ビスケットブラザーズ

日本のお笑いコンビ

ビスケットブラザーズは、吉本興業東京本社に所属する日本のお笑いコンビNSC大阪校33期出身。旧コンビ名は「暴れ人」で、2013年に現在のコンビ名へ改名した。キングオブコント2022王者。

ビスケットブラザーズ
メンバー きん
原田泰雅
別名 ビスブラ
結成年 2011年
事務所 吉本興業
活動時期 2011年4月 -
出身 NSC大阪校33期
出会い NSC
旧コンビ名 暴れ人
現在の活動状況 ライブ、テレビなど
芸種 コント
漫才
ネタ作成者 原田泰雅
現在の代表番組 ビスケットブラザーズの行けばわかるさ! 〜三重街道中ひざくりげ〜
同期 コロコロチキチキペッパーズ
霜降り明星
ハナコなど
公式サイト 公式プロフィール
受賞歴
2020年 第5回上方漫才協会大賞 文芸部門賞
2020年 第9回ytv漫才新人賞 優勝
2021年 第56回NHK上方漫才コンテスト 優勝
2022年 第15回キングオブコント 優勝
2023年 第8回上方漫才協会大賞 話題賞
2023年 オールザッツ漫才ゴールデンSP 優勝
2023年 第4回キングオブう大 優勝
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ビスケットブラザーズチャンネル
YouTube
チャンネル
活動期間 2020年 -
登録者数 1.62万人
総再生回数 約144万回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2024年2月11日時点。
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メンバー

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きん(1991年4月27日 - )(33歳)
主にツッコミ担当。
香川県丸亀市出身、香川県立坂出高等学校卒業。本名、遠山 将吾(とおやま しょうご)。身長175 cm、体重105kg。血液型はA型。
芸名の由来は本名の遠山から『遠山の金さん』に因んだもので、同期のナダルコロコロチキチキペッパーズ)が命名した。ナダルとはコロチキが大阪を拠点に活動していた頃から同じコンビニでアルバイトしていたなど、親交が深い[1]
NSC入学当時から金髪でピアスを着けていた。同期の小西武蔵(元ヒップ☆スター、現吉本新喜劇)と8年間ルームシェアしていた[2]
趣味は野球で、丸亀市立城坤小学校時代に秋山拓巳阪神タイガース)と同じスポーツ少年団へ所属。小学3年時に同じクラスとなり仲良くなったが、その年の5月に秋山が愛媛県に引越したため約2か月間だけクラスメイトだった。2017年に秋山の誘いで2人で食事に行き17年ぶりに再会。今でも「たっくん」と呼ぶ仲で[3]、『NHK上方漫才コンテスト』(NHK大阪)で優勝を果たした際には「きんとは幼なじみなんです!! 漫才もコントも面白いんで応援お願いします」とTwitterで祝福された[4]
ダブルヒガシ率いるデブ軍団(初期メンバー)に所属している。また、ダブルヒガシの大東とのペアで「ヘチマ兄弟」と呼ばれている
2022年9月、一般女性との結婚を発表[5]。2023年10月31日、自身の主催ライブとSNSで第1子女児の誕生を報告した[6]
ゲーム実況者・ましゃかりとは高校の同級生。
原田 泰雅(はらだ たいが、1992年1月10日 - )(32歳)
主にボケ・ネタ作り担当。
大阪府岸和田市出身、大阪府立東住吉高等学校芸能文化科卒業。身長174 cm、体重110 kg。血液型はO型。独身。
趣味は漫画製作(10冊以上)、特技は長唄
幼少期は喘息持ちで身体が弱く長期入院しており、保育園や小学校もあまり行けなかった。
物心付いてから最初に笑った記憶があるのは『笑う犬の冒険』(フジテレビ)の「テリー&ドリー」。名前が原田泰造ネプチューン)と「原田泰」まで一緒のため、「♪原田泰雅です」を何度も言わされていた[7]
元々は役者志望で古典芸能を学べる高校へ入学し、特技の長唄も高校時代に身につけた。高校の先輩にコカドケンタロウロッチ)、宇都宮まき、市川義一(女と男)、野村尚平(令和喜多みな実)などがいる[8]
2020年1月6日放送『芸人報道』(日本テレビ)にて、売れていない時代に親の仕送りを頻繁にされていたことが明かされた[9]
ラジオの制作兼作家である元芸人のニキケイシとルームシェアをしている。
公園が大好き。
胸毛が濃い。

