ビー・マイ・ベイビー (ザ・ロネッツの曲)
「ビー・マイ・ベイビー」(Be My Baby)は、ザ・ロネッツが1963年8月に発表した楽曲。同年10月に全米2位を記録[2]。プロデューサーのフィル・スペクターによるウォール・オブ・サウンドの傑作として高い評価を受け、後の音楽シーンに多大な影響を与えた。ロネッツ盤の邦題は『あたしのベビー』。作詞・作曲はジェフ・バリー、エリー・グリニッチ、フィル・スペクター。編曲はジャック・ニッチェ[1]。
「ビー・マイ・ベイビー」 | ||||||||
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ザ・ロネッツ の シングル | ||||||||
初出アルバム『Presenting the Fabulous Ronettes Featuring Veronica』 | ||||||||
B面 | Tedesco and Pitman | |||||||
リリース | ||||||||
規格 | 7インチ・シングル | |||||||
録音 | ロサンゼルス、ゴールド・スター・スタジオ | |||||||
ジャンル | ポップ | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル | フィレス・レコード | |||||||
作詞・作曲 |
ジェフ・バリー エリー・グリニッチ フィル・スペクター[1] | |||||||
プロデュース | フィル・スペクター | |||||||
チャート最高順位 | ||||||||
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ザ・ロネッツ シングル 年表 | ||||||||
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「ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500」(2021年版)において22位にランクされている[3]。
備考
編集1999年、グラミーの殿堂入りを果たした。
カバー
編集- ジョニー・ディアフィールド『青い慕情』1963年10月
- 弘田三枝子 『私のベイビー』1963年12月
- 伊東ゆかり 『あたしのベビー』1964年1月
- エリー・グレニッチ 1973年 アルバム『Let It Be Written, Let It Be Sung』収録
- ベイ・シティ・ローラーズ 1974年 『エジンバラの騎士』収録
- 郷ひろみ 1975年 夏のコンサートにて日本語詞カバー 未収録
- 林寛子 1976年 アルバム『HIROKO』収録
- 黒沢浩 - 1977年 アルバム『JACK & BETTY』収録
- マイク・ラヴ 1981年 アルバム『Looking Back with Love』収録
- 萩原健一 1985年 ライブアルバム『ANDREE MARLRAU LIVE』収録
- KUWATA BAND 1986年 アルバム『ROCK CONCERT』収録
- 鄭瑞芬 1989年9月《Be My Baby》
- 田中美奈子 1989年11月
- Mi-Ke 1993年 アルバム『甦る60's 涙のバケーション』収録
- 浜田省吾 1996年 『青空の扉 〜THE DOOR FOR THE BLUE SKY〜』収録
- リンダ・ロンシュタット 1996年 『愛の贈りもの』収録
- ジョン・レノン 1998年 『ジョン・レノン・アンソロジー』収録 ※1975年のアルバム『ロックン・ロール』制作の際に録音されたが未収録となった。
- まちだガールズクワイア「MGC Classics vol.2」に収録(日本語詞をつけてのカバー)
本曲の影響を受けた作品
編集脚注
編集- ^ a b c 45cat - The Ronettes - Be My Baby / Tedesco And Pitman - Philles - USA - 116
- ^ The Ronettes Be My Baby Chart History | Billboard
- ^ “The 500 Greatest Songs of All Time” (英語). Rolling Stone (2021年9月15日). 2021年12月21日閲覧。
- ^ 100 Greatest Girl Group Songs of All Time: Critics' Picksbillboard
- ^ Phil Spector’s famous sound (and cruelty) drove The Beach Boys’ Brian Wilson to wretched obsessionsalon 2018年5月5日
- ^ Songfacts. “Say Goodbye To Hollywood by Billy Joel - Songfacts” (英語). www.songfacts.com. 2021年8月28日閲覧。