙げている[10]。
南カリフォルニア生まれだが、子供の頃にシカゴ・カブスのファンだった父からケリー・ウッドの20奪三振の試合の映像を見せられカブスファンとなり、自宅の裏庭にカブスの本拠地リグレー・フィールド風のツタに覆われた壁を作っていた[10]。カブスの中心選手のハビアー・バエズのファンだったが、のちにそのバエズとのトレードでメッツからカブスに移籍することとなった。トレードを知った時について「ショックでした。何をどう考えたらいいのか全く分かりませんでした」と語っている[11]。
名前の「CROW-ARMSTRONG」が長いため、カブス傘下A+のサウスベンド・カブス在籍時にはユニフォームの背ネーム部分が「CROW-」と「ARMSTRONG」の上下2段に分けられていた[12]。
詳細情報
編集年度別打撃成績
編集年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
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2023 | CHC | 13 | 19 | 14 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 2 | 2 | 0 | 3 | 0 | 0 | 7 | 0 | .000 | .176 | .000 | .176 |
MLB:1年 | 13 | 19 | 14 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 2 | 2 | 0 | 3 | 0 | 0 | 7 | 0 | .000 | .176 | .000 | .176 |
- 2023年度シーズン終了時
年度別守備成績
編集年 度 |
球 団 |
中堅(CF) | |||||
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試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2023 | CHC | 13 | 12 | 0 | 0 | 0 | 1.000 |
MLB | 13 | 12 | 0 | 0 | 0 | 1.000 |
- 2023年度シーズン終了時
記録
編集- MiLB
- オールスター・フューチャーズゲーム選出:1回(2022年、2023年)
背番号
編集- 52(2023年 - )
脚注
編集- ^ “Harvard-Westlake’s Pete Crow-Armstrong highlights 2019 Daily News baseball all-area team” (英語). Daily News (2019年6月6日). 2021年3月1日閲覧。
- ^ Puma, Mike (2020年6月11日). “Mets take Pete Crow-Armstrong in first round of 2020 MLB Draft” (英語). New York Post. 2021年3月1日閲覧。
- ^ “Top Draft pick Crow-Armstrong signs with Mets” (英語). MLB.com. 2021年3月1日閲覧。
- ^ “Mets Acquire Javier Baez, Trevor Williams” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年7月30日閲覧。
- ^ Jonathan Mayo (June 26, 2023). “Here are the 2023 Futures Game rosters” (英語). MLB.com. June 29, 2023閲覧。
- ^ Crow-Armstrong's 1st hit? A go-ahead two-run blast
- ^ 「2021 - 2025 全30球団未来予想図 ニューヨーク・メッツ」『隔月刊スラッガー』2021年3月号 日本スポーツ企画出版社 45頁
- ^ “Top Draft prospect has a 'Little Big League' mom” (英語). MLB.com. 2021年3月1日閲覧。
- ^ “PG welcomes Crow-Armstrong”. Perfect Game. 2021年3月1日閲覧。
- ^ a b Newest big leaguer has tie to 'Little Big League'
- ^ After last summer’s trade, Cubs’ Pete Crow-Armstrong is ready to realize his potential
- ^ South Bend Outfield a Glimpse of the Cubs’ Future
外部リンク
編集- 選手の通算成績と情報 MLB、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Pete Crow-Armstrong stats MiLB.com
- Pete Crow-Armstrong (@petecrowarm) - X(旧Twitter)
- pete crow-armstrong (@petecrowarmstrong) - Instagram