略歴

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  • 2011年、きんがピン芸人志望だった原田を何度も誘った末にコンビ結成。元々は「暴れ人(あばれびと)」というコンビ名だったが、NSCで“コンビ名を変えよう”という授業があり、同期が2人を見てふと言った「ビスケットブラザーズ」が「暴れ人」とのギャップでウケた。その後も「暴れ人」として活動していたが全くウケず、作家からダメ出しとして「キミら、いっさい暴れてないし、太ってんで」と言われたのがきっかけで現在のコンビ名へ改名した[10]
  • 2019年、キングオブコントで初の決勝進出(6位)。
  • 2020年、第9回ytv漫才新人賞で優勝し初タイトル獲得。
  • 2021年、第51回NHK上方漫才コンテストで優勝。原田の実母が会場観覧の抽選に当たり観覧へ来ていた。また大会前によしもと祇園花月京都)の出番があり、マネージャーと3人で近くの八坂神社へお参りに行っていた。
  • 2022年、キングオブコントで3年ぶり2回目の決勝進出。ファーストステージは481点を獲り1位でファイナルステージに進出。ファイナルステージも482点を獲得し合計963点を獲得。前年960点を獲得した王者の空気階段を抜き歴代最高得点を更新[11](翌年大会で優勝したサルゴリラ(964点)によって再び更新[12])、9年連続出場で悲願の優勝を成し遂げた[13]
  • 2024年春より、大阪のよしもと漫才劇場を卒業し、活動拠点を東京に移す予定[14]

芸風

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  • 原田の扮する強烈なキャラを活かしたファンタジーなコントを主に演じる。時たま漫才を披露することもあり、漫才ではきんが登場時に「ここが○○(番組名など)と聞いておりま〜す」と言いながら登場、自己紹介の後に原田が観客席に近付いて観客へ向かいツカミを行う。
    • 漫才の際は、きんはトップスが赤でボトムスが青、原田がトップスが青でボトムスが赤の衣装を着用している。場合によっては、両者ともにシャツの上に紺のジャケット、そして紺のズボンを着用する。
  • 大阪を拠点とする芸人だが、共通語でのネタも多い。

出囃子

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  • AquaCartoon Heroes』※同期の小西から薦められたのがきっかけで決まった。

賞レースでの戦績

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M-1グランプリ

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年度 結果 エントリー

No.

会場 日程 備考
2010年 (第10回) 1回戦敗退[15] 不明 [大阪]HEP HALL 9月12日(日)
2015年第11回 3回戦進出[16] 1099 [大阪]よしもと漫才劇場 10月26日(月)
2016年第12回 1回戦敗退[16] 86 [大阪]大丸心斎橋劇場 8月9日(火)
2017年第13回 3回戦進出[16] 1379 [大阪]よしもと漫才劇場 10月25日(水)
2018年第14回 327 10月23日(火)
2019年第15回 準々決勝進出[16] 1992 [大阪]なんばグランド花月 11月18日(月)
2020年第16回 2990 [東京] NEW PIER HALL 11月17日(火)
2021年第17回 3106 [大阪] なんばグランド花月 11月11日(木)
2022年第18回 準決勝進出[16] 5019 [東京] NEW PIER HALL 11月30日(水) 敗者復活戦7位
2023年第19回 準々決勝進出[16] 5918 [大阪] なんばグランド花月 11月20日(月)
2024年第20回 5393 [東京] ルミネtheよしもと 11月21日(火)

