パトリック・マコー
パトリック・アンドリュー・マコー (Patrick Andrew McCaw , 1995年10月25日 - )は、アメリカ合衆国・ミズーリ州セントルイス出身のバスケットボール選手。デラウェア・ブルーコーツ所属。ポジションはSF/SG。
UNLV時代のマコー | |
デラウェア・ブルーコーツ No.00 | |
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ポジション | SF/SG |
基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
生年月日 | 1995年10月25日(29歳) |
出身地 | ミズーリ州セントルイス |
身長 | 201cm (6 ft 7 in) |
体重 | 84kg (185 lb) |
ウィングスパン | 208cm (6 ft 10 in)[1] |
キャリア情報 | |
出身 | ネバダ大学ラスベガス校 |
ドラフト | 2016年 2巡目 38位 MIL |
選手経歴 | |
2016-2018 2018-2019 2019-2021 2022- |
ゴールデンステート・ウォリアーズ クリーブランド・キャバリアーズ トロント・ラプターズ デラウェア・ブルーコーツ |
受賞歴 | |
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Stats Basketball-Reference.com | |
経歴
編集プロ入り前
編集セントルイスの地元の高校から、最終学年にケビン・デュラントなどを輩出したメリーランド州のモントロス・クリスチャン高校に転校したマコーは、シーズン20勝5敗の好成績に導き、注目を集める。大学はネバダ大学ラスベガス校に進学。2年間プレーし平均12,2得点 4.2リバウンド 3.3アシスト 1.98スティールを記録。2年生時の2015-16しには平均14.4得点 5.2リバウンド 3.9アシスト 2.48スティールを記録し、マウンテン・ウェスト・カンファレンスの2ndチームとオールディフェンシブチームに選出された。
NBAキャリア
編集マコーは2年間同大学でプレーした後2016年のNBAドラフトにアーリーエントリーを表明[2]。ドラフトでは38位でミルウォーキー・バックスから指名されたが、学生時代からマコーに注目していたというゴールデンステート・ウォリアーズの重役ジェリー・ウェストがマコーを獲得するようにフロント陣に要請し、2万4千ドルの現金と引き換えにトレードでマコーとの交渉権を獲得[3]。NBAサマーリーグを経て7月に正式にウォリアーズと契約した[4]。
2016-17シーズン開幕戦のサンアントニオ・スパーズ戦でNBA初出場。2017年1月10日のマイアミ・ヒート戦で初の先発出場を果たし、107-95での勝利に貢献[5]。ケビン・デュラントが左膝の負傷で戦線離脱した2月以降は先発で起用され、13日のデンバー・ナゲッツ戦では19得点を記録した[6]。その後もベンチプレーヤーとして経験を積み、プロ1年目ながらNBAチャンピオンを経験。更に2017-18シーズンも優勝を経験した。
2018年夏、制限付き[FAとなったマコーは、ウォリアーズからの2年400万ドル(無保証)のオファーを断り、クリーブランド・キャバリアーズから提示された1年300万ドルのオファーシートにサイン。ウォリアーズはマッチングをせずにキャバリアーズへの移籍が決定。しかし、左膝の負傷に悩まされ、2019年1月7日に解雇された[7]。
2019年1月10日、トロント・ラプターズと契約[8]。ラプターズでもNBAチャンピオンを経験し、3年連続で優勝を経験した。
3年連続、しかも異なるチームでNBAチャンピオンを経験という強運の持ち主だったマコーだったが、ラプターズでも自身の地位を築くまでには至らず、2021年4月8日に解雇[9][10]。以降は無所属が続いていだが、2022年2月にデラウェア・ブルーコーツと契約し、復活を目指すことになった。
その他
編集- 2017年、2018年はウォリアーズで、2019年はラプターズでNBAチャンピオンとなっており、現役選手の中で3年連続で優勝を経験した唯一の選手である[11]。
脚注
編集- ^ “Patrick-McCaw”. draftexpress.com (2016年). 2017年10月25日閲覧。
- ^ Patrick McCaw Declares for NBA Draft
- ^ Warriors Select Vanderbilt Center Damian Jones With 30th Overall Pick in 2016 NBA Draft
- ^ Warriors Sign Rookie Guard Patrick McCaw to Contract
- ^ Curry, Durant lead Warriors past Heat 107-95
- ^ Nuggets stun Warriors with record-tying 3-point barrage
- ^ “キャバリアーズがパトリック・マコーを僅か3試合で解雇へ!!”. 楽天 (2019年1月8日). 2021年11月24日閲覧。
- ^ “Raptors Sign Patrick McCaw”. NBA.com (January 10, 2019). January 10, 2019閲覧。
- ^ “Raptors waiving Patrick McCaw”. Sportando (2021年4月9日). 2021年11月24日閲覧。
- ^ “ラプターズがパトリック・マカウをウェイブ”. NBA Sweetdays (2021年4月9日). 2021年11月24日閲覧。
- ^ “両チームを通じて唯一の“3連覇”を達成したパトリック・マコー「すごいことだね」”. バスケットボールキング (2019年6月15日). 2021年11月24日閲覧。
外部リンク
編集- 選手の通算成績と情報 NBA、NBA日本、Basketball-Reference
- UNLV Runnin' Rebels bio