パーカー・ブリッドウェル

パーカー・アラン・ブリッドウェルParker Alan Bridwell, 1991年8月2日 - )は、アメリカ合衆国テキサス州デフスミス郡ヒアフォード英語版出身の元プロ野球選手投手)。右投右打。

パーカー・ブリッドウェル
Parker Bridwell
エンゼルス時代(2017年8月20日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 テキサス州デフスミス郡ヒアフォード英語版
生年月日 (1991-08-02) 1991年8月2日(33歳)
身長
体重
6' 4" =約193 cm
185 lb =約83.9 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2010年 MLBドラフト9巡目(全体268位)でボルチモア・オリオールズから指名
初出場 2016年8月21日
最終出場 2018年9月30日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

愛称はPバード[1]

経歴

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プロ入りとオリオールズ時代

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2010年MLBドラフト9巡目(全体268位)でボルチモア・オリオールズから指名され、プロ入り。契約後、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・オリオールズでプロデビュー。A-級アバディーン・アイアンバーズ英語版でもプレーし、2球団合計で4試合(先発2試合)に登板して防御率1.59、6奪三振を記録した。

2011年はA-級アバディーンとA級デルマーバ・ショアバーズ英語版でプレーし、2球団合計で17試合(先発16試合)に登板して2勝8敗、防御率5.26、70奪三振を記録した。

2012年はA級デルマーバでプレーし、23試合(先発22試合)に登板して5勝9敗、防御率5.98、71奪三振を記録した。

2013年もA級デルマーバでプレーし、26試合に先発登板して8勝9敗、防御率4.73、144奪三振を記録した。

2014年はA+級フレデリック・キーズ英語版でプレーし、26試合に先発登板して7勝10敗、防御率4.46、142奪三振を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、グレンデール・デザートドッグス英語版に所属した。

2015年はAA級ボウイ・ベイソックスでプレーし、18試合に先発登板して4勝5敗、防御率3.99、93奪三振を記録した。オフの11月20日にはルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[2]

2016年、マイナーでは主にAAA級ノーフォーク・タイズでプレー。8月21日にメジャー初昇格を果たし[3]、同日のヒューストン・アストロズ戦でメジャーデビュー。この年メジャーでは2試合に登板して防御率13.50だった。

2017年4月14日にDFAとなった[4]

エンゼルス時代

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2017年4月17日に金銭トレードで、ロサンゼルス・エンゼルスへ移籍した[5]。メジャー初先発となった5月30日のアトランタ・ブレーブス戦では6回3失点の投球でメジャー初勝利を挙げた[6]。6月以降は先発ローテーションに定着し、シーズン最終戦となるシアトル・マリナーズ戦で二桁勝利となる10勝に到達した[7]

2018年は右肘の炎症のためシーズンの大半を欠場し、メジャーでの登板はわずか5試合、勝ち星は1勝にとどまった。

2018年のシーズンオフはウェイバー公示での移籍を繰り返し、11月26日にニューヨーク・ヤンキース[8]、12月21日に再びエンゼルス[9]2019年1月22日にオークランド・アスレチックスへ移った[10]。1月25日にマルコ・エストラーダの加入に伴い、マイナー契約で傘下のAAA級ラスベガス・アビエイターズへ配属されたが[11]、4月6日に自由契約となった。4月9日に三たびエンゼルスとマイナー契約を結び[4]、この年はAAA級ソルトレイク・ビーズで22試合に登板して6勝6敗の成績を挙げたが、メジャー昇格の機会はなく、シーズン終了後の11月4日にFAとなった。

ツインズ傘下時代

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2020年1月28日にミネソタ・ツインズとマイナー契約を結んだが[4]新型コロナウイルスの感染拡大の影響でマイナーリーグが開催されなかったため、公式戦での登板がないまま、オフの11月2日にFAとなった[4]

投球スタイル

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平均92.5mph(約148.9km/h)のフォーシームが約4割を占め、割合別では次いでカーブツーシームカッターチェンジアップの順で投げる。スライダーは滅多に投げない[12]

詳細情報

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年度別投手成績

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W
H
I
P
2016 BAL 2 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 15 3.1 5 2 1 0 0 3 0 0 5 5 13.50 1.80
2017 LAA 21 20 0 0 0 10 3 0 0 .769 492 121.0 115 19 30 0 4 73 4 0 52 49 3.64 1.20
2018 5 1 0 0 0 1 0 0 0 1.000 36 6.2 14 5 2 0 0 3 0 0 13 13 17.55 2.40
MLB:3年 28 21 0 0 0 11 3 0 0 .786 543 131.0 134 26 33 0 4 79 4 0 70 67 4.60 1.27

年度別守備成績

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投手(P)












2016 BAL 2 0 0 0 0 ----
2017 LAA 21 9 5 2 0 .875
2018 5 0 2 0 0 1.000
MLB 28 9 7 2 0 .889

背番号

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  • 68(2016年)
  • 62(2017年 - 2018年)

脚注

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  1. ^ Explaining Angels Players Weekend nicknames MLB.com (英語) (2017年8月24日) 2017年8月27日閲覧
  2. ^ Dan Connolly (2015年11月20日). “Chris Lee, Andrew Triggs and Parker Bridwell added to Orioles' 40-man roster” (英語). baltimoresun.com. 2017年8月1日閲覧。
  3. ^ Roch Kubatko (2016年8月21日). “Orioles call up Parker Bridwell” (英語). masnsports.com. 2017年8月1日閲覧。
  4. ^ a b c d MLB公式プロフィール参照。2024年5月5日閲覧。
  5. ^ Pedro Moura (2017年7月20日). “After years of toil, the Angels' Parker Bridwell is seeing things break his way” (英語). Los Angeles Times. 2017年8月1日閲覧。
  6. ^ Albert Pujols hits 599th HR in Angels' 9-3 win over Braves
  7. ^ Parker Bridwell 2017 Pitching Game Logs”. Baseball-Reference.com. 2024年5月5日閲覧。
  8. ^ “Yanks claim Parker Bridwell off waivers from Angels, DFA Ronald Torreyes” (英語). ESPN. (2018年11月27日). http://www.espn.com/mlb/story/_/id/25386162/yanks-claim-parker-bridwell-waivers-angels-dfa-ronald-torreyes 2018年11月28日閲覧。 
  9. ^ Rhett Bollinger (2018年12月21日). “Angels re-claim Bridwell on waivers from Yanks” (英語). MLB.com. 2019年2月20日閲覧。
  10. ^ Jane Lee (2019年1月22日). “A's claim RHP Bridwell off waivers from Angels” (英語). MLB.com. 2019年2月20日閲覧。
  11. ^ Jane Lee (2019年1月25日). “A's sign right-hander Estrada to 1-year deal” (英語). MLB.com. 2019年2月20日閲覧。
  12. ^ Parker Bridwell Baseball Statistics 2010-2017”. Baseball Cube. 2017年8月1日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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