ビーベラッハ郡
ドイツの郡
ビーベラッハ郡(ビーベラッハぐん、Biberach)[注 1]はドイツのバーデン=ヴュルテンベルク州にある地方。2014年1月1日時点での郡の人口は188,696人[2]。
地理
編集ビーベラッハ郡は、ドナウ川とイラー川(Iller)[注 2]に挟まれた丘陵地帯にあたる。ドナウ川はビーベラッハ郡の北西部を南から北へ貫流している。イラー川は東側の郡境になっている。このほか、ドナウ川の支流リス川(Riss)が郡を南北に流れている。
隣接している地域は、(南から時計回りに)Ravensburg郡、Sigmaringen郡、Reutlingen郡、Alb-Donau郡、さらにバイエルン州のNeu-Ulm郡、Unterallgäu郡、メミンゲン市である。
ビーベラッハ郡内の主な町は、Biberach an der Riss、リートリンゲン(Riedlingen)、Ochsenhausen、Laupheimである。
ビーベラッハ郡の南部にはフェーデルゼー湖(Federseeがある。湖の面積は1.4km2と小さいが、新石器時代の遺跡や珍しい野鳥で有名である。
メディア
編集地方紙として『シュヴァーベン新聞(Schwäbische Zeitung)』がある[4]。
ビーベラッハ郡ではドイツ映画専門のビーベラッハ映画祭(Biberacher Filmfestspiele)[5]が開催されており、2016年に38回目を迎えた[6]。
紋章
編集鷲の紋章が図案化されたものがビーベラッヘの紋章に採用されている。もともとの紋章には、鷲とビーバーがあしらわれていた。1488年にはビーバーだけに変更された。司教杖の図案は郡の修道院を象徴したものである。
郡内の自治体
編集市 | 町 | |
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注
編集注釈
編集- ^ 「Biberach」のカタカナ転記については平成25年度会計検査院委託業務報告書『欧米主要国における原子力発電等に対する国の関与と会計検査に関する調査研究』(三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社)を参照した[1]。
- ^ 「Iller」のカタカナ転記については『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典』「オーベルストドルフ」を参照した[3]。
出典
編集- ^ 会計検査院,三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社,平成25年度会計検査院委託業務報告書『欧米主要国における原子力発電等に対する国の関与と会計検査に関する調査研究』[1],p272 (PDF) 2016年5月17日閲覧。
- ^ 2015年2月12日付Statistische Berichte Baden-Württemberg (PDF) p24, 2016年5月17日閲覧。
- ^ 『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典』,Britannica Japan Co.,Ltd,2014,「オーベルストドルフ」コトバンク版 2016年5月17日閲覧。
- ^ Schwäbische Zeitung HP Impressum 2016年5月17日閲覧。
- ^ movienet 『9000マイルの約束』 2016年5月17日閲覧。
- ^ ビーベラッハ映画祭 公式サイトBiberacher Filmfestspiele 2016 2016年5月17日閲覧。
外部リンク
編集- Official website of the district of Biberach (ドイツ語)
- Federsee Neolithic Museum (ドイツ語・英語)
- Federsee Nature Reserve (ドイツ語)