ピーター・ストラウブ
アメリカの小説家 (1943 - 2022)
ピーター・ストラウブ(Peter Straub、1943年3月2日 - 2022年9月4日[1])は、アメリカ合衆国の小説家、幻想文学作家、ホラー作家。
主な著作
編集長編
編集- 『ジュリアの館』(Julia (1975)、吉野美惠子訳、ハヤカワノヴェルズ) 1982
- 『ゴースト・ストーリー』上・下(Ghost Story(1979)、若島正訳、ハヤカワ文庫NV) 1994
- 『シャドウランド』上・下(Shadowland(1980)、大瀧啓裕訳、創元推理文庫) 2002
- 『タリスマン』上・下(The Talisman(1985)、スティーヴン・キングと共著、矢野浩三郎訳、新潮文庫) 1987
- 『ヘルファイア・クラブ』上・下(The Hellfire Club(1996)、近藤麻里子訳、創元推理文庫) 2006
- 『ミスターX』上・下(Mr. X(1999)、近藤麻里子訳、創元推理文庫) 2002 - 2000年ブラム・ストーカー賞受賞
- 『ブラック・ハウス』上・下(Black House(2001)、スティーヴン・キングと共著、矢野浩三郎訳、新潮文庫) 2004 - 『タリスマン』の続編
ブルー・ローズ三部作
編集- 『ココ』上・下(Koko(1988)、山本光伸訳、角川ホラー文庫) 1993 - 1989年世界幻想文学大賞受賞
- 『ミステリー』上・下(Mystery(1989)、芹澤恵訳、扶桑社) 1994、のち文庫 1995
- 『スロート』上・下(The Throat(1993)、山本光伸訳、扶桑社) - 1994年ブラム・ストーカー賞受賞
短編集
編集- 『扉のない家』(Houses Without Doors(1990)、栗原知代他訳、扶桑社) 1995
- 「若い男」(She Saw a Young Man)
- 「ブルー・ローズ」(Blue Rose)
- 「夢の領域で」(In the Realm of Drams)
- 「レダマの木」(The Juniper Tree)
- 「帰郷」(Going Home)
- 「ある街の短い観光案内」(A Shot Guide to the City)
- 「詩の朗読」(The Poetry Reading)
- 「バッファロー・ハンター」(The Buffalo Hunter)
- 「バーでの会話」(Bar Talk)
- 「ボボの魔法のタクシー」(Something About a Death, Something About a Fire)
- 「復員兵」(The Veterman)
- 「女神の館」(Mrs. God)
- 「そしてある日また…」(Then One Day She Saw Him Again)
短編
編集- 「将軍の妻」 (The General's Wife、宮脇孝雄訳、S-Fマガジン 1987年7月 No.355に掲載)
- 「ゴースト・ヴィレッジ」(The Ghost Village、宮脇孝雄訳、ミステリマガジン 1994年8月 No.460に掲載)
- 「天国」(The Kingdom of Heaven、矢野浩三郎訳、福武書店、『幻想展覧会』に収載)
- 「ポークパイ・ハット」(Pork Pie Hat、宮脇孝雄訳、ミステリマガジン 1995年8月 No.472に掲載)
- 後藤由季子訳、扶桑社ミステリー、ミステリー・シーン編、『ロスト・コースト』に収載
- 「ミスター・クラッブ&ミスター・カフ」(Mr. Clubb and Mr. Cuff、飯田冊子訳、ハヤカワ・ミステリ文庫、『復讐の殺人』に収載) - ブラム・ストーカー賞受賞
- lost boy lost girl - ブラム・ストーカー賞受賞
映画化作品
編集- 『ゴースト・ストーリー』は1981年にアメリカ合衆国で映画化されている。監督 : ジョン・アーヴィン、主演 : フレッド・アステア。
脚注
編集- ^ Risen, Clay (2022年9月6日). “Peter Straub, Literary Master of the Supernatural, Dies at 79” (英語). The New York Times. ISSN 0362-4331 2022年9月7日閲覧。