キングオブコント

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年度 結果 備考
2014年(第7回) 2回戦進出
2015年(第8回) 1回戦敗退
2016年(第9回) 2回戦進出
2017年(第10回) 準決勝進出
2018年(第11回) 準々決勝進出
2019年(第12回) 決勝6位
2020年(第13回) 準決勝進出
2021年(第14回) 準々決勝進出
2022年(第15回) 優勝 決勝キャッチフレーズ「濃厚特盛ファンタジア

その他

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出演

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テレビ

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レギュラー番組

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現在の出演番組

過去の出演番組

特別番組

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*MCもしくはメインキャスト

  • ビスケットブラザーズのウラ第7世代の逆襲(読売テレビ、2021年2月27日)
  • ビスブラ&男ブラのぶらりコント旅 さんぶら(関西テレビ、2023年11月5日)[25]

ラジオ

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単独ライブ

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  • 2015年
  • 2016年
    • 6月26日 -『かえってきたはらたい先生 〜きんの夏休み〜』(道頓堀ZAZA HOUSE / 大阪)
    • 11月26日 -『拙者、センター分けにて候 〜同時上映「だってあいつ優しいもん」〜』よしもと漫才劇場 / 大阪)
  • 2017年
    • 4月14日 -『かつてマフラーと呼ばれたおばさん 〜同時上映〜 青く優しく』(よしもと漫才劇場 / 大阪)
    • 11月25日 -『わてはキス魔のマントヒヒ 〜同時上映〜 シドニー・ウィリアムスと奇跡のピアノ』(よしもと漫才劇場 / 大阪)
  • 2019年
    • 10月19日 -『さようなら四つ葉のお兄さん』(よしもと漫才劇場 / 大阪)
  • 2022年
  • 2023年
  • ビスケットブラザーズ単独ライブ「町のクチビル代理店」(2022年10月12日発売、よしもとミュージック)[27]

