ヒラム・ビソーン・スタジアム
エスタディオ・ヒラム・ビソーン(西: Estadio Hiram Bithorn)は、プエルトリコのサンフアンにある野球場。球場名は、1942年4月15日にシカゴ・カブスでデビューし、プエルトリコ出身では初のメジャーリーガーとなった投手ヒラム・ビソーンから。
エスタディオ・ヒラム・ビソーン Estadio Hiram Bithorn | |
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施設データ | |
所在地 |
プエルトリコ サンフアンHato Rey |
開場 | 1962年 |
所有者 | サンファン市 |
グラウンド |
天然芝(開場時)、 人工芝(Astroturf:1995年 - 、 FieldTurf:2004年 - ) |
建設費 | 不明 |
設計者 | 不明 |
収容人員 | |
18,000人 | |
グラウンドデータ | |
球場規模 |
左翼 - 315 ft (約96.0 m) 左中間 - 360 ft (約109.7 m) 中堅 - 399 ft (約121.6 m) 右中間 - 360 ft (約109.7 m) 右翼 - 313 ft (約95.4 m) |
フェンス | 8 ft (約2.4 m) |
プエルトリコのプロ野球ウィンターリーグ "リーガ・デ・ベイスボル・プロフェシオナル・デ・プエルトリコ(LBPPR)" の球団のうち、サンフアンに本拠地を置くセナドーレス・デ・サンファンとカングレヘロス・デ・サントゥルセの2チームがかつて本拠地にしていた。しかしその後セナドーレスはアレシーボへ、カングレヘロスはマナティへそれぞれ移転した。このため、現在は当球場を本拠地にしているチームはない。
プエルトリコ最大の野球場であるため、メジャーリーグベースボールの公式戦や、WBCなどの国際大会などが開催されることもある。
主要な出来事
編集- 1984年9月14日、プエルトリコのプロレス団体「WWC」の創立記念祭が開催され、34,383人を動員した。
- 2001年4月1日、メジャーリーグ開幕戦トロント・ブルージェイズ-テキサス・レンジャーズが開催された(ブルージェイズ 8-1 レンジャーズ)[1]。
- 2003年と2004年には、観客動員の低迷にあえいでいたモントリオール・エクスポズ(現ワシントン・ナショナルズ)が、全主催試合81試合のうち22試合をこの球場で行っている。
- 2006年3月、ワールド・ベースボール・クラシックの1次リーグ(POOL C)及び2次リーグ(POOL 2)が行われた。
- 2009年3月、ワールド・ベースボール・クラシックの1次ラウンド(POOL D)が行われた。
- 2010年6月、メジャーリーグの試合ニューヨーク・メッツVSフロリダ・マーリンズの3連戦が開催[2]。