パキスタン国立銀行
パキスタン国立銀行(パキスタンこくりつぎんこう、ウルドゥー語: بینک دولت پاکستان、英語: State Bank of Pakistan, SBP)は、パキスタンの中央銀行である。本店をカラチ市に置く。パキスタン・ナショナル銀行(英語名: National Bank of Pakistan, NBP)とは無関係である。
本店 | パキスタン・カラチ |
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設立 | 1948年 |
国 | パキスタン |
通貨 |
パキスタン・ルピー PKR (ISO 4217) |
ウェブサイト | www.sbp.org.pk |
1947年8月14日、イギリスから独立を果たしてパキスタン・イスラム共和国の成立を経て、1948年6月制定の1948年パキスタン国立銀行法により、中央銀行が設立した。現在の根拠法は1956年パキスタン国立銀行法である。
パキスタン国立銀行設置法では、紙幣(銀行券)の発行調整、金融・通貨安定化を確保するための予備金保有、国の通貨、金利政策を優先的に操作できる権限などを規定している。
歴代総裁
編集- ザーヒド・フセイン(1948年6月10日~1953年7月19日)
- アブドゥル・カーディル(1953年7月20日~1960年7月19日)
- シュジャーアト・アリー・ハスニー(1960年7月20日~1967年7月19日)
- マフブーブル・ラシード(1967年7月20日~1971年7月1日)
- シャークルッラー・ドゥッラーニー(1971年7月1日~1971年12月22日)
- グラーム・イスハーク・ハーン(1971年12月22日~1975年11月30日)
- サイード・オスマーン・アリー(1975年12月1日~1978年7月1日)
- アフターブ・グラーム・ナビー・カーズィー(1978年7月15日~1986年7月9日)
- ワスィーム・アウン・ジャアファリー(1986年7月10日~1988年8月16日)
- イムティヤーズ・アーダム・ハンフィー(1988年8月17日~1989年2月9日、1期目)
- カースィム・パーレク(1989年9月5日~1990年8月30日)
- イムティヤーズ・アーダム・ハンフィー(1990年9月1日~1993年6月30日、2期目)
- ムハンマド・ヤアクーブ(1993年7月25日~1999年11月25日)
- イシュラト・フセイン(1999年12月2日~2006年12月1日)
- シャムシャード・アフタル(2006年12月2日~2009年1月1日)
- サイード・サリーム・ラザー(2009年2月1日~2010年2月8日)
- シャーヒド・ハフィーズ・カールダール(2010年9月8日~2011年7月13日)
- ヤシーン・アンワル(2011年12月20日~2014年1月[1])
- アシュラフ・マフムード・ワートフラー(2014年4月[1]~2017年4月28日)
- ターリク・バジワ(2017年7月7日~2019年5月3日)
- レザー・バキール(2019年5月4日~2022年5月4日)
- ムルタザ・サイード(代行:2022年5月6日~8月26日)
- ジャミール・アーメド(2022年8月26日~)
関連項目
編集出典
編集- ^ a b “Ashraf Wathra appointed as State Bank governor”. The Express Tribune. (2014年4月28日) 2016年8月22日閲覧。