脚注

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  1. ^ “<キングオブコント>ビスケットブラザーズ「今年はマジで仕上がってます!」”. WEBザテレビジョン (KADOKAWA): p. 3. (2019年9月21日). https://thetv.jp/news/detail/204731/p3/ 2023年11月1日閲覧。 
  2. ^ ビスケットブラザーズ きん [@abare_kin] (2021年8月25日). "日付けかわって今日!!! ビスケットブラザーズのトークライブ 『BB談』あるよ! ゲストに新喜劇の 小西武蔵きてくれるよ!…". X(旧Twitter)より2023年11月1日閲覧
  3. ^ “幼なじみ阪神秋山と帰った童心、ビスブラきんが驚いた変わらぬ「たっくん」”. 日刊スポーツ (日刊スポーツNEWS). (2021年10月16日). https://www.nikkansports.com/baseball/news/202110150000626.html 2023年11月1日閲覧。 
  4. ^ 秋山拓巳 [@akymtkm46] (2021年9月18日). "昨日は嬉しいことがありました‼️ ビスケットブラザーズがNHK上方漫才コンテストで優勝してました!きんとは幼なじみなんです‼️…". X(旧Twitter)より2023年11月1日閲覧
  5. ^ “ビスケットブラザーズきん、結婚を発表”. お笑いナタリー (ナターシャ). (2022年9月19日). https://natalie.mu/owarai/news/494332 2022年10月10日閲覧。 
  6. ^ “KOC王者”ビスケットブラザーズ・きん、第1子女児誕生「父親ってこんなに世界がキラキラして見えるんだ」”. ORICON NEWS (2023年10月31日). 2023年11月1日閲覧。
  7. ^ 東京で考え中 (2020年8月5日). “ビスケットブラザーズを徹底解剖!コントも漫才もイケる2人のルーツに迫る”. note. 2023年11月1日閲覧。
  8. ^ 230円の牛丼でコンビ結成承諾? ビスケットブラザーズの出会いとは?”. ch FILES (2021年5月30日). 2023年11月1日閲覧。
  9. ^ 「芸人報道 〜1時間SP〜」2020年1月7日(火)放送内容”. 価格.com. テレビ紹介情報. 2021年2月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月17日閲覧。
  10. ^ ビスケットブラザーズ「母のうれし涙」に思わず…!? 上方漫才コンテスト優勝【30問30答】”. ラフ&ピース ニュースマガジン. 吉本興業 (2021年9月23日). 2021年9月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月1日閲覧。
  11. ^ “松本人志「ほんこん以来や!」ビスケットブラザーズ原田の行動に驚き【ダウンタウンDX】”. デイリースポーツ online (株式会社デイリースポーツ). (2023年1月19日). https://www.daily.co.jp/leisure/kansai/2023/01/19/0015977902.shtml 2023年1月19日閲覧。 
  12. ^ キングオブコント 王者はサルゴリラ 最年長記録&最高得点更新 児玉「大変だったけど楽しかった」”. スポニチ Sponichi Annex (2023年10月22日). 2023年10月29日閲覧。
  13. ^ “『KOC』15代目王者にビスケットブラザーズ 歴代最高得点で3018組の頂点に”. ORICON NEWS (oricon ME). (2022年10月8日). https://www.oricon.co.jp/news/2252385/full/ 2023年11月1日閲覧。 
  14. ^ Inc, Natasha. “ビスブラ、kento fukaya、滝音、今井らいぱちが東京進出を発表 らぶおじさんも行く”. お笑いナタリー. 2024年2月11日閲覧。
  15. ^ 日程・結果 M-12010”. M-1グランプリ 公式サイト. 2022年12月16日閲覧。
  16. ^ a b c d e f ビスケットブラザーズ | コンビ情報”. M-1グランプリ 公式サイト. 2024年11月26日閲覧。
  17. ^ “「第40回ABCお笑いグランプリ」決勝は7月21日、GYAO!で解説付ライブ配信”. お笑いナタリー (ナターシャ). (2019年6月17日). https://natalie.mu/owarai/news/335727 2020年1月17日閲覧。 
  18. ^ “「上方漫才協会大賞」大賞はミキ!特別賞にかまいたち「こんなん何個あってもいい」”. お笑いナタリー (ナターシャ). (2020年1月14日). https://natalie.mu/owarai/news/363101 2020年1月17日閲覧。 
  19. ^ “からし蓮根、世間知らズ、オズワルド、滝音ら「ABCお笑いグランプリ」決勝に進出”. お笑いナタリー (ナターシャ). (2020年6月26日). https://natalie.mu/owarai/news/385043 2023年11月1日閲覧。 
  20. ^ “延期していた「第9回ytv漫才新人賞決定戦」が8月に開催決定”. お笑いナタリー (ナターシャ). (2020年7月21日). https://natalie.mu/owarai/news/388519 2023年11月1日閲覧。 
  21. ^ “ビスケットブラザーズが「第9回ytv漫才新人賞決定戦」優勝”. お笑いナタリー (ナターシャ). (2020年8月2日). https://natalie.mu/owarai/news/390189 2023年11月1日閲覧。 
  22. ^ “ビスケットブラザーズが「オールザッツ漫才」優勝「忘れ物を取りに行けた」”. お笑いナタリー (ナターシャ). (2023年8月16日). https://natalie.mu/owarai/news/537135 2023年11月1日閲覧。 
  23. ^ しあわせ漫才大家族”. BSよしもと (2024年6月). 2024年6月19日閲覧。
  24. ^ kento fukaya、ビスケットブラザーズ、滝音によるGAORA新番組「マジで勘弁!けびた君」6月2日放送開始”. FANYマガジン (2023年5月2日). 2023年5月17日閲覧。
  25. ^ ビスブラ&男ブラのぶらりコント旅さんぶら”. 関西テレビ (2023年11月). 2023年11月8日閲覧。
  26. ^ “レインボー、天才ピアニスト、ビスブラが年始「オールナイトニッポン0」担当”. お笑いナタリー (ナターシャ). (2022年12月26日). https://natalie.mu/owarai/news/506648 2023年1月8日閲覧。 
  27. ^ “ビスケットブラザーズの単独ライブが初DVD化、タワレコで予約イベント実施”. お笑いナタリー (ナターシャ). (2022年5月22日). https://natalie.mu/owarai/news/478499 2022年10月10日閲覧。 

外部リンク

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