パーサック・チョンラシットダム

パーサック・チョンラシットダムタイ語: เขื่อนป่าสักชลสิทธิ์)は、タイ国王ラーマ9世の発案に基づき、洪水を防ぐために建設された、タイ王国における最長のダムである。管轄する農業・協同組合省によって、1994年12月2日に建設が始められた。[2]

パーサック・チョンラシットダム
所在地 ロッブリー県パッタナーニコム郡、サラブリー県ワンムワン郡
位置
北緯14度51分7秒 東経101度4分59秒 / 北緯14.85194度 東経101.08306度 / 14.85194; 101.08306座標: 北緯14度51分7秒 東経101度4分59秒 / 北緯14.85194度 東経101.08306度 / 14.85194; 101.08306
河川 パーサック川
ダム諸元
ダム型式 アースダム
有効貯水容量 7,323,000[1] m3
事業主体 タイ国農業・協同組合省灌漑局
着手年 / 竣工年 1994年1999年
備考 総工費 233億3600万タイバーツ[2]
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沿革

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雨季におけるパーサック川流域の洪水と、乾季の水不足は、毎年決まって発生する問題となっていた。1989年2月19日、ラーマ9世は灌漑局に対し、チャオプラヤー川下流地帯、バンコクとその周辺における上記の問題を解決するため、ダムの建設を検討するよう命じた。自然環境調査の後、1994年5月3日、内閣はパーサック川ダムと貯水池の建設計画を承認した。[2]

パーサック・チョンラシットダムは、1994年12月2日から1999年9月30日までの5年間をかけて建設された。1998年6月15日シリントーン王女により貯水式典が催され、1998年10月7日、ラーマ9世によりパーサック・チョンラシットダムと命名された。[2]

1999年11月25日、ラーマ9世、シリキット王妃、シリントーン王女によるパーサック・チョンラシットダム完成式典が催された。

観光

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パーサック・チョンラシットダムは貯水ダムであると同時に、ロッブリー県の観光地でもあり、ダムの周辺には以下の様々な観光地がある。

  • ロッブリー県側
    • パーサック・チョンラシットダム駅 パーサック・チョンラシットダムの入り口に位置する。
    • ダム湖畔多目的施設。パーサック・チョンラシットダムの眺望地。
    • パーサック・チョンラシットダム博物館。
    • パーサック・チョンラシットダムの堤防の上を走る観光車両。往復距離9,720m。
  • サラブリー県側
    • ルアン・プー・ヤイ・パーサック(仏像)。ダムの湖畔に位置する。

脚注

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関連事項

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